本記事の内容
- 無料のおすすめAIライティングツール比較
- AIライティングツールのメリット・デメリット
- AIライティングツールの使い方
本記事の執筆者
うぃる(@willblog13)
この記事をかいているぼくですが、ChatGPTが登場した2022年11月からAIライティングツールに興味を持ち、ここ半年以上、様々なツールをさわってきました。
そんなぼくが、おすすめのAIライティングツールを厳選して紹介していきます。
AIライティングを使いこなせると、一気に文章作成が楽になりますよ。
それでは、早速いきましょう。
おすすめのAIライティングツール10選【無料あり】
早速おすすめのAIライティングツールから。以下の10つです。
- Catchy(キャッチー)
- ChatGPT(チャットジーピーティー)
- Notion AI
- Jasper AI(ジャスパーAI)
- Writesonic(ライトソニック)
- EmmaTools(エマツールズ)
- BuzzTai(バズタイ)
- ブンゴウ
- ELYZA(イライザ)
- PlayAI(ぷれあい)
それぞれ比較していきます。
AIライティングツールの比較表
サービス名 | 料金(月額) | 商用利用 | おすすめ |
Catchy | 3,000~9,800円 | ◯ | |
ChatGPT | 0~20ドル | ◯ | |
Notion AI | 8ドル(年払い) 10ドル(月払い) | ◯ | |
Jasper AI | 39ドル~99ドル | ◯ | |
Writesonic | 0~12.67ドル | ◯ | |
EmmaTools | 0~71,500円 | ◯ | |
BuzzTai | 0〜8,630円 | ◯ | |
ブンゴウ | 0〜9,800円 | ◯ | |
ELYZA | 無料 | ◯ | |
PlayAI | 無料 | ? |
①Catchy(キャッチー)
サービス名 | Catchy(キャッチー) |
料金(月額) | 3,000~9,800円 |
商用利用 | ◯ |
おすすめ |
Catchyは、日本発のAIライティングツールです。日本語表記なのが、大きな利点ですね。
具体的な用途
- ブログ記事の生成
- コピーの作成
- 文章の要約
上記以外にも、使える機能は多岐にわたります。
また、初心者でも使いやすいツールなので、ChatGPTでうまく結果が得られない人でも安心して使えますね。
ちなみに、実際ぼくが使用した感触を下記の記事にまとめています。 続きを見る
【正直どう?】Catchyの口コミ・評判と実際使用したレビュー【AI】
②ChatGPT(チャットジーピーティー)
サービス名 | ChatGPT |
料金(月額) | 0~20ドル |
商用利用 | ◯ |
おすすめ |
もうご存知だと思いますが、話題のAIチャットツールです。
厳密に言うと、AIチャットボットなので、AIライティングツールではありません。
しかし、汎用性が高いため、プロンプト(命令文)次第ではAIライティングツールのように使えます。
ぼくが使用した具体例をいくつかの記事で紹介しています。ぜひチェックしてください。
=【15分】ChatGPTでブログ記事を作成する方法・手順
ChatGPT×ブログ記事リライト
=ChatGPTを使ったブログリライト方法【注意点あり】
ChatGPT×Twitter
=ChatGPTをTwitter運用に応用する方法【企画は使える】
ChatGPT×論文執筆
=【安全】ChatGPTを使った論文・レポートの書き方【注意点あり】
③Notion AI
サービス名 | Notion AI |
料金(月額) | 8ドル(年払い) 10ドル(月払い) |
商用利用 | ◯ |
おすすめ |
Notion AIは、ノートアプリ「Notion」がリリースしたAIライティングツール。
強み
- ビジネス文章生成が得意
- ビジネス向けテンプレートが豊富
- 編集や共有を一貫してできる
チームで編集作業や共有を行う人に特におすすめしたいAIライティングツールですね。
また、初回20回は無料のため、お試しできるのもありがたい点。
» Notion AI
④Jasper AI(ジャスパーAI)
サービス名 | Jasper AI(ジャスパーAI) |
料金(月額) | 39ドル~99ドル |
商用利用 | ◯ |
おすすめ |
Jasper AIは29もの言語に対応したAIライティングツール。
特徴
- 50種類のテンプレートあり
- GPT-3を使用したAIライティングツール
- カスタマイズ性が高め
SNSやSEOブログ、広告に使えます。
また、無料お試しもあるので、気軽に試せますね。
» Jasper AI(ジャスパーAI)
