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SEOに有効なブログ記事タイトルの付け方5選【具体例あり】

2023年1月16日

タイトルのクリック率を上げて、アクセスを増やしたいな。効果的なブログ記事タイトルの付け方を知りたい。
悩んでいる人
うぃる
今回はこうした悩みに答えます。

本記事の内容

  • ブログ記事タイトルが重要である3つの理由
  • SEOに有効なブログ記事タイトルの付け方5選
  • クリック率を上げるブログ記事タイトルの付け方7選

本記事の執筆者

本記事の執筆者

うぃる(@willblog13

この記事を書いているぼくは、SEO歴3年目のブロガーです。SEOを継続的に学んだ結果、最近では多くの記事を1位表示させることができています。

SEOを継続的に学んだ結果、最近では多くの記事を1位表示

そんなぼくが、今回はブログ記事のタイトルの付け方について解説していきます。

記事の顔ともなるタイトルは、SEOの観点から言っても非常に大事なんです。ここを理解しているかどうかでブログ運営の成果は大きく変わります。

ということで、まずは記事タイトルの重要性を解説しつつ、具体的にどうタイトルをつけていけばいいのかを「SEO」「クリック率(CTR)」の観点で解説していきます。

それでは、早速いきましょう。

ブログ記事タイトルが重要である3つの理由

ブログ記事タイトルが重要である3つの理由

ブログ記事のタイトルが重要である理由は主に以下の3つです。

  • 検索順位に大きく影響する指標の一つだから
  • 検索後のユーザーのクリック率に影響するから
  • SNSで反応をもらいやすくなるから

初心者の方でもわかりやすいように解説していきます。

①検索順位に大きく影響する指標の一つだから

タイトルは、Googleが検索順位を決めるための重要な指標の一つです。

なぜなら,検索エンジン側が「記事の内容とユーザーの検索ニーズが合っているか」を判断する材料にしているからです。

Googleも公式ガイドラインにて、タイトルの重要性について下記のように言っています.

Google の検索結果において、タイトルは重要な位置を占めています。タイトルは一行目に表示され、検索をした人はそのタイトルをクリックしてそれぞれのページにたどり着きます。そのため、そのページが何を表しているか一目でわかるように、具体的でわかりやすいタイトル(およびスニペット用にメタ ディスクリプション)を付けることをウェブマスターの皆様には常々お勧めしてきました。


引用:検索結果によりよいタイトルを|Google 検索セントラル ブログ

以上のように、検索エンジン・検索ユーザー両方のためにも記事のタイトルは重要なんです。

②検索後のユーザーのクリック率に影響するから

検索順位に大きく影響する指標の一つだから

タイトルは検索後のクリック率に大きな影響を与えます。

というよりも、検索ユーザーは記事をクリックするか決めるのは、「タイトル」か「ディスクリプション」だけです。特にタイトルはディスクリプションよりも大きく表示されるため,より重要度が高くなります.

つまり、魅力的なタイトルを付けることができれば、クリック率も高めることができます。

③SNSで反応をもらいやすくなるから

タイトルはSNSでの拡散力にも大きく影響します。

なぜなら、SNS(例:Twitter)で記事をシェアした際に、表示されるのはタイトルとアイキャッチ画像、一部紹介文のみだからです。

SNSで反応をもらいやすくなるから

有名人や有名な企業であれば、中身がわからない記事でも開かれる可能性はありますが、普通の人が「今日の日記」みたいな記事をシェアしてもスルーされるだけです。

ただ、ここで「家電量販店員が実際に買ってよかった最新家電10選」みたいな魅力的なタイトルがついていたら「あ,この記事面白そう」と拡散してくれる可能性が高まります。

そして、拡散されていけば、結果的に被リンクの獲得につながる可能性も増え、SEOに良い影響が出ます。

SEOに有効なブログ記事タイトルの付け方5選

SEOに有効なブログ記事タイトルの付け方5選

続いて、SEOに有効なブログ記事タイトルの付け方を5つ紹介していきます。

  • 検索キーワードを必ず入れる
  • 検索キーワードを前方に入れる
  • タイトル全体は30文字以内に収める
  • 記事内容を端的に示すタイトルにする
  • 各記事オリジナルのタイトルを付ける

