本記事の内容
- ChatGPTを英語学習に活用する事例
- ChatGPTで英語学習をするメリット・デメリット
- ChatGPTでの英語学習が向いている人
本記事の執筆者
うぃる(@willblog13)
この記事を書いているぼくは、ChatGPTをリリース直後から触っており、今は課金までしています。
そんなぼくですが、最近はChatGPTで英語学習もし始めました。
というのも、ChatGPTは英語学習効率をめっちゃ上げてくれるんです。
なので、今回はぼくが試したChatGPT英語学習方法+Twitter等でバズっていた学習方法を網羅的にまとめてみました。
今回紹介する事例を参考にしつつ、自分のChatGPT英語学習方法を確立していってください。
なお、まだChatGPTを始めていない・基本的な使い方がわからないという方はChatGPTとは?始め方・使い方・将来性を徹底解説【スマホOK】を参考にしてください。 続きを見る
ChatGPTとは?始め方・使い方・将来性を徹底解説【スマホOK】
ChatGPTを英語学習に活用する事例15選
早速、ChatGPTを英語学習に活用する事例を紹介していきます。
ぜんぶで15個あるので、自分にあいそうだなという方法を順番に試していってください。
①文章から単語集をつくる
1つ目は、英語の文章からオリジナルの単語集をつくる方法です。
たとえば、以下のように英文を入力し、単語を抜き出し日本語訳をリスト化するように指定します。
すると、上記のように、オリジナルの単語集をつくることができます。
②英単語を使った例文をつくる
2つ目は、英単語を使った例文をつくる方法です。
英単語を覚えるときは例文とセットで覚えるといいってよく聞きますよね。これもChatGPTが助けてくれます。
たとえば、下記のように「(単語)を使った例文を5つつくって」とお願いしています。
すると、上記のように例文が5つ生成されました。
ちなみに、「和訳も教えて」という条件をつけ加えると、例文の和訳も載せてくれます。
③覚えたい複数の英単語を一つの文章にしてもらう
3つ目は、英単語で例文をつくる方法の派生版。
英単語を複数覚えたいけど、一単語一例文はちょっと効率悪いですよね。
その場合、複数の英単語を指定して、一つの文章を作ってもらうことも可能です。下記のように指示してください。
結果、上記のような覚えたい英単語を使った例文が作られました。
ふつうの例文でもいいですし、ストーリー形式の例文とかにしてもおもしろいですね。
④単語のニュアンスの違いを教わる
4つ目は、ChatGPTで似たような単語の違いを教わる方法です。
たとえば、「listen」と「hear」は日本語では「聞く」という意味ですが、具体的な違いってわかりにくいですよね。そういう違いもChatGPTに聞けば解決です。
上記のようにすれば、「listen」と「hear」の違いを理解することができますよね。
このように学習効率を上げることもできます。
⑤辞典として使う
5つ目は、辞典として使う方法です。
もちろん英語→英語の英英辞典、英語→日本語の英和辞典、日本語→英語の和英辞典、すべて対応可能です。
一例として和英辞典の場合を載せておきます。
わからない単語はググるのではなく、ChatGPTに聞いたほうが早そうですね。
⑥文章の翻訳として使う
6つ目は、英語の文章の翻訳ツールとして使うこと。
文章を入力し、「日本語に翻訳して」と指示するだけです。
翻訳ツールとしては「DeepL」が有名ですが、意外とChatGPTの翻訳レベルも負けていないという声もあります。
⑦英文法の使い方を勉強する
7つ目は、ChatGPTを使って英文法の使い方を教えてもらう方法です。
英文法を学ぶと、「あれ?これは実際にどうやって使えばいいんだろう」と思うことありますよね。その悩みもChatGPTで解決できます。
たとえば、下記のように「(英文法)を使って会話文を作ってみて」とお願いしてみます。
上記のとおり、具体的な会話文が生成されました。このように具体例をつくってもらえば、より英文法の理解度も上がりますよね。
⑧書いた英文を添削してもらう
8つ目は、書いた英文を添削してもらうという方法です。
