今回は、ひろゆきさんによる時間術の本を読みました。
というのも、社会人になってから自由に使える時間がなくなったからです。
少しでも時間を上手に使いたい。そんな思いで読んでみました。
今回は読んだ結果と、本書の重要部分の要約をしていきたいと思います。
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「なまけもの時間術」の基本情報
「なまけもの時間術」の基本情報について見ていきます。
書名:なまけもの時間術
著者:ひろゆき(西村博之)
出版日:学研プラス
出版社:2020/04/07
続いて著者の「ひろゆき」さんのプロフィールが以下の通り。
匿名掲示板「2ちゃんねる」の開設者。また、動画配信サービス「ニコニコ動画」の創設者の一人。現在は、YouTubeやABEMAなどの媒体で発信する日本最大級のインフルエンサーとなっている。
まあ、ひろゆきさんはもはや誰もが知っていると思うので、簡潔にまとめました。
「なまけもの時間術」の要約まとめ
次に「なまけもの時間術」の要約・まとめとして読書メモ+意見を記します。
- 時間と仕事論
- 時間と努力論
- 時間と幸福論
上記についてまとめていきますね。
ひろゆき流・時間と仕事論
・「どんなときでも、与えられた時間の中で、最大の価値をつくる」 これが、ぼくの時間についての基本的なセオリーです。 もしかしたら、一般的な時間常識とは少し違っているのかもしれません。でも、自分に正直に生きて、なおかつ相手にきちんと価値を与えることを考えたとき、こうやって行動することがぼくにとっては一番重要だったのです.
・人間の脳は、頭を使わない単純作業をしているときのほうが、思考しやすいようにできています。 だから、わざわざ考えるための時間を確保しなくても、歩いているときや電車に乗っているとき、お風呂に入っているとき、あるいは、料理中にひたすら玉ねぎを刻んでいるときなんかに、いろいろ考えることはできるのです.
・つまり、働いているほうとしては、時給仕事は、 質の高い仕事をすればするほど、じつは人生のコスパが悪くなる ということなのです。 それよりかは、質を上げるほど評価も報酬も高くなるという軸のある仕事を目指したほうが、人生はより楽しくなるのではないでしょうか.
・返信は「後回し」にしない
・なぜなら、即レスのほうがひと言ですむから。 人間心理として、たとえば「はい、わかりました」のひと言でも、即レスだったら「すぐ返信してくれた」「ちゃんと読んでくれてる」なんて感じるものです.
全体的にプログラマー的発想ですよね。特に以下の部分。
- 与えられた時間で最大の価値をつくる
- 時給仕事は質が高いほど、コスパが悪い
- 返信は即レスの方が一言済むし、好印象
THE・ひろゆきさんっていう感じの思考ですよね。
でも引用した点に関しては、割と真理を言っているのではないかなと思います。
実際ぼくも「単純作業中に思考する」とか「返信は即レスで」とかは意識していました。
ひろゆきさんの時間術のすべての根底には「与えられた時間で最大の価値を作る」というプログラマー的発想があるのだと思います。
ひろゆき流・時間と努力論
・資格試験の「スピード勉強法」
・資格の勉強なども同じです。 教科書を1ページ目から読むなんて人もいるかもしれませんが、 まず過去問を解いてみて、解けなかったところを勉強したほうが手っ取り早いでしょうね.
・「一番安いの」で,だいたいイケる
・いちいち迷うのって、第一に時間のムダだし、しかもそれだけでけっこうなストレスじゃないかと思うのです。 ・だから、特にこだわりがなければ、ぼくは、ひとまず一番安いのを選びます。 ・それで不具合を感じたら、もう1レベル上のものを試せばいいし、不具合を感じなかったら、その後も一番安いのを買い続けることでムダな出費が抑えられます.
・自分の力では、どうにもならないことで悩む人。もっと壮大なところで言うと、国や世界のことを憂える人もいます。 でも、そんなことより自分自身の心配をしたほうが、ずっと健康的だし建設的です。 こう言うと、「自分のことしか考えないのはよくない」なんて思うかもしれませんが、それの何がいけないのかと思いますね。 まずは自分本位の優先順位で、できるだけラクに楽しくできるように生活を設計していく。それ以外の、自分の力の及ばないところで決まることは、ハッキリ言って心配しても時間のムダとストレスになるだけで、意味がないと思います.
