本記事の内容
- ブログのドメイン名の決め方
- ブログの記事URLの決め方
- WordPressで記事URLを設定する方法
本記事の執筆者
うぃる(@willblog13)
この記事を書いているぼくは、ブログ歴4年目。そんなぼくも、ブログ開始当初はあなたと同じ悩みを抱えていました。
ブログ運営で、記事のURLはかなり重要です。ある意味そのブログの"顔"となる部分になるからです。
当然SNSなどでリンクを貼れば、ブログURLがユーザーに見えます。だからめっちゃ重要な部分です。
なので、今回はブログURLの決め方に関して、網羅的にまとめてみました。
この記事を読めば、URL関係は一発で理解できるようになっています。
ブログURLの注意点、よくある質問にも触れているので、ぜひ最後まで読み進めてみてください。
それでは、早速いきましょう!
ブログのURLは2つ決めましょう
まずは、ブログURLについては2つの重要な要素を決めていかないといけません。それが以下のとおり。
- ドメイン名
- パーマリンク(記事URL)
それぞれ解説します。
ドメイン名
まず、ドメイン名とは、ブログ全体で共通するURLのこと。
たとえば、このブログでいうと、以下の「will-blog.com」部分ですね。
「https://will-blog.com/」
ドメイン名はブログの顔です。ユーザーが最初に目にするため、しっかりと決める必要があります。
パーマリンク(記事URL)
続いて、パーマリンクとは、ブログにある各記事のURLです。
先ほど書いたドメイン名のあとに続く部分のことですね。
たとえば、この記事でいうと、以下の「blog-url」の部分です。
「https://will-blog.com/blog-url」
パーマリンクは記事ごとに異なります。詳しくはあとで書きますが、記事の内容やキーワードが入ることが多いです。
ブログドメイン名の決め方4選
早速、ブログドメイン名の決め方を4つ紹介していきます。それが以下のとおり。
- ブログ名と同じにする
- 自分の名前やニックネームを入れる
- ブログのテーマ・ジャンルから決める
- 関連キーワードを組み合わせる
それでは、ブログドメイン名の決め方を4つ紹介します。
①ブログ名と同じにする
まず、1番オススメの決め方が、ブログ名と同じにすることです。
なぜなら、ブログ名とドメイン名を一致させることで、ユーザーに覚えてもらいやすくなるからです。一種の「ブランディング」ですね。
ブログ名の具体例
- 転職アンテナさん(tenshoku-antenna.com)
- やさしくネットさん(yasashikunet.com)
- ノマド的節約術(nomad-saving.com)
ブログURLの決め方のベストアンサーだと思います。こだわりが無い方はこの決め方で考えるのがベストかと。
②自分の名前やニックネームを入れる
自分の名前やニックネームをブログ名に組み込むのもアリな決め方です。
①と同じで、ブログが伸びるほど、個人の知名度が上がるブランディングにつながるからです。
割と個人ブロガーや芸能人に多い方法ですね。個人ブログだと以下のような感じです。
- マナブさん(manablog.com)
- ヒトデさん(hitodeblog.com)
- うぃる(will-blog.com)
ちなみに、ぼくもこの方法を使っています。
「実名」「ペンネーム」「ニックネーム」などに関連したドメインを取得するのがオススメです。
③ブログのテーマ・ジャンルから決める
ブログのテーマやジャンルから考えるのもいい決め方ですね。
なぜなら、ユーザーがそのブログの内容を把握しやすくなるからです。
例えば、料理がメインテーマのブログだったら、
- cooking
- food
- lunch
- dinner
などが入っていれば、ドメインを見るだけでブログの内容が想像できますよね。
そして、興味をもったユーザーがアクセスしやすくなるわけです。
④関連キーワードを組み合わせる
あとは、下記のような関連キーワードを組み合わせる決め方でもいいでしょう。
- 名前
- 地域名
- 発信ジャンル
- 発信スタイル
以下の組み合わせが考えられます。
- 名前×地域名 例)will-tokyo.com
- 地域名×発信ジャンル 例)tokyo-travel
- 発信ジャンル×発信スタイル 例)cooking-easy
ドメイン名の決め方は自由なので、上記の4つの決め方をベースに考えてみてください。
ブログの記事URLの決め方3選
次は、パーマリンク(ブログの記事URL)の決め方を3つ紹介していきます。
- シンプルかつ意味がわかるものにする
- 英単語にする
- ハイフンで区切る
