

本記事の内容
本記事の執筆者

うぃる(@willblog13)
実際に紙の本と電子書籍を使い分け、年間300冊のペースで読書をしているブロガーであるぼくが、紙の本と電子書籍の違いについて書いていきます。
本記事では、紙の本と電子書籍のメリット・デメリットについて紹介します。
この記事を読めば、電子書籍の魅力にも気づくことができ、紙の本と電子書籍を両立して使えるようになりますよ。
【結論】電子書籍と紙の本どっちがいいの?
結論、ぼくは電子書籍をおすすめします。
理由は単純で、電子書籍のほうがメリットが大きいからです。
とはいえ、すべて電子書籍で統一しているわけではありません。
実は紙の本も使っています。
電子書籍と紙の本のどっちも使う両立型がオススメ
具体的な使い分けがこちら。
- ビジネス書・実用書→電子書籍
- 小説・エッセイ→紙の本
なぜこのような使い分けをしているのかというと、それは紙の本と電子書籍それぞれのメリット・デメリットを完全に把握しているからです。
メリット・デメリットを把握し、それぞれの本の特徴にあったデバイスで読書をしているので、快適な読書ライフを送れています。
ということで、今回は皆さんにも電子書籍と紙の本どっちがいいのか比較結果をお伝えします。
ただ、電子書籍の方が紙の本よりもトレンドになっていく
とはいえ、今後電子書籍の普及の方が加速していくと思っています。
理由として、テクノロジーの進歩は基本的に不可逆性を持っているからです。
要するに時代と逆行しないということです。
正直出版業界はまだアナログでがんばっている方ですが、いつまで続くかわかりませんよね。数年後には
というときがくるかもしれません。
紙の本のメリット・デメリット
まずは紙の本から解説していきます。
紙の本を使っている人はまだまだ多いのではないでしょうか。
特に年配の方は電子書籍への抵抗が少しあるかもしれませんね。
そんな方も改めて紙の本のメリット・デメリットを確認してみましょう。
紙の本のメリット
- 特定のページを開いたり、飛ばし読みしやすい
- メモを自由に取ることができる
- 売ることができる
- 人に貸すことができる
- 読書している感を感じられる
特定のページを開いたり、飛ばし読みしやすい
最初のメリットはページめくりのしやすさです。
電子書籍もページジャンプの機能はありますが、まだ紙の本のほうがしやすさは勝っていると思います。
メモを自由に取ることができる
紙の本でなら、メモの自由度が大きくなります。
電子書籍ではメモ+マーカーなどの機能があります。
ただ、一点だけできないことがあります。
それが図や絵を書くことです。
しかし、紙の本でならできます。
図や絵は自分の理解度を向上させるためにはかなり役立つので、図や絵を書けるのは大きなメリットの1つですね。
売ることができる
紙の本ならBOOKOFFなどに売ることができます。
さらに言えば、紙の本なら古本があるというのも同時にメリットかもしれませんね。
人に貸すことができる
紙の本でなら、人に貸すこともできます。
読書は「この本面白かったよ」などと感想を言い合うのも醍醐味ですよね。
自分が読んだ本を貸したり、友人や先輩が呼んだ本を貸してもらったりするのも読書においては大事なことなので、人に貸すことができるのはメリットですね。
読書している感を感じられる
少しざっくりとしたメリットですが、紙の本のほうが肌触りが良かったり、読書している感は強く感じると思います。
また、紙の本のほうが電子書籍よりも理解度が高いことが明らかになっています。
文章理解ではタブレット端末よりも紙媒体に優位性があることが明らかになった.
引用:表示媒体が文章理解と記憶に及ぼす影響―電子書籍端末と紙媒体の比較―、研究報告ヒューマンコンピュータインタラクション(HCI)、2012
かなり電子書籍も性能が上がってきてはいますが、紙の本のほうが読書感は得られやすいというのが現状ですね。
紙の本のデメリット
- 持ち運びしにくい
- 家の中で場所を取る
- 引いた線やマーカーを消せない
持ち運びしにくい
電子書籍はスマホ一台で完結するのに対して、紙の本は1冊まるごと持ち運びしなければなりません。
しかも複数冊持ち運ぶ場合は特にめんどくさいですね。
通勤・通学で本を読むという人も多いと思うので、その方たちにとってはかなりデメリットになるかなと思います。
家の中で場所を取る
本はまじで場所を取ります。
1冊1冊は大したことはないのですが、いつの間にか本棚が本でいっぱいになっていたなんてこともあるのでは?
