本記事の内容
- 7回読み勉強法のやり方
- 科目別7回読み勉強法のアレンジのやり方
- 「7回読み」勉強法のメリット・デメリット
本記事の執筆者
うぃる(@willblog13)
年間300冊のペースで本を読むブロガーである私が、人気書籍「大主席弁護士が教える超速「7回読み」勉強法」の内容について解説していきます。
本記事では、人気書籍「東大主席弁護士が教える超速「7回読み」勉強法」の内容について解説していきます。
この記事を読めば、7回読み勉強法のやり方からアレンジの仕方まで知ることができ、効率的な勉強法を取得できるようになりますよ。
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書籍紹介「東大主席弁護士が教える超速「7回読み」勉強法」
皆さん、「東大主席弁護士が教える超速「7回読み」勉強法」という書籍をご存知でしょうか。
東大法学部を主席で卒業し、その後、弁護士やテレビコメンテーターとして活躍する今話題の「山口真由」さん著の勉強法に関する本です。
- タイトル:東大主席弁護士が教える超速「7回読み」勉強法
- 著者:山口真由
- 構成:
第1章:「頭がいい人」がしていること
第2章:私の勉強ヒストリー①
第3章:私の勉強ヒストリー②
第4章:誰でもできる!「7回読み」勉強法とは?
第5章:努力とやる気を持続させる「メンタルコントロール術」
第6章:なぜ学ぶ?何を目指す?自分と向き合うと見えるもの
最初は山口さんの自叙伝的要素がかなり強いのですが、第4章以降は7回読みについて説明されています。
まあ、自叙伝的な前半も読み応えはあるんですけどね。
7回読み勉強法のやり方を紹介
7回読みとは、最初の3回で本の概要、構造を読み取り、4,5回目で本のキーワードを把握し、6,7回目で細部を読みこんでいく読み方。
結果的に本全体を把握できる理にかなった勉強法です。
それでは早速7回読み勉強法を細かく見ていきましょう。
7回読み勉強法のやり方:1回目
主にタイトル、各章のタイトル、項目ごとの見出しなどを意識します。
これらを読み込むことによって、本の全体像を把握するということです。
見出しを読み込んで本のマップを完成させよう。
7回読み勉強法のやり方:2回目
ここでもそこまで細部を読み込む必要はありません。
意識するのは、「ここにこんな話がこんな順番で書いてある」ということが分かればOK。
もっと意識するなら、主張、背景、現状、展望などを意識しながら読めるとなおよし。
どこに何が書いてあるかを把握するフェーズ。
7回読み勉強法のやり方:3回目
3回目は2回目と同じです。
サラサラと読んでその本のアウトラインを把握することを意識してください。
この段階でそのアウトラインをより詳細にできればOKです。
本のアウトラインをより詳細に!
7回読み勉強法のやり方:4回目
4回目では文章中のキーワードを見つけることを意識しましょう。
ここで言うキーワードとは、よく出てくる単語、詳しく説明されている用語です。
覚える必要はないので、よく出てくるなー程度で把握さえしていればOKです。
このフェーズは「キーワード探し」
7回読み勉強法のやり方:5回目
4回目と同様に着目する点はキーワード。
4回目と違うのはキーワードの説明に注意を向けること。
キーワードとキーワードの文脈を読むことでその段落の要旨をつかめるようになります。
キーワードとキーワードの間に注目
7回読み勉強法のやり方:6回目
本の全体図が完成したところでここからは細部に注目していきます。
特に6回目では1~5回でやったことの「答え合わせ」の意識を持つと理解度が高まります。
6回目はこれまでの作業の「答え合わせ」
7回読み勉強法のやり方:7回目
この段階で本のほとんどは把握できているはずなので、7回目ではまだ把握が甘いところの確認作業ということになります。
全体を読む必要はなく、イマイチ理解が不十分なところだけピックアップして読んでください。
7回目は確認作業+不十分なところのカバー
7回読み勉強法の科目別アレンジのやり方を紹介
7回読みとは、本や資料があればすぐ実践できる手法。
しかし、一部科目では少しアレンジしたほうが良いものもあります。
7回読み勉強法のアレンジのやり方:現代文編
現代文で必要となるのは、文章の読解力。
7回読み勉強法は理解や記憶定着に特化しているため、読解力という点では欠けています。
なので、そういったときは文章を7回読みするのではなく、授業中に取ったノートを7回読みすることが重要です。
なぜなら、授業中に取ったノートは読解したものがまとまっているから。
現代文では、授業中に取ったノートを7回読みすべし!
7回読み勉強法のアレンジのやり方:英語編
英単語については、100語から150語の短い英語の文章から単語を拾い書きしていく
⇒「7回書き」
文法については、ひたすらに問題を解くことが頭に定着するため
⇒「7回解き」
英語の場合は「読む」だけではダメ!
7回読み勉強法のアレンジのやり方:数学編
数学に関してもひたすら問題を「解く」ことが肝心です。
なので、数学でもやるべきは「7回解き」。
また、数学に関しては何回も解くことによって、解法というお手本を得ることができます。
「7回解き」でお手本を手に入れよう。
7回読み勉強法のメリット・デメリット
ここでは7回読み勉強法のメリット・デメリットについて解説します。
7回読み勉強法のメリット
- 理解度が上がる
- 記憶の定着が良い
- スキマ時間を有効活用できる
- 「読む」ことへのハードルが低くなる
- 疲れにくい
先ほどから述べているように、7回読みのメリットは複数回読むことによる理解度と記憶定着の向上。
しかも全体像把握から徐々に細部を見ていくという読書術の基本が実践されているため、その効果は確かなもの。
そして、ここで説明したいのは7回読みによって勉強(読書)を習慣化できるということ。
なぜ、勉強(読書)を習慣化できるのか。
それは1回1回にかかるを最小にしているため、スキマ時間を有効活用できたり、気軽に始められるからです。
これくらいの時間なら行き帰りの電車、休憩中、誰かとの待ち合わせ中など、いつでもどこでも気軽に勉強を始めることができるわけです。
勉強の習慣化は意識しないとなかなかできないもの。
しかし、7回読みならそれがより簡単になりますよ。
7回読み勉強法のデメリット
- 能動的な勉強法ではない
- 継続力が必要となる
デメリットとしてはこの2点かと思いますが、個人的には最初の1つ目はかなり大きいデメリットだなーと思います。
それが、「能動的な勉強法ではない」ということ。
あくまでも、この7回読み勉強法は試験勉強向けの記憶術、暗記法の側面が強く、読解力や分析力を向上させる手法ではありません。
ひたすら本や資料に書かれていることを読み込んで頭に刻み込むという受動的な勉強法です。
なので、もっと自分の読解力を向上させたい、考える力を身につけたい!という方には不向きかもしれませんね。
7回読み勉強法のやり方を東大主席弁護士の書籍から紹介のまとめ
今すぐできるTODOリスト
TODOリスト
- 一つ本を取り出して7回読み1回目をやってみる
- 1回目ができたら2回目に挑戦してみる
- 「東大主席弁護士が教える超速「7回読み」勉強法」を買って読んでみる
「東大主席弁護士が教える超速「7回読み」勉強法」を読んで筆者の感想
自叙伝的なところはサラッと読んだのですが、山口さんはすごい努力家の人なんだなと思いました。
まあこのガッツがあれば7回読みも余裕だよねって感じもしますが、7回読み自体は非常に理にかなった勉強法なので、実践していきたいと思います。
気になる方はぜひ買って読んでみて下さい。
また、よくKindle Unlimitedの対象本になっています。ぶっちゃけそっちの方が安上がり。
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それでは、また。
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