- メールや企画書が長文になってしまう
- TwitterなどのSNSでコンパクトにわかりやすい文章を書きたい
- Kindle Unlimitedでこの本を見つけたけど、読む前にざっと内容だけ把握したい
こうした悩みに答えます。
本記事の内容
- なぜビジネス文章で読みにくい文章を書いてしまうのか
- 「言葉ダイエット」で意識すること
- シーン別の「言葉ダイエット」
本記事の執筆者
うぃる(@willblog13)
年間300冊のペースで本を読むブロガーである私が、人気書籍「言葉ダイエット」の書評・要約について解説していきます。
本記事では、人気書籍「言葉ダイエット」の書評・要約について解説していきます。
この記事を読めば、言葉ダイエットのやり方を知ることができ、読みやすいビジネス文章を書けるようになりますよ。
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書籍「言葉ダイエット」とは?著者はどんな人?
皆さん、「言葉ダイエット」という書籍をご存知でしょうか。
電通のコピーライターとして今話題の「橋口幸生」さん著の文章術の本です。
いわゆる文章のプロですから、この本の信頼度は完璧ですね。
そこで、実際に「言葉ダイエット」を読んだ自分が、簡単な書籍の内容紹介と、この書籍の魅力について解説していきます。
「言葉ダイエット」著者紹介
- 橋口幸生
- 電通コピーライター
- 電通ナカノヒト代表
- Twitterフォロワー1.5万人(2021/04/29時点)
- 広告コピーやビジネス文章について発信
「言葉ダイエット」書籍紹介
» Kindle Unlimitedの登録方法を利用歴2年以上ユーザーが解説【無料で始められます】
- タイトル:言葉ダイエット
- 副題:メール、企画書、就職活動が変わる最強の文章術
- 構成:
第1章:なぜあなたのメールや企画書、エントリーシートは読みにくいのか?
第2章:言葉ダイエットで、短く書こう
第3章:言葉ダイエットを、実際にやってみよう
第4章:読みたくなる文章の書き方
第5章:言葉ダイエット実例「読みやすいとは、こういうことだ」
「言葉ダイエット」のやり方を徹底解説
ここでは「言葉ダイエット」のやり方を解説していきます。
と、その前になぜビジネス文章が読みにくくなってしまうのか、知っておきましょう。
なぜ読みにくい文章を書いてしまうのか
なぜ読みにくい文章を書いてしまうのか。
それは以下の原因があるからです。
- 読んでもらえる前提でいるから
- 目上の人に失礼のないように気を使いすぎているから
- 専門用語を使いたくなるから
真面目で能力が高いからこそ、文章を書く際にいろいろ気を使いすぎて、余計な言葉を入れてしまうってことですね。
また、読みにくい文章には上記のような特徴があります。
- 遠回し
- 小難しい
- カタカナだらけ
- 書きすぎ
ついついやってしまっているとドキッとした人もいるのでは?
逆に言えば、これら取り除くだけで、文章は一気に読みやすくなります。
それが「言葉ダイエット」です。
文章中から余計な言葉を消すのが「言葉ダイエット」
「言葉ダイエット」で意識すること
- 1つの文には1つの内容だけ
- 1文は40~60文字以内
- 抽象的な表現禁止(修飾語、カタカナ語など)
- 繰り返し禁止(同じ言葉はなるべく言い換え)
- 無駄な敬語禁止
- 表記の統一
- こそあど&接続後の連発禁止
- 体言止めを上手に使う
- 文末は適宜変える
- 読点「、」がない文章が理想
この10項目が意識すべきことです。
基本的に禁止事項が多いですね。
特に⑩の「読点「、」がない文章が理想」については、①~⑨を徹底していれば自然と文章がコンパクトになって達成されます。
全部を一気に意識しながら文章を書くのは難しいので、一つ一つ意識するようにしましょう。
自然と読点「、」がなくなるようん文章が理想
シーン別の「言葉ダイエット」を紹介
ここではシーン別の「言葉ダイエット」方法を紹介。
基本的には先程書いた「「言葉ダイエット」で意識すること」が前提にありますが、この項目ではそれにプラスαの要素を書いていきます。
メールでの言葉ダイエットとは
メールで意識することは以下の通り。
- 基本的にメール単体で完結するように書く
- 件名、添付ファイル名はできるだけ短く
- こまめに改行する
- 正しい敬語より素早い反応
- 短期的な情報→本文
- 長期的な情報→添付ファイル
これさえ意識していればかなりメールがスッキリします。
ちょっと分かりにくいのが最後の2つですかね?