ChatGPTは文法やスペルミス、変な言い回しを訂正してくれます。
たとえば、下記のように英文を入力し、「この文章を添削してください」とお願いします。
すると、上記のようにどこが間違っているのかを指摘してくれます。
⑨外国語でのチャットの練習として使う
9つ目は、ChatGPTを外国語でのチャットの練習に使うということ。
ぼくの話をすると、海外でできた友だちにチャットするの苦手なんですよね…。チャットするたびに「この文法あっているかな」「なんか変なニュアンスで取られたりしないかな」みたいなことを考えてしまいます。
しかし、ChatGPTはロボット。相手のご機嫌とかを気にせずチャットすることができます。
相手がロボットなら気兼ねなくチャットできますよね。
さらに、最初の条件として「間違っている文法があったら教えて」などと指定しておくと、訂正もしてくれます。
⑩英会話の練習にもなる
10つ目は、ChatGPTで英会話の練習をする方法です。
ちょっと高度なので、少し長くなります。
ここからはスマホメインになります。(説明に使用する機器:Google Pixel)
まずは、スマホで音声入力をオンにしてください。
次に、スマホのブラウザでChatGPTを開きます。
そして、音声入力で、ChatGPTと話したいことを音声入力します。
すると、その回答が送られてきます。
その回答をスマホの音声読み上げ機能を使って読み上げます。
これを繰り返すことで、一応音声で会話することができます。
しかし、ぶっちゃけめんどいですよね。
ぼくも「微妙だな」と思いながら紹介しています笑
残念ながらChatGPTでの英会話は逆に効率を下げてしまいますね。
なので、英会話に関してはふつうにオンライン英会話などで鍛えた方がいいですよ。
» ネイティブキャンプ
» レアジョブ英会話
» DMM英会話
⑪よくある会話フレーズをつくる
11つ目は、ChatGPTによくある会話フレーズをつくってもらう方法。
英会話を学ぶうえで、必ず登場してくるのがよくある会話フレーズですよね。それもChatGPTで解決できます。
上記のように、よくある会話フレーズをつくりつつ、自分で独り言のように繰り返すだけでもかなり効果ありそうです。
⑫英語試験の問題をつくる
12つ目は、TOEICなどの英語試験の問題をつくってもらうことです。
なんと、ChatGPTに「TOEICに出そうな文法問題を10問考えて」というと、以下のように例題をつくってくれます。
そして、答えを教えてというと、ちょっとした解説を添えて解答をつくってくれます。
これは革命的ですね。。
⑬英語の動画を要約する
13つ目は、ChatGPTでYouTubeに転がっている英語の動画を要約するという方法です。
YouTube Summary with ChatGPT(googleの拡張機能)を使えば、英語で話すYouTube動画を文字で抽出することができます。
意味の分からない単語があった場合に、単語をChatGPTに貼り付けて意味を聞いたり、使用例を聞けます。
⑭英語が学べるおすすめサイトを教えてもらう
14つ目は、英語が学べるおすすめサイトを教えてもらうことです。
自分が知りたいレベルのおすすめサイトを聞いてみましょう。
実際に存在する英語サイトが出力されました。しかもURLつきです。
⑮英語が学べるおすすめのYouTubeチャンネルを教えてもらう
サイトだけでなく、YouTubeチャンネルも教えてもらいましょう。
こちらも自分が知りたいレベルを指示すればOK。
実際に存在するYouTubeチャンネルが出力されました。
注意点:ChatGPTは基本的に2021年9月までのデータを学習しています。最新のサイトは教えてくれません。
ChatGPTで英語学習をするメリット
続いて、ChatGPTで英語学習をするメリットについて解説していきます。
メリットは以下のとおりです。
- ググるより早い
- 英文を無限につくれる
- 相手がAIだから恥ずかしい感情がなくなる
それぞれ解説していきます。
ググるより早い
まず1つ目のメリットは、ChatGPTの方がググるより早いということ。
- ググる:検索する→検索一覧からURLをクリック→知りたいことの答えを探す→答えを知る
- ChatGPT:質問する→回答がくる
