本記事の内容
- AIによる文章校正について
- AIによる文章校正ツール10選
- AIによる文章校正ツールを使うメリット
本記事の執筆者
うぃる(@willblog13)
この記事を書いているぼくは、ブログ歴3年目です。文章にもかなり詳しくなってきており、最近はAIによるライティングについて探究しています。
その中でさまざまな校正ツールに出会ったので、今回はおすすめのAI校正ツールを紹介していきます。
この記事を読めば、今おすすめのAI文章校正ツールを知ることができ、作業効率バク上がりしますよ。
それでは、早速いってみましょう。
AIで文章の校正をするってどういうこと?
この記事を読んでいるかたは、
- そもそも校正ってなんやねん ってひとと、
- 校正はわかるけど、AIによる文章校正ってなんやねん ってひと
に分かれると思います。
なので、まずは基礎的なところを抑えるために「校正」と「AIによる文章校正」についてかんたんにまとめますね。
校正とは?
まず、「校正」とはなんなのか。
校正とは、誤字脱字や表記ゆれ、英語のスペルミスなどを正しく修正する作業のこと。
文章を載せる媒体によっては表記のルールなどをある場合もあるので、文章がそのルールに則っているのかもチェックします。
校正することで、文章の読みやすさ、内容の信頼性などにつながるので、読者ファーストの文章を目指すなら必須の作業です。
AIの文章校正はどんなことをしてくれるのか?
AIの文章校正ツールがやってくれるのは以下のようなこと。たとえば、
- 半角と全角の区別
- 余分なスペースの削除
- 一文の長さの調整
- 「が」や「の」の連続
- 文体の統一
- 表記ゆれチェック
などです。もちろん、校正ツールによって間違いの検出精度が変わってきますが、上記のようなことは普通にできます。
ただ、各校正ツールができることをあらかじめリサーチしておくことは大事ですね。
ということで、下記からはおすすめのAI文章校正ツールとその特徴を紹介していきます。
AIによる文章校正ツール10選
それでは、早速AIによる文章構成ツールの紹介をしていきます。今回取り上げるのは以下の10つ。
- ChatGPT
- 文賢
- Shodo(ショドー)
- AI editor
- Proofreading API
- ちゅらいと
- AI校閲・校正支援システム
- Publish MakerX AI校正オプション
- LegalForce
- AI校正支援システム
それぞれ解説していきます。
①ChatGPT
かなり有名になってきたAIチャット「ChatGPT」です。
なんとChatGPTでも文章の校正ができてしまいます。
チャットで「(文章を入力) ←この文章を校正して」と入力すると、自動でやってくれます。
詳しいやり方はChatGPTとは?始め方・使い方・将来性を徹底解説【スマホOK】で解説しています。
ChatGPTとは?始め方・使い方・将来性を徹底解説【スマホOK】
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文賢
かなり有名な校閲・校正支援ソフト。
KDDIやJTBといった有名企業も導入しています。
最近では、総合的な「文章作成アドバイスツール」を目指し、積極的にバージョンアップしていますね。
料金
- 初期費用→10,800円
- 月額→1,980円
一瞬、「高っ」と感じる人もいるかと思いますが、全然そんなことはなくて校正ツールとしては手頃な方です。
文章を生業にする人なら、すぐ元が取れちゃいますね。
Shodo(ショドー)
株式会社ゼンプロダクツが提供しているAI校正ツール。
BERTというディープラーニング技術や、自然言語処理の技術を活用しています。
魅力は
- 無料(文字数制限あり)
- Chrome、Edgeのブラウザ拡張機能に対応
- GmailやTwitter、Facebookと連携可能
といった点ですね。
会員登録は必要ですが、タダなので問題はありません。
AI editor
AI editorはAIや機械学習の技術者集団「ミラセンシズ」が提供する、文章校正・校閲ツール。
Shodo(ショドー)の紹介の中でも出たBERTをはじめとする最新鋭のDeep Learning技術が組み込まれており、文章校正・校閲にかかる時短化を図っています。
Proofreading API