具体的に説明すると、
確認事項、簡単な質問のようにワンラリーで済むような短期的な情報は本文に書く。
一方で、議論内容だったり、提案だったりと、その後もしばらくやりとりするような長期的な情報は添付ファイルにまとめる。
必ずしも相手がメールの隅から隅まで目を通しているわけではありません。
なので、長期的な情報のような重要事項は添付ファイルにまとめたほうがいいのです。
長期的または重要事項は添付ファイルにまとめる
企画書での言葉ダイエットとは
企画書で意識すべきことは以下の通り。
- 表記は統一
- 抽象的な表現は禁止
- 文字はとにかく大きくする
- タイトルは本文よりも大きく
企画書はとにかく見やすさ重視。
いくらに内容が良くても文章がめちゃくちゃなら通りません。
内容も大事ですが、まずは文章を洗練しましょう。
企画書は見やすさ重視。
エントリーシートでの言葉ダイエットとは
エントリーシートで意識すべきことは以下の通り。
- 書くべきは「頑張ったこと」ではなく、「どんな発見をしたか」
- 素の自分を表現
- 「志望動機」ではなく、自分との「接点」を書く
- 重要なのは具体性
就職活動(転職活動)で重要となるのは面接。
エントリーシートはあくまでその面接の材料。
なので、すべてを伝えようとしなくてOKです。
つまり、面接で質問されやすいように、素の自分を表現しつつ、自分と会社の「接点」を具体的に書くことが重要なのです。
ぼく自身も今年就職活動だったので、この言葉ダイエットを意識してエントリーシートを作成しました。
その結果、ほとんどのエントリーシートが通りました。
言葉ダイエットのおかげですね。
※ちなみに、就職活動にあたって言葉ダイエットの他にもたくさんの本を参考にしました。 続きを見る
下記の記事で参考書籍をまとめているので、就職・転職活動を控えている人はぜひご覧ください。
【決定版】2023年就活生におすすめの本はこの7冊だけ【実績あり】
エントリーシートは面接の材料という意識を持つ
「「言葉ダイエット」のやり方を徹底解説」まとめ
- 文章中から余計な言葉を消すのが「言葉ダイエット」
- 読まれる前提で書くから読みにくい文章になる
- 自然と読点「、」がなくなるようん文章が理想
いますぐできるTODOリスト
- 「言葉ダイエット」を意識してメールを書いてみる
- 「言葉ダイエット」を買って読んで見る
- Kindle Unlimitedの無料体験で「言葉ダイエット」を読んでみる
この本は「わかりやすい文章」と「わかりにくい文章」の実例がたくさん載っているので、めちゃくちゃ頭に入ってきやすいです。
文章術の本は種類は豊富ですが、まずは本書から読むのが得策かも。
文章で悩んでいる人はぜひ買って読んでみてください。
もっとブログとかSNSよりの文章を書きたいという人は「超速文章術」がオススメ。ぜひ下記の記事ご覧ください。 続きを見る
【書評】パッと書けてすぐに売れる稼ぐ人の「超速」文章術【内容・要約・感想】
また「言葉ダイエット」と「超速文章術」は買わなくてもかなりの頻度でKindle Unlimitedで対象本になります。気になる方はKindle Unlimitedの登録でもいいかもです。 続きを見る
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それでは、また。