本記事の内容
- ブログの記事構成が大事な理由
- ブログの記事構成の作り方7STEP
- ブログの記事構成に関する注意点
本記事の執筆者
うぃる(@willblog13)
この記事を書いているぼくは、ブログ歴3年目。
今回紹介する構成テンプレートを使って、これまで300記事以上書いてきました。
また、そのうち100記事以上が検索上位(10位以内)を取っています。
今回はそんなぼくがブログの記事構成の作り方を紹介します。
また、特典として、ぼくが普段使っている記事構成のテンプレートもプレゼントしちゃいますね!
このテンプレートを使えば、あなたも読者のためになる高品質の記事が書けるようになりますよ。
それでは、早速見ていきましょう。
ブログの記事構成とは?
ブログの記事構成は、いわば記事の設計図です。
記事構成によって記事の質が決まると言っても過言ではありません。
ブログ記事は、「家」と同じ。
家を建てる前に建築士の人が、設計図を書きますよね。
しかし、この設計図が曖昧だと、せっかく建てたマイホームが欠陥住宅になってしまいます。
それと同じで、記事の構成が曖昧だと読者の悩みを解決しきれない質の低いブログ記事になってしまいます。
なぜブログの記事構成が大事なのか
もう少しブログの記事構成の重要性を深掘りします。
ブログ記事構成が大事な理由は以下の3点。
- 読者が読みやすくなるから
- 記事を書きやすくなるから
- SEOに強くなるから
読み手目線でいうと、求めている情報が手に入りやすくなりますよね。
なぜなら、構成がしっかりしていると、求めている情報を手に入れやすくなるからです。
逆に、書き手目線でいうと、途中で「あれ?何を言いたいんだっけ?」と迷うことがなくなります。
なので、読者のためにも、記事を書く自分のためにも、構成案をしっかりと作り上げましょう。
ブログ記事の構成は3つに分かれる
通常、ブログ記事の構成は3つにわかれます。それが以下のとおり。
- 導入部分
- 本文部分
- まとめ部分
それぞれどんな役割があるのかを見ていきましょう。
導入部分
読者がまず目に触れるのが「導入部分」です。
導入部はリード文とも言われます。
結論、導入文が1番大事です。
なぜなら、ここで興味をひきつけないと、読者はすぐに離脱してしまうから。
たとえば、関係ない自己紹介や自分語りをだらだら続けるのはNGですね。
自己紹介などは簡潔に済まして、記事を読むことでどんなことが得られるのかを示しましょう。
記事本文部分
導入部分が終わると、記事の本文に入ります。
ここでは、ユーザーの悩みや疑問に答えていきます。
一つポイントとしては、見出しをしっかりと設定することです。
というのも、読者は本文の隅々まで見ないから。
大体見出しをざっと見て、気になる部分だけ精読するだけです。
なので、内容がひと目で分かるような見出しをつけましょう。
まとめ部分
最後に、まとめ部分でその記事のポイントを要約します。
まとめが必要な理由は、読者が記事を読み進めているうちに、重要なポイントがわからなくなるからです。
また、最後に重要なポイントをおさらいしてもらうことで、次の行動へ促すこともできます。
- 例1:「このポイントを別の記事で深掘りしています」
→別記事誘導 - 例2:「本記事の内容をさらに知りたい方にはこの書籍がオススメ」
→商品誘導
なので、まとめ部分も気を抜かずに、しっかり作り込みましょう。
ブログの記事構成の作り方7STEP
早速、ブログ記事構成の作り方を紹介していきます。
下記の7ステップを順番にやっていきましょう。
ブログの記事構成の作り方
- キーワード選定をする
- 競合サイトを分析する
- 読者のニーズを洗い出す
- 目次(見出し構成)を作る
- 各見出しごとに主張を決める
- リード文・まとめ文を作る
- タイトル・ディスクリプションを作る
なお、今回はぼくが実際に使っている記事構成のテンプレートを無料で配布します!