電子書籍なら場所を取らないですし、下手すりゃ本棚代も浮きます。
本棚に囲まれた部屋を作りたいという方は問題かもしれませんが、一人暮らしなどのあまり居住スペースが広くない人にとっては紙の本はわずらわしいかもしれません。
引いた線やマーカーを消せない
正直個人的No.1デメリットです。
紙の本だと、マーカーやアンダーラインなどを引いていると、間違えたときに消せないというデメリットがあります。
電子書籍に比べてストレスに感じることも多くなると思うのでデメリットです。
電子書籍のメリット・デメリット
次に電子書籍のメリット・デメリットについて解説していきます。
以前よりは普及しましたが、未だに電子書籍に抵抗がある人は多いと思います。
そんな方たちにもわかりやすいように電子書籍のメリット・デメリットをまとめたので、ぜひご覧ください。
電子書籍のメリット
- 一度に何十冊、何百冊という本を持ち運べる
- 自分のライフスタイルに合わせて読書できる
- メモやマーカーがしやすい、消せる
- 片手で読める
- 紙の本より安い
一度に何十冊、何百冊という本を持ち運べる
電子書籍最大のメリットといっても過言じゃありません。
電子書籍を使えば、すべてデータでスマホの中にあるので、いつどんなときでもあらゆる本を読むことができます。
自分のライフスタイルに合わせて読書できる
電子書籍はタブレットに限らず、スマホやPCなど他のデバイスでも読めるので、自分のライフスタイルに合わせて読書を楽しむことができます。
例えば、
- 通勤通学中に読書したい→スマホ
- 入浴中に読書したい→防水のタブレット(Kindle PaperWhiteなど)
- デスクワーク中に本の内容を参照しつつ仕事をしたい→PC
電子書籍を使えば、読書の可能性がますます広がりますね。
メモやマーカーがしやすい、消せる
紙の本と比べてのメリットです。
紙の本ではメモやマーカーがしにくかったり、そのメモやマーカーが消せなかったりということがデメリットですが、電子書籍ではそれらをすべて解決しています。
また、電子書籍(特にKindle)にはハイライト機能というのもあり、マーカーを引いた部分をあとで一覧で見返すこともできるなど、非常に多彩な機能があります。
片手で読める
意外と気づいていない人多いのでは?ランキング1位のメリットです笑
紙の本って片手で読むの難しいんですよね。
ただ、電子書籍ならスマホやKindleなど片手で操作できるものが多いので、食事中やつり革を捕まっているときなど、片手がふさがっているときでも読書することができます。
紙の本より安い
これもメリットも意外と知らない人いるのでは?
実は紙の本より電子書籍のほうが安いんですよ!
上記のように電子書籍のほうが数百円安い価格で買えます。
なので、本を買うお金の余裕がない人は電子書籍で少しでも節約するのもいいかもしれませんね。
電子書籍のデメリット
- メモの自由度が低い
- 睡眠の質を下げる可能性がある
- 売れない
メモの自由度が低い
紙の本では、図や絵を書けたりとメモの自由度は高いですが、電子書籍ではテキストでしかメモを残せません。
ここはデメリットかなと思います。
睡眠の質を下げる可能性がある
寝る前に読書をするという人もいると思いますが、仮にスマホで読んでいる場合ブルーライトを浴びることになります。
ブルーライトが睡眠の質を下げることはあらゆる研究で証明されてます。
夜も明るい環境や、夜遅くまでパソコンなどのLEDディスプレイでブルーライトを浴びる生活は、サーカディアンリズムを乱れさせ、自律神経系や内分泌系、免疫系にも悪影響を及ぼします。
引用:ブルーライトとは - 睡眠への影響 | ブルーライト研究会
と思う人に朗報です。
Amazonが出している「Kindle Paperwhite」があります。
Kindle Paperwhiteは直接目を照らさないフロントライト方式のため、目に優しく、夜似読書しても大量のブルーライトを浴びずに済みます。
なので、読書しつつ睡眠の質を保つためにもKindle Paperwhiteは必須アイテムです。
売れない
電子書籍のため、当然BOOKOFFなどで売ることはできません。
と思うかもしれませんが、その心配は無用です。
先程電子書籍のメリットで載せたように電子書籍は紙の本よりも安く購入できます。
そして、紙の本を売ったとしても帰ってくるのは大抵数10円から100円、200円程度です
まとめると、
- 紙の本を売った場合:1,650円(購入費)ー200円(売却費)=1,450円
- 電子書籍を購入した場合:1,336円
以上のように、紙の本を買って、読み終わった後に売るよりも、電子書籍で買ったほうが同じもしくは安上がりなのです。
このように、電子書籍のデメリットは、見方を変えればゼロに等しいと言えます。
これがぼくが電子書籍を進める理由です。
「結局、紙の本と電子書籍どっちがいいの?」のまとめ
今回の内容をまとめます。
- 基本は電子書籍の方が便利だし、安上がり。
- ビジネス書や実用書など線を引いたりメモをするものは電子書籍のほうが良い
- 小説やエッセイなどは紙の本でも問題はなし
いかがでしたか。
ここまで電子書籍を推してきましたが、ぼくは紙の本も大好きです。
個人的には小説やエッセイなど、メモしたりマーカーを引くことが少ない書籍に関しては紙の本でも問題は無いのかなと思います。
ぼくは基本ビジネス書を読むことが多いので電子書籍がメインですが、、、。
今は紙派だけど、電子書籍も少し試してみたいという方は「Kindle Unlimited」をおすすめします。
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それでは、また。