⑤Writesonic(ライトソニック)
サービス名 | Writesonic(ライトソニック) |
料金(月額) | 0~12.67ドル |
商用利用 | ◯ |
おすすめ |
Writesonicの最大の魅力は、GPT-4を利用している点。
GPT-3やGPT3.5よりも訓練データが充実しているため、出力される文章の精度が高いです。
プランは2種類です。
ポイント
- Free Trial:無料
- Long-form:12.67ドル(月額)
日本語も出力されますが、基本は英語のインターフェイスです。
まあ、Google翻訳やDeepLを使えば問題なしですね。
⑥EmmaTools(エマツールズ)
サービス名 | EmmaTools(エマツールズ) |
料金(月額) | 0~71,500円 |
商用利用 | ◯ |
おすすめ |
SEOに特化したAIライティングツール。それがEmmaToolsです。
主な機能
- AI文章作成
- SEO品質のスコアリング機能
- 1~20位までの上位サイトを分析・見出し作成
- 公開済みコンテンツの品質管理
- 検索順位計測
上記以外にもたくさんの機能があります。
ちゃんと使おうとすると、有料プランの加入が必要で、その額も高めです。
しかし、それだけの価値はあるかと。プロフェッショナル向けですね。
» EmmaTools(エマツールズ)
⑦BuzzTai(バズタイ)
サービス名 | BuzzTai(バズタイ) |
料金(月額) | 0〜8,630円 |
商用利用 | ◯ |
おすすめ |
BuzzTaiは日本のAIライティングツール。使用している言語はGPT3です。
日本向けに作られているうえに、動画タイトル作成・SNS広告作成・企画書作成など、幅広く対応しているのがポイント。
プラン詳細(月額)
- 無料プラン:0円
- レギュラー会員:3,000円
- シルバー会員:5,700円
- ゴールド会員:8,630円
» BuzzTai(バズタイ)
⑧ブンゴウ
サービス名 | ブンゴウ |
料金(月額) | 0〜9,800円 |
商用利用 | ◯ |
おすすめ |
ブンゴウも日本のAIライティングツール。使用している言語はGPT3です。
日本向けに作られているので、使いやすい点が特徴ですかね。
なお、ツールとしては文章作成に特化しています。
プラン詳細(月額)
- 無料プラン:0円
- ライトプラン:2,700円
- スタンダードプラン:4,800円
- プレミアムプラン:9,800円
» ブンゴウ
⑨ELYZA(イライザ)
サービス名 | ELYZA(イライザ) |
料金(月額) | 無料 |
商用利用 | ◯ |
おすすめ |
AI研究で有名な東大松尾研究室が作成したAIライティングツール。
日本語対応で会員登録も必要ありませんが、ブログ記事などのちゃんとした長文を書こうと思ったらあまり向いていませんね。
» ELYZA(イライザ)
⑩PlayAI(ぷれあい)
サービス名 | PlayAI(ぷれあい) |
料金(月額) | 無料 |
商用利用 | ? |
おすすめ |
PlayAIは、ELYZAと同様に日本語に対応しており、会員登録も必要ありません。
しかし、長文等には向いていないうえ、やっぱりChatGPT等に比べると実用性はないかと思います。
» PlayAI(ぷれあい)
AIライティングツールとは
改めてAIライティングツールの概要をまとめていきます。
これからAIライティングツールは必須ツールになると思われるので、今のうちに把握しておきましょう。
AIライティングとは
そもそもAIライティングとは、人工知能(AI)を使って文章を生成する技術のことを指します。
AIに指示して文章を生成することもできれば、既存の文章を修正することもできます。
文章作成の負担を減らすことで注目を浴びているとともに、最近はChatGPT(GPT4)の登場のおかげでその精度も格段に向上しました。
AIライティングツールでできること
そんなAIライティングのツールでできることは以下のとおり。
- ブログ記事
- SNSの投稿内容
- 書籍
- キャッチコピー
- ニュース記事
- プレスリリース
- 社内文書
- 議事録
- 文章の校正
- 文章の要約
- 文章の言い換え
- アイディアのブレインストーミング
あらゆる種類の文章がAIで最適化されますね。
これまでの文章の常識が覆されるようなツールです。早めに導入して、時代に取り残されないようにしていきましょう。
なお、文章校正や文章要約などに便利なツールは下記にまとめています。
» 【時短】AIによる文章校正ツール10選
» 【無料】AIを使った文章要約ツールおすすめ7選【+コツ】
AIライティングツール3つのメリット