» 記事構成テンプレートを受け取る
※テンプレートの紹介箇所に飛びます。
※無料配布で何かに誘導するみたいなことないので、安心してください笑
①キーワード選定をする
はじめに、キーワード選定をしていきます。
なぜなら、書くテーマが決まっていないと、内容が発散するからです。
また、キーワードを狙って書くことで、SEOにも有効です。
たとえば、この記事は「ブログ 構成 作り方」をターゲットにしています。
キーワードを絞ると書くべきことが明確になるので、キーワード選定は必須ですね。
②競合サイトを分析する
次に、競合サイトを分析していきます。
- 競合の強さを見極めるため
- 上位表示の記事に"構成の答え"があるから
競合の強さを見極めるため
なぜなら、上位10記事がドメインパワーが強い企業サイトで埋め尽くされていたら、がんばっても上位表示されにくいため。
もし上位10記事がドメインパワーが強強サイトだったら、①に戻ってキーワード選定を見直すべきですね。
上位表示の記事に"構成の答え"があるから
上位表示されているということは、そのキーワードのニーズを満たしている証拠。
なので、ぶっちゃけると、上位表示されている記事を分析しまくって構成案を練るのが正解です。
しかし、それだと独自性が出ない・隠れたニーズに気づけないため、次のステップが必要になります。
③読者のニーズを洗い出す
キーワード選定と競合分析が済んだら読者のニーズを洗い出します。
なお、読者のニーズは2種類。
2つの読者ニーズ
- 顕在ニーズ:読者が抱いているニーズ
- 潜在ニーズ:読者自信も気づいていないニーズ
たとえば、この記事のニーズは以下のように考えました。
- 顕在ニーズ:ブログの構成案を知りたい、構成案の重要性を知りたい
- 潜在ニーズ:キーワード選定ってどうやるの?、ニーズの見つけ方
ポイントは、顕在ニーズに対して「何故?なんで?どうして?」と質問していくことです。
その深掘りをしていくと、ニーズの深層に入っていき、潜在ニーズが見えてきます。
上記のように、ニーズを洗い出せたら、見出しをつくっていきましょう。
④目次(見出し構成)を作る
読者ニーズから目次(見出し構成)を作っていきます。
見出しの優先順位は以下のとおり。
- 前提知識 例)ブログ構成の重要性とは
- 顕在ニーズ 例)ブログ構成の作り方
- 潜在ニーズ 例)ブログ構成の注意点
- まとめ 例)ブログ構成のポイントまとめ
ポイントは以下のとおり。
- 顕在ニーズを前半に持ってくる
- H2見出しにキーワードが入っているか確認する
- 見出しだけで言いたいことが伝わるか確認する
見出しができれば、ブログの構成は8割完成といっても過言ではありません。
実際、ぼくもここに30分以上時間かけてますね・・・。
さて、見出しが完成したら次のステップに移ります。
なお、見出しに関しては下記記事でもう少し深掘りしています。
ぜひチェックしてください。
【SEO】ブログ見出しの効果的な作り方5選【コツあり】
続きを見る
⑤各見出しごとに主張を決める
見出し構成が決まったら、各見出しごとに主張を決めましょう。
なぜなら、主張を明確にしておかないと、この記事で何を伝えたいのかがわからなくなるからです。
その結果、筆が止まります。
また、主張とセットで理由や具体例も書けるとベストですね。
オススメは以下のように箇条書きでメモっとくこと。
- 主張 例)ブログの構成案は大事。
- 理由 例)読者に伝わりやすくなるから。
- 具体例 例)読みにくい記事構成の例
- 主張の繰り返し 例)読者のためにも構成案をちゃんと練ろう
上記はPREP法と呼ばれており、「主張→理由→具体例→再主張」の順で書くことで伝わりやすい文章になります。
ここまで文章の骨格が出来上がれば、あとは本文は肉付けするだけです。
⑥リード文・まとめ文を作る
本文の骨格ができたら、本文にあうリード文とまとめ文を作ります。
リード文
リード文は、読者がこの記事を読み進めるかどうかを決める重要なポイントです。
- 読者が抱えている悩みや問題を示す
- この記事を読むとどうなるのかを示す
- 示した結果が出る根拠を伝える
- 読み進めるための一声かける
たとえば、本記事は下記のような順でリード文を書いています。
割と最適化されたリード文だと思うので、ぜひマネしてくださいね。
まとめ文
まとめ文は、読者の次の行動につながる部分になります。
- ポイントを箇条書き
- 次に読むべき記事や内容に関する商品へ誘導
- ちょっと自分の意見を入れる
まとめ文まできた読者は、次の2択を迫られます。
- このまま検索欄に戻る(or ページを閉じる)
- 次の記事や商品ページに飛ぶ
もちろん狙うべきは②です。
せっかくブログに来てくれた読者さんを逃したくはないですよね。
なので、最後には必ず次の行動を示してあげましょう。
⑦タイトル・ディスクリプションを作る
最後に、タイトルとディスクリプションを作っていきましょう。
タイトルを決める