あのリクルートが自社ウェブサイトで活用しているAIシステムです。
ツールではなく、APIが無料公開されている感じですね。
プログラミングに精通している人なら誰でも試せます。
ちゅらいと
「ちゅらいと」は、DATUM STUDIOで提供されている文章校正ツールです。
最先端のAIアルゴリズムを採用しています。文脈を理解できるようになったことにより、助詞の選択ミスや文字の打ち間違い等の校正に対応している点が強み。
AI校閲・校正支援システム
「AI校閲・校正支援システム」は、凸版印刷による校閲・校正ツールです。
魅力
- 日本語チェックや表記ルールチェックなどの「自動チェック機能」
- 複数人が同時に作業できる「オンライン校正・回覧機能」
みずほ銀行などが導入しています。金融業界向けですね。
実際、コストは初期費用90万円〜+運用18万円/月なので、一般向けというより業務用って感じですね。
Publish MakerX AI校正オプション
株式会社サーバーテックが提供するAIによる校正サービス。
- ディープラーニング採用で、手作業による辞書・ルールづくりが不要
- 一般的なディープラーニングよりも少ない学習データでの検出が可能
- 編集中にいつでも校正チェック可能
値段は初期費用30万円+月額5万円~なので、こちらもプロや業務用ですね。
LegalForce
ここからはニッチなAI文章公正ツールを紹介します。
1つ目はLegalForce。なんと「契約書」に特化した文章チェックツールです。
特徴
- 数万単位の契約書の解析データ
- 契約書にあるリスクの判定
- Wordのアドインも可能
法人向けのツールですね。ちなみに、初期費用と月額料金がかかります。詳しくは下記から。
AI校正支援システム
2つ目のニッチなAIツールはAI校正支援システム。「チラシ」に特化したAI校正ツールです。
画像認識のAIにより、チラシを自動解析し、元の文章と比較してミスや漏れなどをチェックできます。
チラシの制作コストを大幅に削減できそうですね。
AIによる文章校正ツールを使うメリット
AIによる文章校正ツールを使うのにはメリットがあります。それが以下の3つ。
- 校正作業の時短化・効率化ができる
- 文章力が向上する
- コンテンツの質を高められる
それぞれ解説します。
校正作業の時短化・効率化ができる
まだ
1つ目のメリットが、校正作業の時短化・効率化です。
校正作業は手作業でやると以下が問題になります。
- ヒューマンエラーが発生する
- 確認に時間がかかる
- 集中力が必要になる
ですが、AIによって校正作業を時短化すれば、「文章のミスが自動で見つかる」「確認時間を短縮できる」「最後まで集中力を保てる」などのメリットがあるため、より精度の校正結果を生み出すことができます。
文章力が向上する
2つ目のメリットは、文章力が向上すること。
どういうことかというと、AIによる文章校正ツール・アプリにより、不要な表現や誤用しやすい表現などを指摘してくれるため、いざ自分が文章を生成するときの参考になるんです。
しかし、公的な文章やビジネス文書ではそうはいきません。
なので、AIによる文章校正ツールから、自分の文章に対するフィードバックをもらい、新たな気づきを得ましょう。
コンテンツの質を高められる
3つ目のメリットは、コンテンツの質を高められることです。
まあ、校正ツールを使えば、文章のミスや誤字脱字、文章構造の改善などにつながるため、当然コンテンツの質は高まります。
また、文章の投稿や提出前に「校正ツールを使う」というワンステップを置くことによって、意識的に文章を見直す時間ができますよね。
もし文章のミスで悩みを抱えている人は一度AIによる文章校正ツールを導入するのもいいかもしれませんね。
AIの文章校正ツールを使って文章の質を高めよう!
- 無料で使うならChatGPTかShodo
- 有料で質を高めたいなら文賢
- 校正ツールでコンテンツの質を高めよう
いかがでしたか。
AI文章校正ツールは導入して損することはありませんね。
もちろん今回最後の方に紹介した業務用とかニッチなジャンルの校正ツールは不要かもしれませんが、ChatGPT・Shodo(ショドー)・文賢あたりは個人利用でも効果を発揮しますよ。
コンテンツの質を本当に高めたいのなら「文賢」あたりを」体験してみるのがよさそうですね。
それでは、また。