AIライティングツールを使うメリットは、3つあります。それが以下のとおり。
- 文章執筆の時短になる
- 高品質の文章が書ける
- 文章のアイデア出しに使える
それぞれ解説していきます。
①文章執筆の時短になる
AIライティングツールを使うメリットの1つ目が、「文章執筆の時短になる」ことです。
というのも、あなたが感じているように、文章を執筆するには時間がかかりますよね。
ポイント
- 文章の構成を考えて・・・
- わかりやすいように考えながら文章を書いて・・・
- 間違いがないように文章を見直して・・・
これを人間の手で丁寧にやっていたら、日が暮れます。。。
そんなときことAIライティングツールを使うべきです。
構成や実際の執筆は人間がやったほうがいい場合もありますが、文章の誤字脱字チェックなどは完全にAIに任せていいと思います。
②高品質の文章が書ける
AIライティングツールを使うメリットの2つ目が、「高品質な文章が書ける」ことです。
なぜなら、AIは高度な推論によって文章を生成しているからです。大量の文章をインプットして、「この言葉のあとにはあの言葉が来るな」というのを推論しながら文章を生成しています。
そのため、文法的な誤りはほとんど起きません。人間より正確な文法で文章を書くことができます。
高品質な文章を生成するには、AIライティングツールは大いに使えます。
③文章のアイデア出しに使える
AIライティングツールを使うメリットの3つ目が、「アイデア出しに使える」ことです。
AIの一番の魅力といってもいいかもしれません。
アイデア出しに使える理由は以下のとおり。
- 人間の脳内以上の文章データから出力されるから
- AIには人間特有の忖度がないから
それくらいAIはアイデアマンとしても優秀なので、ぜひ使いこなせるようになるべきですね。
AIライティングツール3つのデメリット
AIライティングツールにはメリットがある一方で、デメリットもあります。それが以下のとおり。
- ファクトチェックが必要となる
- AIっぽい文章になる場合がある
- 独自性が欠ける
それぞれ解説します。
①ファクトチェックが必要となる
AIライティングツールを使うデメリットが、「ファクトチェックが必要になる」ことです。
なぜなら、AIは推論で文章を生成しているから。
既存のデータに基づいて文脈的に単語を並べているだけで、その文章が正確かどうかはわかりません。
特に信頼性が問われる文章(社外向け文章、公的文章、ネットに公開する文章等)は十分にチェックを行った上で公開することがおすすめです。
②AIっぽい文章になる場合がある
続いてのAIライティングツールを使うメリットが「AIっぽい文章になる場合がある」こと。
理由は、以下の3点かなと。
ポイント
- 優等生的な文章だから
- 感情がのっていない文章だから
- 経験談等が含まれない文章だから
メリットでも書きましたが、AIライティングツールを使うと「優等生的な文章」は書けるんです。
しかし、それゆえに「真面目な文章=AIっぽい文章」と捉えられてしまうんですよね。
なので、経験談ベースで語るブログ文章などは、AIライティングツールで生成した文章に一工夫する必要がありますね。
③独自性が欠ける
AIライティングツールを最後のメリットが「独自性が欠ける」ということ。
理由は前段で述べたとおり、
- 感情がない
- 経験談がない
という文章だから。
事実を淡々と述べるだけだと、独自性には欠けますよね。そんな文章は誰も読もうとは思いません。
やっぱり感情や経験、独特な文体があってこそ、書き手を身近に感じて「読もう」と思うわけです。
なので、ブロガーのぼくとしては、独自性が欠けるというのはかなりのデメリットだと思います。
AIライティングツールの選び方
では、どんなAIライティングツールを選べばいいのか。選び方を解説していきます。
- 日本に対応しているか
- 使いやすいか
- 費用は機能に見合っているか
以上のとおり。簡単に説明します。
日本に対応しているか
まずは、日本語に対応しているかをチェックしましょう。
やっぱり以下の手順を通すと、ちょっと不自然な文章が生成されるんですよね。
- 拙い英語でAIツールに命令する
- AIツールが英語文章を生成する
- DeepLなどで文章を日本語に翻訳する
それよりは最初から日本語対応のツールを使って、日本語の命令→日本語の出力になるようにしましょう。
使いやすいか
次は、実際に触ってみて「使いやすさ」を確かめましょう。
というのも、まだAIツールは台頭してきたばかりで、ぶっちゃけ使いづらいツールも多々あるからです。
また、使いづらくて時間がかかったり、効率が悪くなってしまっては本末転倒です。
なるべくシンプルで簡単に始められるツールを使うようにしましょう。