タイトルは記事の顔に当たる部分です。
読者がクリックするかどうかはここで90%くらい決まるの、きちんと設定しましょう。
ポイントは以下のとおり。
- 検索キーワードを必ず入れる
- 検索キーワードを前方に入れる
- タイトル全体は30文字以内に収める
- 記事内容を端的に示すタイトルにする
- 各記事オリジナルのタイトルを付ける
なお、タイトルの付け方・クリック率の関係などは下記記事で深掘りしています。セットでお読みください。
SEOに有効なブログ記事タイトルの付け方5選【具体例あり】
続きを見る
ディスクリプションを決める
ディスクリプションは記事の要約文みたいなもの。
検索欄に表示されたり、SNSで共有する際に表示されます。
ポイントは以下のとおり。
- 全体の文字数は85文字前後にする
- 狙うキーワードは75文字以内に含める
- 記事の内容を的確に要約する
- ユーザーの検索意図とベネフィットを考える
- 1記事ごとに固有のメタディスクリプションを設定する
なお、メタディスクリプションについても下記記事で深掘りしてます。
【具体例あり】メタディスクリプションの書き方とコツ5選
続きを見る
【無料配布】ブログの記事構成テンプレート
ということで、ここまで書いてきたブログ記事構成の作り方を反映させたテンプレートを特別に共有します。
実際にぼくが使っているテンプレートで、これまで100記事以上を上位表示させてきました。
なお、ぼくは文章形式のテンプレートで普段書いていますが、今回はスプレッドシート形式でも配布します。
好みはそれぞれだと思うので、お好きな方を利用してみてください。
» 記事構成テンプレートを受け取る
※Googleドライブの画面に飛びます。
Twitterでもこんな感じで、唐突にギブすることがあります笑
ブログの記事構成に関する注意点
最後にブログ記事構成に関する注意点を紹介します。
ぜひ下記の注意点を意識しつつ、記事構成を作ってみてください。
- リアルな読者を想定する
- 自分が書きたいことは書かない
- 構成づくりにいちばん時間を割く
それぞれ解説していきます。
リアルな読者を想定する【答え=過去の自分】
いちばん重要なことが「リアルな読者を想定すること」です。
理由は以下のとおり。
- 架空の人物の潜在ニーズは想像しにくい
- リアルな人物の方が親身になれる
すこし抽象的ですが、かなり重要です。
たとえば、20代なのに、40代向けの青汁商品を紹介するとか。
お金を稼ぐためとはいえ、それだと読者の潜在的なニーズに気づくのはかなり難しいですよね。
なので、できるだけリアルな読者をペルソナにしたほうがいいわけです。
そこで、ぼくがおすすめする読者像が以下のとおり。
- 1~2年前の自分(1番おすすめ)
- 友達・家族
ぼくは、前者の1~2年前の自分に向けて書いています。
なぜなら、ニーズを見つけやすいし、実体験で解決策を語れるから。
実際、この記事も2年前くらいにブログを始めたぼく自身に向けて書いています。
なので、明確なペルソナを設定できないのであれば、「過去の自分」にむけて書いてみましょう。
自分が書きたいことは書かない
厳しい話ですが、自分が書きたいことは書くのはNG。
というのも、ブログの読者は「悩みを解決」しにきているからです。
別に誰もあなたの身の上話とか興味ありません。
なので、真っ先に悩みを解決するような文章にしましょう。
とはいっても自分語りをしたい人へ
気持ちはめっちゃわかります。ぼくもたまに自分語りしたくなります。
そんなときは、先ほど示した文章構成の具体例で自分の意見・体験談を入れてみましょう。
自然に自分の意見を入れることができます。
むしろ、記事にオリジナリティが生まれるのでオススメです。
構成づくりにいちばん時間を割く
そして、構成づくりにはいちばん時間を割くようにしましょう。
その理由は、記事の骨格になる部分だからです。
人間も"骨"がないと立ってられませんから。記事も"骨"がないと崩れてしまいます。
また、"骨"がしっかりしていないと、ちゃんとした肉付けもできないですからね。
なお、かける時間の目安は、大体「30分~1時間」くらいかなと思います。
実際、ぼくもそれくらいの時間かけています。
きれいな文章は二の次でOK。まずは記事の構成をマスターしましょう。
ブログの記事構成は、記事を書く前の設計図
- ブログの記事構成は、記事の設計図
- 構成づくりには30分~1時間くらいかけよう
- 構成はテンプレートを使うべき
いかがでしたか。
記事の構成はブログの肝になる部分。
ここをちゃんとするだけでも、立派なブログ記事をつくることができます。
ぶっちゃけ、きれいな文章、読みやすい文章は二の次でOKです。
まずは、構成の作り方をマスターしていきましょう。
ただ、一から構成案を作り上げるのは大変だと思うので、ぼくのテンプレートをぜひ使ってください。
そして、記事を書きつつ、自分好みにカスタマイズしていきましょう。
それでは、また。