・フォローリストこそ断捨離すべし
・ただ、SNSには情報収集という一面もあります。SNSならではの、面白いネタや役立つネタが転がっていたりもします。
・テレビだけだと情報が圧倒的に足りなすぎたり、偏っていたりすることも併せれば、海外のニュースの日本語版とか、気になる識者や有名人だけをフォローして、情報収集のために使う、というのが賢いSNSとのつき合い方でしょうね.
・特に、自分が知らない業界の人と話すのは面白い。 その道のプロの判断基準や考え方を自分なりにモデル化しておくと、あとあと、同じような業界の判断基準や考え方が必要なときにハッタリがきいたり、役立ったりもします。アプリの簡易版をインストールしておく感じと言ったらいいですかね.
ぼくも意識していて最も効果があると感じるものは、「一番安いものを買う」という思考です。
正直一番安いものだろうが、ちょっと数百円高いものだろうが、品質はそんな変わりません。
特に日本だと店頭に置いてある商品はどれもレベル高いので、どんなに安かろうがある程度の満足感は得られます。
でも困ったことないんです。
とはいえ、「一番安いものを買う」戦法はジャンルによると思います。
食べ物や日用品などの消費物に関しては通用しますが、家電とかには通用しないですね。
家電とかはいわゆる「安物買いの銭失い」になりやすいです。
なので、自分のライフスタイルに合わせつつ、できるだけ「一番安いもの」を買うことで、迷う時間を排除していきましょう。
ひろゆき流・時間と幸福論
・こんなふうに、「今この瞬間」に集中している間は、他のことを考えずにすむので、嫌なことも忘れてしまいます。あるいは、今という瞬間に集中できればなんでもいいので、とにかく今、目の前にあるものに意識を注ぐというのもアリです.
・嫌いなやつは、記憶ごと抹消する
・自分が誰かを嫌いになった場合も同様です。 記憶力のいい人ほど、「アイツにこんなことを言われた」というのを逐一、覚えているものですが、本当は、イヤな記憶ほどさっさと忘れてしまったほうがいい.
一言でいうと、「無駄なことを気にするな」ってことですね。
たしかに人はどうにもならないことで悩みがち。
どうにもならないことを気にして、結局時間も幸せも失ってしまいます。
だからこそ、どうにもならない嫌なことを忘れるためにも、集中・没頭できることを探すべきだし、そもそも記憶から無くしたほうがいい。
最初は難しいとは思いますが、この思考が身につけば人生トータルで幸福になれそうですね。
「なまけもの時間術」の3文書評
いつも通り3文で書評をまとめていきます。以下の通り。
- すべてには「与えられた時間の中で最大の価値を作る」という思想がある
- プログラマー的思考は時間術とマッチする
- 一般人じゃマネしにくい時間術もあり
「なまけもの時間術」では、「与えられた時間の中で最大の価値を作る」という思想がすべてのベースとなっていると感じました。
そして、プログラマーでもあるひろゆきさんらしいエッセンスが凝縮された本でしたね。
多分プログラマーの人って基本楽したい人が多いから、自然と時間効率も良くなってくるのだと思います。
何を優先して何を捨てるべきか、そういった時間術を学びたい人はぜひ本書を読んでみるべきです。
なお、ところどころ「これは実践するの難しいな」と思う点もありました。
言っても、ひろゆきさんの生活スタイルとぼくたちの生活スタイルは全然違うので、そうした乖離が生まれるのは仕方がないのかなと思います。
「なまけもの時間術」を読むべき人
最後に、「なまけもの時間術」についてまとめていきます。
「なまけもの時間術」を読むべき人
- 多忙な人
- もっと省エネで生きたい人
- もっと自由に生きたい人
「なまけもの時間術」という題名であるとおり、読むべき人”なまけたい”人です。
誰しもがもっとなまける時間がほしいと思っているはず。
なので、どんな人が読んでも何かしらの学びはあるはずです。
下記リンクから購入できるので、ぜひ読んでみてください。
それでは、また。
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