本記事の内容
- 「京大読書術」をどんな読書術なのか
- 「京大読書術」式のアウトプット術
- 「京大読書術」式の選書方法
本記事の執筆者
うぃる(@willblog13)
年間300冊のペースで本を読むブロガーである私が、人気書籍「京大読書術」の内容について解説していきます。
本記事では、人気書籍「京大読書術」の内容について解説していきます。
この記事を読めば、京大読書術のやり方を知ることができ、読書での情報吸収がはかどるようになりますよ。
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書籍「京大読書術」とは?著者はどんな人?
皆さん、「京大読書術」という書籍をご存知でしょうか。
現在オンライン学習指導塾を運営し話題の「粂原圭太郎」さん著の読書術の本です。
今回は実際に「京大読書術」を読んだ自分が、書籍で特にためになった部分の紹介と、この書籍の魅力について解説していきます。
「京大読書術」著者紹介
- 粂原圭太郎
- 京都大学大学院法学研究科卒業
- 日本テレビ系「頭脳王」出演経験あり
- Twitterフォロワー5万人(2021/04/30時点)
- オンライン学習指導塾「粂原学園」運営
「京大読書術」書籍紹介
- タイトル:偏差値95、京大首席合格者が教える「京大読書術」
- 副題:仕事にも勉強にも必須な「理解力」と「連想力」が劇的に身につく
- 構成:
第1章:「理解する力」を高める読解法
第2章:「短期間で情報収集する力」が身につく速読法
第3章:「自由なアイデアを出す力」を養う発想力
第4章:「自分で考える力」を育む連想法
第5章:「読書」を日常で役立てる応用実践法
「京大読書術」をどんな読書術なのか?
- 本を読むゴールを明確にする
- 常識を疑いながら読む
- 苦手な分野を習得する読書術
この章では、実際に書いてあった読書術から特にためになった部分を3つピックアップしました。
本を読むゴールを明確にする
これは読書の基本中の基本です。
本を読む前には、さらに言えば本を選ぶ前から、読む目的を明確にし、自分が欲しい情報は何なのかを把握しておきましょう。
また、ゴールがはっきりすれば、目次を見て欲しい部分だけ熟読すれば良いのです。
本を読む目的を明確にするのは大原則!
常識を疑いながら読む
本を読むときは常識を疑いながら読むようにしましょう。
どんな本でも先入観を捨てて読んでみると新たな発見があるものです。
それを読書でも体験するのです。
そのようは発見を経て、新たな発想が生まれるはず。
また、本に書いてあることをすべて鵜呑みにするのは思考が停止している証拠なので要注意!
常識を疑いながら読むと新たな発見に巡り合うかも
苦手な分野を習得する読書術とは?
- 「Wikipedia」で予備知識を入れる
- できるだけ簡単な本を読む
- 簡単なビジネス書を読む
どうしても苦手分野を勉強しないといけないときはこれがベストです。
知らないことをまず「ウィキペディア」で調べる癖をつけると本を読む前に予備知識が手に入り、読書もよりいっそうはかどるようになります。
また、もし難解な分野であれば、②③を理解するまで何回も繰り返しましょう。
読書では「Wikipedia」をフル活用しよう
「京大読書術」式のアウトプット術とは?