なぜこの付け方が大事なのか背景も含めて解説していきますね。

①検索キーワードを必ず入れる

記事タイトルには検索キーワードを必ず入れてください。
なぜなら,ユーザーはキーワードで検索を行うからです。

例えば、「筋トレ 方法」と検索して、検索結果に「筋トレ」や「方法」などのキーワードがタイトルに含まれていないと、「あれ?この記事は自分の解決したいことにマッチしていないのかな」と勘違いしてしまいます。

なので、”必ず”検索キーワードを入れるようにしてください。

②検索キーワードを前方に入れる

①で述べたように記事タイトルに検索キーワードを入れるのは必須ですが、できればタイトルの前方に入れるようにも心がけましょう.理由は以下の通り。

  • タイトル後方は省略されてしまう可能性があるから
  • ユーザーはタイトルの最後まで目を通すわけではないから

まず、タイトルの30文字以降は検索画面だと省略されてしまう場合が多いです。しかも、最近だと省略範囲が大きくなっています。

24文字以内であればtitleタグが省略されることはなく全て表示される傾向が強い.最近は25文字以降省略される現象が起きている.

引用:これからのWordPress SEO内部対策本格講座,瀧内 賢,2022年3月5日

また,検索ユーザーはタイトルのすべてを読んでいるわけではありません。最初の数文字しか読んでいない場合が多いです。

よく「Fライン」と呼ばれますが,ユーザーの目は下記のように動いています。

Fライン

なので,前方にキーワードを含めていないとユーザーの目にヒットしないわけです。

③タイトル全体は30文字以内に収める

記事タイトルは30文字以内には収めましょう。
というのも、前述のとおり、30文字以降は検索画面で省略されてしまうためです。

ちなみに、何文字以降が省略されるみたいな明確な決まりはないようです。30文字以降?32文字以降?はたまた24文字以降?など様々な話があります。

タイトル全体は30文字以内に収める

とりあえずは30文字程度を基準にするのがよいですね。

基本的には「SEOキーワードを前方に含める」と守りつつ,検索ユーザーに訴求したい内容が30文字以内に入っていれば問題はなしです。

④記事内容を端的に示すタイトルにする

タイトルはコンテンツ内容の要約の役割を果たしています。

なので,むやみにSEOキーワードを盛り込んだり,記事に関係のないキーワードで訴求することはやめましょう.

簡単にタイトルを設定するコツ

簡単にタイトルを設定する方法としてオススメなのが,「一番最初のh2見出しをそのままタイトルにする」ことです。

記事の最初の見出しは読者の悩みを解決するコンテンツを置くはずです。であれば,それをタイトルにも設置してしまえば,ユーザーはタイトルをクリックしやすい上に、記事に訪れたあともニーズをすぐに満たすことができます。

詳しくはブログ界隈でも有名なmanablogさんの記事で解説されています。これは発明。
» manablogさんの記事

⑤各記事オリジナルのタイトルを付ける

当然ですが、各記事に対して固有のタイトルをつけましょう。根拠はGoogle検索セントラルです。

ページごとに一意のページごとに一意のtitle要素を作成する
サイトの各ページにtitle要素の固有のテキストを配置するようにします。これにより、サイト上の各ページの違いをGoogleが容易に認識できます。サイトで個別のモバイルページを使用している場合は、モバイル版のtitle要素でもわかりやすいテキストを使用してください。

引用:Google検索セントラル(旧称Googleウェブマスター)|ウェブSEOリソース|Google Developers

個人ブログやメディアではあまりない話ですが、大量生産するECサイトとかだと起こりがちです。

一応知っておいた方がいい内容ですが、個人ブログの方は特に気にする必要はありません。

ブログ記事タイトルのクリック率(CTR)の関係

ブログ記事タイトルのクリック率(CTR)の関係

ブログ記事タイトルの最大の目的は、ユーザーにクリックしてもらうためです。

なので、ここからはブログの記事タイトルとクリック率(CTRと言われる)の関係を解説していきます。

ブログ記事タイトルのクリック率(CTR)の平均値は?