費用は機能に見合っているか
最後に、費用対効果の面を見てみましょう。
なぜなら、AIツールは他のサービスに比べて料金設定が高めだからです。
正直、まだ一般の人はAIツールはこれくらいの相場だよねって感覚がないはず。
そういうときこそ、ぼったくられる可能性があるので、ちゃんと自分で見極めましょう。
具体的には時間と金額を基準を考えるのがいいかと。
たとえば、
- とあるAIツールで短縮される時間(/月):10時間ほど
- とあるAIツールの月額料金:5,000円
という場合は、500円を払って1時間をもらっている計算になります。
さすがに時給が500円以下の人はいないと思うので、この時点で得になりますね。
このように、時間と金額を天秤にかけてみましょう。
AIライティングツールの使い方・活用方法
AIライティングツールの主な使い方・活用方法は以下のとおり。
- キャッチコピーの作成
- 長文の作成
- 文章の要約
- 文章の校正
- 文章のアイデア出し
それぞれかんたんに紹介しますね。
キャッチコピーの作成
まずは、キャッチコピーの作成です。
たとえば、今回紹介した「Catchy」ではコピーに特化した機能があります。
もしあなたが広告等に携わっているなら、商品やサービスの情報を入力すれば、その商品にあったキャッチコピーを自動で生成してくれます。
そのまま使わないとしても、キャッチコピーのアイデアをぽんぽん出してくれるのはありがたいですよね。
長文の作成
続いては、長文の作成です。
AIライティングでは、次に来る単語を推測して、繋げているだけ。なので、いくらでも長文を作ることができます。
具体例
- ブログ記事
- 小論文
- プレリリース
また、ChatGPTのような命令の自由度が高いツールであれば、SEOに則したブログ記事や話し口調の長文を作れたりします。
文章の要約
上記のように(例:ChatGPT)、対象の文章に対して「要約して」と指示すると、要約した文章を出力してくれます。
詳しくはコチラ
【無料】AIを使った文章要約ツールおすすめ7選【+コツ】
続きを見る
文章の校正
そして、文章の校正もお手のもの。
先ほどと同様に、対象文章に対して「校正して」と命令すれば、文章。正しくしてくれます。
詳しくはコチラ
【時短】AIによる文章校正ツール10選
続きを見る
文章のアイデア出し
個人的にいちばん推したいのが「アイデア出し」です。
なぜなら、もっとも人間の脳の拡張として役割を果たしているから。
先ほどまでの内容は、人間の代替としての機能。しかし、アイデア出しに関してはAI特有の機能といえます。
突拍子も無いアイデアを出してくれるAIを早めに使いこなしましょう。
AIライティングツールを使う際の注意点
これだけ便利なAIライティングツールですが、使うときは注意が必要です。
いくつかの抜粋して紹介します。
必ずファクトチェックをする
AIライティングツールで生成した文章は、必ずファクトチェックするようにしましょう。
理由は2つ。
- たまに嘘情報がある
- 古い情報を出力してくる
とくにChatGPT(GPT3.5)は2021年9月までのデータが基盤になってます。そのため、情報が古い場合が多々あるんですよね。
なので、ファクトチェックは必ずするようにしましょう。
倫理性のチェックをする
また、倫理性のチェックも不可欠です。
人間なら、「これはさすがに言い過ぎだなぁ」と自制することができますが、AIはそうはいきません。
今はここらへんの表現も厳しくなっているので、必ずしもご自身で確認するようにしましょう。
各ツールの利用規約を守る
最後は当たり前ですが、各ツールの利用規約もきちんと守りましょう。
今回は商用利用できるものを紹介しましたが、ツールによっては異なります。
AIライティングツールは海外製が多いので、英語で書かれていることも多々ありますが、一度は各規約をチェックするようにしましょう。
AIライティングツールは「Catchy」か「ChatGPT」
- おすすめは「Catchy」か「ChatGPT」か
- AIライティングツールは「アイデア出し」が一番有能
- ファクトチェックは必須
結論、おすすめは「Catchy」か「ChatGPT」かなと。
- Catchy:網羅性が高く、初心者向け
- ChatGPT:扱いは難しいが、やれることは多い
まずは、触ってみましょう。触っていれば、自分の体質をあうかどうかがわかってきますので。
それぞれの始め方は下記記事をどうぞ。
» 「Catchy」の始め方・使い方を徹底解説【AIライティング】
» ChatGPTとは?始め方・使い方・将来性を徹底解説【スマホOK】
徐々にAIライティングツールに慣れて、時代の波においてかれないように気をつけましょう。
それでは、また。