次には読書術と常にセットで考えなければならない「アウトプット術」についてです。
この章でも主にたまになった点を3つピックアップ。
- アウトプット先がしっかりしていると、インプットもはかどる
- おすすめのアウトプット先は「ブログ・SNS・人」
- 「マインドマップ」を使うのもおすすめ
アウトプット先がしっかりしていると、インプットもはかどる
読書にはアウトプットはつきものです。
インプットのみでは「情報」で終わってしまいますが、アウトプットすることで「知識」に変えることができます。
なので、必ずアウトプットをするようにしましょう。
さらにアウトプット機会が増えるほど、知識をもどんどん蓄えられていきます。
この好循環に入れば、立派な読書家の仲間入りです。
「情報」を「知識」に変換する作業がアウトプット
おすすめのアウトプット先は「ブログ・SNS・人」
- ブログに読書の感想を書く
- SNSに読書の感想を書く
- 人に話す
具体的にアウトプット方法を紹介していきましょう。
なんども繰り返すように、アウトプットしないのは読書していないのと同等。
ぜひ自分の媒体でアウトプットしてみてください。
その中でおすすめなのが「ブログ」。
まさに今ぼくがやっているようなことですね。
ブログにアウトプットすることには以下のメリットがあります。
- 本の内容が知識として定着する
- 文章力のアップにつながる
- 要旨をわかりやすく説明するという重要なスキルが身につく
ぜひブログ始めてみてください。
なかでもいいのは「Twitter」。
Twitterに関しては日本語で140文字という制限の中で要旨を伝えなくてはいけないので、まとめる力が非常に重要になります。
めちゃくちゃ文章力が身につきますよ。
こうしてアウトプット場所が増えると、読書をしようとする気になり読書量も増えるのでおすすめです。
自分の始めやすいものからでOK
「マインドマップ」を使うのもおすすめ
- どんどん発想を膨らませられる
- 新たな単語に気づくことができる
- 発想の全体像をひと目で把握できる
- 自分の頭の中にあることを整理できる
マインドマップを使うメリットとしては以上の通り。
いずれも読書には最適なメリットですね。
マインドマップとしては「MindMaster」がおすすめ。ほぼ無料で使えるので、初心者向けです。
読書に慣れてきたら「マインドマップ」導入を検討すべし
「京大読書術」式の選書方法とは?
ここでは「京大読書術」式の選書方法をご紹介。
ためになった部分を3つピックアップしておきました。
本を選ぶ4STEPとは
- タイトルを読む
- 帯のコピーを読む
- 目次を読む
- パラパラとめくる
最低限このステップを踏めば、大体ハズレ本はひかないと思います。
また、このステップを踏む前の大前提として「have to(しなければならない)ではなく「want to(したい)」で本を選ぶことを忘れずに!
本屋でこのステップを実践してみよう
4,5冊読めば、専門家と話せるくらいの知識になる
- 1冊目は入門的な本読む
- 2冊目はそのジャンルのベースとなる本
- 3冊目もそのジャンルのベースとなる本
- 4冊目は有識者が書く発展型の書籍
- 5冊目も有識者が書く発展型の書籍
つまり、入門書×1、ベース本×2、発展型の本×2読めばOK。
こんな感じでどんどんレベルを挙げながら読むと基礎から応用まで幅広く知識を得ることができます。
これでも足りないようならもっと冊数を増やしてもOK。
とにかく最初は入門書から!
「狭く深く読む」vs「広く浅く読む」
「京大読書術」の著者である粂原さんは、どちらも書籍内で推奨しています。
ただし、粂原さん的には「狭く深く」を推してるなとぼく個人としては感じました。
狭く深く読むの特徴
狭く深く読む方法は以下の通り。
- 入門書から読む
- 気になるものがあれば、突き詰めていく
- 類書を読んでいく
- 平面的にしか見えていなかったものだ段々と立体化していく
このように1つの分野を極めていくと掘り下げ方がわかってきます。
それを他分野でも応用すると、どんどん深い知識が手に入っていくのです。
広く浅く読むの特徴
粂原さんいわく、基本的に新しいものはゼロから生まれるのではなく、既存のものの組み合わせで生まれる、とのこと。
つまり、新しいものを生み出すためには既存のものをたくさん知っておく必要があるということですね。
そのためには幅広いジャンルの本を読むのが重要となります。
そして、一見まったく異なるような情報と情報がつながり、新たな発想が生まれることがあるのです。
「京大読書術」をどんな読書術なのか?徹底解説」のまとめ
- 本を読むゴールを明確にする
- アウトプット先がしっかりしていると、インプットもはかどる
- 4,5冊読めば、専門家と話せるくらいの知識になる
いますぐできるTODOリスト
- 本を読む前に読む目的を紙に書き出してみる
- 「京大読書術」を買って読んでみる
- Kindle Unlimitedの無料体験で「京大読書術」を読んでみる
「京大読書術」は粂原さんの実体験や具体例も豊富に書かれているため、非常に読みやすいです。
読書術の本はたくさんあるので、まずはこの「京大読書術」から入るのもいいかも。
読書で悩んでいる人はぜひ買って読んでみてください。
また、合わせて読んでほしい本として「東大読書」という本があります。
東大と京大で読書術に共通する部分があったり、違う部分があったりするので、かなり興味深いと思います。
ぜひ下記の記事も合わせてご覧ください。
【東大読書の要約】東大式の読書術を解説します【内容・感想・書評】
続きを見る
それでは、また。