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「天才とは努力を続けられる人のことであり、それには方法論がある」の書評・要約まとめ

2022年10月8日

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よく成功するためには努力しましょうみたいな言葉がありますが、「努力ってどーやんの?」と思ったことありませんか?ちなみに、ぼくはあります。

なので、今回は努力の方法について学びたいと思い、本書を手に取りました。

「天才とは努力を続けられる人のことであり、それには方法論がある」について書評や要約をまとめていきます。

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「天才とは努力を続けられる人のことであり、それには方法論がある」の基本情報

「天才とは努力を続けられる人のことであり、それには方法論がある」の書評・要約まとめ

「天才とは努力を続けられる人のことであり、それには方法論がある」の基本情報について見ていきます。


書名:天才とは努力を続けられる人のことであり、それには方法論がある
著者:山口真由
出版日:2018/03/01
出版社:扶桑社

続いて著者の「山口真由」さんのプロフィールが以下の通り。

山口 真由は、日本の法学者、ニューヨーク州弁護士、元・弁護士、元・財務官僚。
学位は博士(法学)(東京大学・2020年)。信州大学先鋭領域融合研究群次代クラスター研究センター社会基盤研究所特任教授。研究分野は英米法。
山口真由 - Wikipedia

以前、当ブログでは山口真由著の他の本についても取り上げました。
詳しくは下記から。

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「天才とは努力を続けられる人のことであり、それには方法論がある」の要約まとめ

「天才とは努力を続けられる人のことであり、それには方法論がある」の要約まとめ

次に「天才とは努力を続けられる人のことであり、それには方法論がある」の要約・まとめとして読書メモ+意見を記します。

  • 正しい努力とは
  • 努力を始めるための方法論
  • 努力を継続するための方法論

上記についてまとめていきますね。

正しい努力とは

・まず、「努力すること」とは何かについてです。私にとってあることのために努力することは、その何かを「反復・継続」することを意味します.

・努力することを「苦行」だと捉える人は、とりわけ苦手な分野において、努力することに価値を見いだしがちです。ですが、自分が苦手な分野で戦うというのは、それに伴う苦痛が大きいわりに、効果はあまりありません。その結果、決して長くは続きません.

・だから、ここでは自分の「得意分野」を測るための指標を使いたいと思います。ビジネスにおいて求められるのは、「アウトプットする力」です。そして、精度の高いアウトプットをするためには、必ず「インプットする力」を組み合わせる必要があります。「インプットする力」としては「読む」ことと「聞く」ことが、「アウトプットする力」としては、「書く」ことと「話す」ことが挙げられます.

・つまり、自分の得意分野を見極めるために、誰もが小さい頃から日常生活のなかで行っているこれらの4つの行動について、自分の能力を評価すればいいだけなのです。もし、自分での評価が難しければ、自分のまわりの人と比べるのがよいでしょう.

・しかし、いわゆる学問を学ぶための勉強は違います。
最終的に自分が目標としたレベルに達することができなくても、その成果がゼロとされることはなく、そこまでの積み重ねも評価されるもの。社会人になり、勉強に精を出しているのは、それだけで「向上心がある」と評価されます.

・子どものうちは勉強ばかりすることは評価されにくい風潮にありますが、大人になってからこそ、勉強を努力対象にし、「ガリ勉」になるのも悪くはありません.

・私は、 80 点を取ることを「コスト・パフォーマンスの限界点」と名づけています。 80 点のところまでは、努力すればするだけ近づいていきます。卓越しているとはいえませんが、合格点としてひとつの基準になります。
しかし、 80 点から100点に上げていくときにかかる負荷は、0点から 80 点まで上げていくときにかかる負荷の比ではありません.

・「天才」は滅多にいません。私は、人生の早い段階で、どうやら自分は「天才」には生まれてこなかったと認めざるを得ませんでした。でも、だからこそ、「天才」への憧れを潔く諦めて、残りの人生を「努力」にささげることができたのです。
目指すべきは「努力」型の人間です。脇目もふらずに、少しずつだが確実に前へと進む。天才ではない人が、社会で成功をつかむには、努力をするしかないのです.

たしかに努力=反復・継続という感覚は同感です。
実際、一朝一夕では身につかないからこそ、努力する必要があるわけですよね。

そして、肝となるのは得意な分野で努力するということ。
そこで基準となるのが、「読む」「聞く」「書く」「話す」の基準です。

例えば、ぼくは「読む」「書く」が得意だと思っているので、ブログでこのように書評記事を書いているわけです。また、基本的に知識を得る時は本やWEB検索からが多いです。
一方で、「話す」がそこまで得意ではないので、今のところYouTubeには挑戦していません。

あなたもこんな風に自分は何がアウトプットとインプットで何が得意なのかを考えてみてください。そこから努力の道筋が見えてくるはずです。

努力を始めるための方法論

・そこで、努力を始めるには、とりあえず新しい環境に飛び込んでしまうのがひとつの簡単な方法です.

・私の方針はシンプルで、基本書は1冊しか読まないようにしています。ですから、可能な限り網羅しているほうがいいと考えます。 そしてプロセスというのは、あたう限り網羅的な基本書を探すプロセスです.