まずは下記をご覧ください。

下記に示すグラフと表は、アメリカのSEOプラットフォーム「seoClarity」が170億以上の特定キーワードと7500億以上のインプレッションを元に、日本における検索順位ごとの CTR を分析したものです。

2021 CTR Research Study (seoClarity)
検索順位日本のCTR(クリック率)
113.94%
27.52%
34.68%
43.91%
52.98%
62.42%
72.06%
81.78%
91.46%
101.32%
引用:2021 CTR Research Study (seoClarity)

ブログ記事のタイトルとクリック率は密接につながっています。つまり、適切なタイトルをつければ、最低限この順位に示されているクリック率は確保することができます。

例えば、検索順位1位を取っているのにも関わらず、14%ほどのクリック率が取れていないのであれば、タイトルを見直すよう検討した方がいいですね。

ブログ記事タイトルのクリック率(CTR)の確認方法は?

では、ブログ記事タイトルのクリック率を確認する方法をどうすればよいのか。

Search Console(サーチコンソール)を使ったCTRの確認方法を示していきます。

step
1
Googleサーチコンソールの「検索パフォーマンス」をクリックする

Googleサーチコンソールの「検索パフォーマンス」をクリックする

step
2
日付を任意の期間(オススメは28日間以上)に設定にし、「+新規」から「ページ」にリサーチしたいURLを貼り付けます。

日付を任意の期間(オススメは28日間以上)に設定にし、「+新規」から「ページ」にリサーチしたいURLを貼り付けます。

step
3
平均CTR・平均掲載順位をクリックして表示させます

平均CTR・平均掲載順位をクリックして表示させます

step
4
狙っているキーワードについて、平均CTRと平均掲載順位を確認します

狙っているキーワードについて、平均CTRと平均掲載順位を確認します

すると、検索順位1位でCTR◯%となっているとわかります。つまり、CTR14%以上上回っているため、クリックされるタイトルを適切につけれられているということです。

これは記事のリライトに使えるので、ぜひ覚えておいてください。

クリック率(CTR)を上げるブログ記事タイトルの付け方と15の具体例

クリック率(CTR)を上げるブログ記事タイトルの付け方と15の具体例

ここからはブログ記事のクリック率を上げるタイトルの付け方について紹介していきます。

ぼくもよく使うオススメの付け方が以下の7点。

  • 数字を入れる
  • ベネフィットを入れる
  • 簡単であることを訴えかける
  • 「理由」というワードを入れる
  • 「方法」というワードを入れる
  • 「0円」「無料」「返金保証」というワードを入れる
  • 「まとめ」「◯◯選」「比較」というワードを入れる

①数字を入れる

タイトルに数字を入れましょう。なぜ効果的かというと、記事内容がより具体的になるからです。

具体例その1

  • 東京で一人暮らしする際に覚えておきたい10つのこと

情報量が明確になるとともに、自然と目線が数字に向いたり視覚的な効果を大きいですね。

具体例その2

  • 【2023年最新】今年絶対流行るWEBデザインのトレンドを紹介

新しい情報だと明示することで、今読まなきゃ!と思わせることができます。

具体例その3

  • 1日5分で腹筋を割る!超簡単な筋トレ方法を紹介

数字を上手に使うと、後述する「簡単さ」「ハードルの低さ」をアピールすることもできます。

②ベネフィットを入れる

タイトルで、記事を通してユーザーが得られるベネフィットを伝えましょう。

ベネフィットとは、ユーザーが得られる効果や未来の変化を表しています。

具体例その4

  • ぼくがTOEIC500点→700点へ伸ばした英語学習方法【3ヶ月】

この記事を読めば、TOEICを200点近く伸ばせるのではないかと期待が膨らみますよね。

具体例その5

  • ブログのアクセスがアップする12のSEO施策

この施策すれば、ブログのアクセスがアップするのでは?と感じさせることができますね。

③簡単であることを訴えかける

極力簡単であることをアピールしましょう。というのも、検索するユーザーは「自分の力で悩みを解決できるかどうか」を気にしているからです。

例えば、ユーザーは「日本の政治を変える方法」を検索することは基本ないですよね。なぜなら、明らかに自分の力だけでは解決できないから。

なので、できるだけ簡単であることをアピールしましょう。

具体例その6

  • 【初心者向け】美味しい豚の生姜焼きを作る方法

「初心者向け」という言葉が入ることで、「料理したことない自分でもできそうだな」と感じてもらえます。

この他にも前述の「数字を入れる」で紹介した「1日5分で腹筋を割る!超簡単な筋トレ方法を紹介」とかでもOKです。

簡単さをアピールする他のキーワード

誰でもできる、猿でもわかる、はじめての、たった◯分、たった◯ステップ

④「理由」というワードを入れる

記事タイトルに「理由」というワードを入れるのもオススメです。ユーザーは基本的に5W1Hの疑問を抱えて検索を行います。その中でも「理由」はWhy(なぜ?)を解決したい欲求を満たすことができます。
特にブログは悩み解決が基本なので、多用するワードですね。