上記3つのポイントについて解説していきます。
①シンプルかつ意味がわかるものにする
まず、記事URLはシンプルかつわかりやすいことが大事です。
なぜなら、URLはサイトへの入り口だから。ここで意味の分からないURLを設定していると、ユーザーもアクセスしにくくなります。
また、Googleも公式で以下のように述べています。
サイトの URL 構造はできる限りシンプルにします。論理的かつ人間が理解できる方法で URL を構成できるよう、コンテンツを分類します。
引用:Google の URL 構造ガイドライン | Google 検索セントラル
可能であれば、長い ID 番号ではなく意味のある語句を URL に使用します。
たとえば、以下のような感じです。
- NG:https://exaple.com/12345
- OK:https://exaple.com/blog-writing
ユーザーのことも考えつつ、シンプルで意味が通る内容にしましょう。
②英単語にする
また、記事URLには英単語を用いるようにしましょう。
理由は、以下のとおり。
- 国際的にもわかりやすい
- プロっぽさがでる
特にプロっぽさが出る点が重要です。たとえば、下の方が「お!信頼できそう」と思いますよね。
- NG:https://exaple.com/burogu-kakikata
- OK:https://exaple.com/blog-writing
こんなところでユーザーを取りこぼすのはナンセンスなので、きちんと英単語を使ってプロっぽさを演出しましょう。
③ハイフンで区切る
記事URL内の単語はハイフンで区切りましょう。
そうすることで、検索エンジンもユーザーも単語を認識しやすくなります。
- NG:https://exaple.com/howtowrite
- OK:https://exaple.com/how-to-write
上記のように、見やすいURL構造を意識しましょう。英単語数を2~3語に抑えることも大事です。
WordPressブログでURLを設定する方法
続いては、実際にWordPressでブログURLを設定する方法を紹介していきます。
※ドメインはサーバー契約時に決めるので、ここからの話はパーマリンク限定になります。ドメインを決めるタイミングは『WordPressブログの始め方』の記事を参照してください。
パーマリンクの設定方法
まずはパーマリンクを設定していきましょう。下記の手順で進めてみてください。
step
1WordPressの管理画面から「設定」→「パーマリンク」にアクセス
step
2パーマリンク構造の選択メニューから「投稿名」を選択
ブログのほとんどは「投稿名」で設定されていることが多いですね。
ドメイン直下に記事URLがセットされるので、1番無難な設定になります。
記事ごとのURL設定方法
次に記事ごとのURL設定をしていきましょう。パーマリンク(ブログ記事URL)は記事を書くたびに設定する必要があります。
step
1任意の記事編集画面を開く
step
2右側の「投稿」からURLをクリック
step
3パーマリンクの設定が開くので、任意の文字列を入力する
これで完了です。各記事で忘れずに設定しましょう。
カテゴリーやタグのURL設定方法
まだ設定するべきブログURLがあります。それが、カテゴリーやタグのURL設定です。
※今回はカテゴリーの場合で解説します。
step
1投稿メニューから「カテゴリー」をクリック
step
2新規カテゴリーを追加する画面が表示されるので、任意の「名前」「スラッグ」を入力
これだけです。「スラッグ」がいわゆるURLとして表示される部分です。
ブログURLの決め方で注意すべきこと
ブログURLの決め方を知ったうえで、注意すべきことをいくつか挙げます。以下のとおり。
- 日本語は使わない方がいい
- 短くシンプルにした方がいい
- URLの変更はしてはいけない
ブログURLの決め方でかなり重要な部分です。必ず目を通してください。
日本語は使わない方がいい
まずは、日本語およびローマ字化した日本語を使わないことです。理由は以下の2点。
- Googleのクローラーが認識しにくくなる
- エンコードされた表示になりURLが長くなる可能性がある
具体例を示すと、以下のとおり。
- NG:https://簡単料理.com/
- OK:https://easy-cooking.com/
Google翻訳などを使いつつ、英語のURLにしましょう。
短くシンプルにした方がいい
また、URLは短くしましょう。
なぜなら、ユーザーが覚えやすいからです。ぶっちゃけ理由はそれだけですが、かなり重要です。
たとえば、以下の例だと後者のほうがよくないですか?