上記のように、そもそものステップ数が違うんですよね。
上記に加え、ググる場合は、キーワードを打ち込んで条件を絞っていくのに対して、ChatGPTなら文章で質問できるうえに、条件をいくつも設定することができます。
なので、知りたいことの答えを早く知れるChatGPTが学習に向いているということです。
英文を無限につくれる
2つ目のメリットは、英文を無限につくれることです。
学習の具体例でも紹介したように、ChatGPTは英文を作りだしてくれます。しかも無限につくれます。
自作で文法問題100本ノックができるわけですよね。
参考書とかも無駄に買う必要はなくなります。
相手がAIだから恥ずかしい感情がなくなる
3つ目が一番大きいメリットです。
それが、「相手がAIだから恥ずかしいという感情がなくなる」ということ。
日本人の英語学習を阻むのはだいたい「自分の英語が恥ずかしい」という感情ですよね。
しかし、ChatGPTなら相手がAIだから「恥ずかしい」という感情は生まれません。
いくら失敗しても恥をかかないんです。
つまり、ChatGPTなら英語学習の最大の壁を取っぱらえます。
ChatGPTで英語学習をするデメリット・注意点
続いて、ChatGPTで英語学習するデメリット=注意点を解説していきます。
デメリットは以下のとおり。
- 返答の信頼性を確認できない
- データは2021年9月までしかない
- 感情や意見が聞き出せない
それぞれ解説していきます。
返答の信頼性を確認できない
残念ながら、ChatGPTはまだ完全ではありません。もちろん間違いもします。
たとえば、「坂本龍馬について教えて」といった場合、下記の答えが返ってきました。
しかし、坂本龍馬はアメリカやイギリスには渡っていません。おそらく他の幕末志士と混同しているのでしょう。
このように、ChatGPTは間違いをしてしまいます。
とはいえ、英語の文法を正しくしたり、英単語を使って文章を作らせたりする分には影響を受けません。
なので、情報収集をするならデメリットとはなりますが、英語学習において大きなデメリットにはならないですかね。
データは2021年9月までしかない
ChatGPTは、2021年9月までのデータをもとに学習をしています。
そのため、ChatGPTは2022年10月以降のデータは持ち合わせていません。
(なお、ロシア・ウクライナ問題のような直近の社会問題については一部抑えているようです。)
新しいデータないということもそこまで英語学習に影響を及ぼすとは思いませんが、一応覚えておいてください。
感情や意見が聞き出せない
最後が、ChatGPTはAIだから感情や意見が聞き出せないということです。これが一番のデメリットですね。
なので、人間と話している感触っていうのは出にくいです。
もしかしたら条件設定をすれば、より人間っぽく話してくれる可能性はあります。ここは引き続きぼくも探究していこうと思います。
ChatGPTでの英語学習が向いている人
最後に、ChatGPTでの英語学習が向いている人を紹介していきます。
- 英語のアウトプットを「恥ずかしい」と感じている方
- できるだけお金をかけずに英語学習したい方
- 誰もやったことないような英語学習をしたい方
ChatGPTはさまざまな分野で革命を起こしていますが、ChatGPTは英語学習においても起こしています。
まだ世間には知れ渡っていませんが、後々ChatGPTを使って英語学習を効率化させる人は続々と出てくると思っています。
あなたも英語学習の未来を先取りしたいのなら、ChatGPTに触ってみましょう。 続きを見る
ChatGPTの始め方は下記から。
ChatGPTとは?始め方・使い方・将来性を徹底解説【スマホOK】
それでは、また。
ちなみに、、、
ChatGPTを本気で使いこなしたいなら「プロンプトエンジニアリング」の知識が必須です。実は、ぼくもTechAcademyで学んだことでChatGPTを使いこなせるようになりました。ステマなしでレビュー記事を書いたので、ChatGPTで生活や仕事を変えたい人はぜひチェックしてみてください。 続きを見る
はじめてのプロンプトエンジニアリングコースの体験レビュー【TechAcademy】