具体例その7

  • あなたが早起きできない7つの理由

このタイトルであれば、「なぜ自分は早く起きれないんだろう」と悩みをすぐに解決してくれそうですよね。

具体例その8

  • 今後プログラミングスキルが必要になると言われている5つの理由

「プログラミングスキルが重要視されているのはなんで?」という疑問を解決してくれそうです。

⑤「方法」というワードを入れる

記事タイトルに「方法」というワードを入れるのもオススメ。

「理由」で述べた背景と同じで、5W1Hのうち「How(どうやって)」を解決するキーワードだからです。「理由」と同じくらいブログで使われるワードですよね。

実際ぼくも、この「方法」と「理由」が記事タイトルに入れているワードで一番多いと思います。

具体例その9

  • 10分でできる!初心者がブログを開設する方法

先程の簡単さアピールと「方法」を組み合わせたタイトルです。基本的に「方法」で検索する人は簡単さも求めているので、一緒に使ってあげましょう。

具体例その10

  • あなたが早起きできない理由とその解決策

直接「方法」とは使っていないですが、「解決策」も似たようなアピールをできます。具体例のように理由とセットで使うのがいいですね。

⑥「0円」「無料」「返金保証」というワードを入れる

記事タイトルにおすすめなのが無料アピールをするワードを入れることです。

人は基本的に「得したい」という気持ちよりも「損したくない」という気持ちが強くなるものです。これを「損失回避の法則」ともいいます。

その心理法則を上手に使って訴求するのが「無料」アピールです。

ちょっとセールス色が強くなって胡散臭く感じるかもですが、ブログだけではなく多くの場面で使われる心理法則です。

具体例その11

  • 入会金・事務手数料0円のフィットネスジム「◯◯ジム」がすごい!

「初期費用がかからないんだ」ということが感じ取れると思います。

具体例その12

  • 【無料体験あり】Kindle Unlimitedを使って本を沢山読む方法

無料体験があることをアピールしています。大抵のサービスは無料体験があるので、かなり多用するワードかと思います。

この他にも「返品保証」というのも実質無料であることをアピールできるので、よく使われるワードですね。

⑦「まとめ」「◯◯選」「比較」というワードを入れる

最後が「まとめ」「◯◯選」「比較」というワードを入れることです。これはしっくり来る人もいるのではないでしょうか。

ブログだけでなく、YouTubeとかでも多用されるワードですよね。
伝えたいことが細かくたくさんあるときに使えるワードです。

具体例その13

  • 【2023年】オススメの最新スマート家電まとめ

具体例その14

  • 2023年上半期に買ってよかったもの10選

具体例その15

  • 人気のワイヤレスイヤホンを徹底比較!一番コスパいいのはどれだ?

どれも使いやすいワードですよね。

実際、この記事の見出しにも「SEOに有効なブログ記事タイトルの付け方5選」みたいな感じで使っています。

ブログ記事タイトルの理解を深めてアクセス数を伸ばそう

ブログ記事タイトルの理解を深めてアクセス数を伸ばそう

いかがでしたか。
この記事ではブログ記事タイトルについて徹底的に解説してきました。

まずSEOの面では、今回紹介したことを意識すれば問題なしです。

クリック率アップのための施策は今回紹介したもので十分ですが、ぶっちゃけまだまだ種類があります。今回は紹介しきれないので、ブログで一番使われるものをピックアップしました。

今回紹介した以外に効果的なワード等を知りたい場合は、下記のようなコピーライティングの本を参考にするといいと思います。

ダイヤモンド社
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また、検索結果画面にタイトルと一緒に表示されるメタディスクリプションも重要な要素です。【具体例あり】メタディスクリプションの書き方とコツ5選で解説するので、セットでチェックしておいてください。

それでは、また。

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