- NG:https://cooking-italian-french-japanese-amarican.com/
- OK:https://cooking-world.com/
極力URLは短くするように意識していきましょう。
URLの変更はしてはいけない
最後に絶対にやってはいけないことを紹介します。それが、URLの変更です。
理由は、以下の問題が生じるから。
- 検索エンジンからの評価が失われる
- 外部からのリンクが失われる
- サイト内のURL変更が手間になる
開設して間もないサイトなら被害が最小になりますが、2,3・・・年と長く続いているサイトほどやってはいけません。
デメリットしかないので、URLの変更は基本的にNGだと心得ておきましょう。また、そのような背景から最初のURL設定がめっちゃ大事ってことです。
ブログURLの決め方でよくある質問
最後にブログURLの決め方に関してよくある質問に回答していきます。
①ブログのURLってSEOに影響あるの?
いいえ、ブログのURLはSEOに影響を与えないと言われています。
いくらURLを整えたところで検索エンジンによい影響は与えません。
とはいえ、Google規約で禁止されている単語等が混ざったURLは、SEOに悪い影響を与える可能性はあります。
普通のURLなら問題ないので、そこまで気にすることはありません。
②途中でブログURLを変更できるの?
はい。しかし、途中でのURL変更は避けた方がいいです。
理由は先ほども書いたとおり。Googleからの評価がなくなったり、内部リンクが崩れたり、外部リンクがなくなったりするからです。
しかし、どうしても変えたい場合は、リダイレクト設定をすればOKです。
リダイレクト設定は、古いURLにアクセスした場合に新しいURLへ自動的に転送する設定のこと。
ですが、基本的にブログURLは途中で変えない方がいいとおぼえておきましょう。
③ブログ名は変更しちゃだめ?
いいえ、ブログ名は変更しても問題ありません。
ブログを運営していると、いつも間にか発信ジャンルが変わっていることがあります。それに合わせてブログ名は変えてもOKです。
具体例1
料理ブログ:うぃるのクッキングブログ
↓
アフィリエイト情報ブログ:うぃるのアフィリエイト塾
↓
仮想通貨ブログ:BITWILL
上記のように、自由に変更してOKです。実際、かつてトップブロガーだったイケハヤさん(@IHayato)なんかも度々ブログ名を変更していました。※現在は閉鎖中です。
具体例2
イケハヤ書店
↓
まだ東京で消耗してるの?
↓
まだ仮想通貨やってないの?
上記のような感じでOKってことですね。
ブログURLは変えちゃダメ、ブログ名はいつでも変えてOKという認識でいてください。
まとめ:ブログURLは計画的に考えよう
- ドメイン名やパーマリンクは慎重に決めよう
- URLはできるだけシンプルに英語で
- URLは変えちゃダメ、ブログ名は変えてもよし
ブログのURLは、そのサイトの顔とも言える箇所。
意外とユーザー側の印象に影響を与える箇所なので、きちんと対策しておきましょう。
今回1番覚えてほしいことは以下のとおり。(繰り返しでごめんなさいm(_ _)m)
ブログURLは変えちゃダメ、ブログ名は変えて良し
ここさえ、守っておけば大きなトラブルにはつながらないです。
今回の記事が、ブロガーのあなたの参考になれば幸いです。
それでは、また。