・基本書は1冊と、ここで繰り返すのは、努力をするということには反復・継続が欠かせないからです。この反復をするには、同じものを読み続ける必要があります。 「同じ内容でも、違うものを読んだほうが別の角度からの情報も入れられるのではないか」 こういう反論もあると思いますが、別の角度からの情報があると、かえって基本がわからなくなってしまいます。基本がずれてしまうのです。応用は試験のなかだけで十分です.

・不安になっても、自分が決めた1冊を読み通す。そのためには、選んだプロセスが大切になるので、基本書は必ず大きな書店で買うようにしましょう。 あらゆる選択肢のなかでベストだと思う本を選んでいるという自信が、努力を続けるには大切なのです.

・反復という観点からは、この8割が正解できて、2割は努力が必要なくらいのレベルというのが重要なのです。 今の実力で8割は解けて、解くのに努力を要するものが2割。パレートの法則ではないですが、これが黄金比なのです。これより負担が大きいと反復できなくなるし、逆にこれより負担が小さい、たとえば、10割正解できるクイズを延々と続けても今のレベルよりも向上しません.

・しかし、努力する際に、どうしても発生してしまうストレスがあることから、なかなか初動を起こすことができない。そう思われる方も多いのではないでしょうか。そんなときにお勧めなのは、努力発動のスイッチを作り出すことです。 その際のポイントは、そのスイッチが常に見えている状態ではないことです.

・私にとっての最重要項目は、やはり睡眠時間です。これは、仕事の成果に対する影響がもっとも大きい。これを削ると、的確に思考し、効率的に動くことの妨げになってしまいます。 だから、私の場合は、最後の最後まで睡眠時間を削りません.

努力を継続するコツをまとめると、以下のとおり。

  • 新しい環境に飛び込む
  • 基本書1冊を何度も繰り返す
  • 自分なりの努力発動スイッチを作り出す
  • 最後の最後まで睡眠時間は削らない

こう見ると意外とシンプルですよね。
まずはあなたが実践しやすいものから取り組んでみましょう。

努力を継続するための方法論

・では、スケジュールを管理するにはどうしたらいいか。 それは「外圧」を用いることです.

・外圧を利用しようとする場合は、勉強に取りかかる前に、試験までに開催される模試を調べることから始めます。そして、受けられるものすべてに申し込んでしまいます。これで終わりです。 あとは、「今日はここまで」とか「今週・今月はここの範囲を」といったような具体的なスケジュールを立てずに、その日に進められる分だけ進めます.

・陰の努力は美徳というように思われていますが、陰で努力してしまったら、結果が残せなかったときは、その努力は誰にも評価されずに終わってしまいます。これ見よがしに努力を見せ続ければ、達成されなかったとしても評価がついてくる。そういう場合もあるのです.

いわゆる努力のペースメーカーを作ろうってことですね。
目標がない中で淡々と努力をし続けれる人はなかなかいません。

だからこそ、自分で外圧を取り入れることで継続せざるをえない状況を作り出しちゃいましょう。

最後の「努力を見せよう」というのはためになってというより、議論を呼ぶ内容だと思い、引用しました。

というのも、先日「心を整える」の書評・要約まとめ【長谷部誠の名言集】で取り上げた長谷部誠選手については努力を他人に見せると甘えが出るという反対のことを述べています。

個人的には、長谷部誠選手の方に賛同ですが、一方で努力を見せた方が続くという人もいるはず。

なので、努力見せる・見せないは自分にあった方を実践してみるのがいいと思いますよ。

「天才とは努力を続けられる人のことであり、それには方法論がある」の3文書評

「天才とは努力を続けられる人のことであり、それには方法論がある」の3文書評

いつも通り3文で書評をまとめていきます。以下の通り。

  • 「努力」特化した本はこの本だけだと思う
  • 勉強に偏った努力論だった
  • とはいえ、仕事やプライベートにも置き換えることは可能

多分ここまで「努力」について語り尽くしている本はこれだけですね。

若干気になったのが、基本的に勉強における努力のみについて語られている点。
もう少し他のジャンルでの努力論が書かれていると良かったかなと思います。

とはいえ、勉強での努力論も仕事やプライベートに置き換えることは十分に可能。
そこは各々でって感じですね。

「天才とは努力を続けられる人のことであり、それには方法論がある」を読むべき人

「天才とは努力を続けられる人のことであり、それには方法論がある」を読むべき人

最後に、「天才とは努力を続けられる人のことであり、それには方法論がある」についてまとめていきます。

「天才とは努力を続けられる人のことであり、それには方法論がある」を読むべき人

  • 努力をしているつもりだが、成果が出ない人
  • 努力しようと思っているが、継続できない人
  • 「努力?何それ美味しいの?」って人

人間誰しもどこかで努力しなくてはならないタイミングはくるもの。

しかし、適切な努力をしないと成果は得られないどころか、どんどん時間を無駄にしてしまう。

それを回避するためにも今のうちに努力について深く学んでおくことが重要です。
本書はそのきっかけを与えてくれる本だと思います。

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それでは、また。

セットで読んでほしい書評記事はこちら

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