本記事の内容
- なぜ就活生は本を読むべきなのか
- シーン別2023年就活生におすすめの本
- 筆者の体験談からこれから就活を控える人にアドバイス
本記事の執筆者
うぃる(@willblog13)
2022年卒の就活で3月中に第一志望の大手企業から内々定をもらった私が、シーン別おすすめの就活本について書いていきます。
この記事を読めば、就活に有効な本を知ることができ、就活を有利に進めれるようになりますよ。
※2022/04/29追記
この春から内々定をもらった会社で新入社員として働き始めました。
今振り返っても、本を読んだり自己分析をしたりと就活に本気を出してよかったなと思ってます。
2023年就活生におすすめの本
早速、2023年卒就活生に向けておすすめの本を紹介していきます。
今回は「自己分析」「業界・企業研究」「エントリーシート対策」「適性検査対策」「面接対策」といったシーン別におすすめの本をピックアップしました。
ぶっちゃけこれから紹介する7冊を読めば、就活は完璧です。
2023年就活生におすすめの本【自己分析編】
自己分析におすすめの本はこの2冊。
- メモの魔力
- 世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方
①メモの魔力
最初は有名なビジネス書「メモの魔力」です。
一見、メモ術の本にみえるのですが、実は違うんです。
どちらかというと「メモ」を使って思考を深めていこうよっていうノリの本。
そして、その思考を深めるという中で「自己分析」に「メモ」を使おうという内容があります。
内容としては自己分析に関する質問1000問について「メモ」を使って答えていこうという感じ。
なので、時間がある人向けの自己分析本ですね。
自己分析の体験談を下記の記事で解説しているので気になる方はぜひ。
「メモの魔力」で自己分析をやってみた件【マジで就活に使えた】
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②世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方
次は自己分析の中でも「自分何やりたいの?」にフォーカスした本となっています。
これも「メモの魔力」と同様、質問に答えながら、自分の考えを固めていこう的な本になってます。
「メモの魔力」よりは質問数も少ないですし、しっかりと筋道があるので、あまり時間ないよって方にはまずこちらがおすすめですね。
【書評】世界一やさしいやりたいことの見つけ方をやってみた【感想・要約】
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2023年就活生におすすめの本【業界・企業研究編】
業界・企業研究におすすめの本はこの2冊。
- 科学的な適職
- 「会社四季報」業界地図
- 〇〇業界のしくみとビジネスがこれ1冊でしっかりわかる教科書
①科学的な適職
メンタリストDaigoさんが帯を書いているのでかなりインパクト強めですが、その評判通りの良書です。
科学的な観点から適職を探す方法をアプローチしてくれます。
分析などをするのでちょいとめんどくさい工程もありますが、徹底的に適職を見つけたい人におすすめです。
【就活・転職に】「科学的な適職」のまとめ【書評・レビュー・要約】
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②「会社四季報」業界地図
科学的な適職の補助として使うのがいいと思います。
科学的な適職において、まず自分がやりたい、または自分に関連する職業を列挙するという作業があるので、その際に職業の辞書感覚で使えると思います。
また、業界ごとの企業順位とかも知れるので見ているだけで結構楽しいです。
〇〇業界のしくみとビジネスがこれ1冊でしっかりわかる教科書
特に理系の人とかは自分が進みたい業界が定まっている場合が多いと思うので、そうした人は特定の業界に絞った図解本がおすすめ。
結構種類あるのですが、個人的にはこの「〇〇業界のしくみとビジネスがこれ1冊でしっかりわかる教科書」シリーズが見やすくまとまりがいいのでおすすめ。
2023年就活生におすすめの本【エントリーシート対策編】
エントリーシート対策におすすめの本はこの1冊。
言葉ダイエット
エントリーシートは文章力が鍵。
どれだけ短い文章で自分をアピールできるかが勝負なので、無駄な文章や文字を省く練習としてもこの「言葉ダイエット」を読んでおくのがおすすめです。
実際にエントリーシートを添削する例なども載っているのでイメージも湧きやすいのがいいですね。
「言葉ダイエット」のやり方を徹底解説【要約・書評・感想】
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2023年就活生におすすめの本【適性検査対策編】
適性検査対策におすすめの本はこの1冊。
「これが本当の〇〇だ!」シリーズ
適性検査は企業毎に違うのでなんとも言えませんが、一応ぼくの第一企業がSCOAというテストを採用している会社だったので、載せておきました。
SCOAの他にも玉手箱など有名な適性検査はあるので、自分が志望する会社に合わせて購入してください。
2023年就活生におすすめの本【面接対策編】
面接対策におすすめの本はこの1冊。
面接官の心を操れ!無敵の就職心理戦略
ここまで来たらあとは面接のみ。 面接って緊張しますよね。
その緊張を取り除く方法やむしろ面接官を操る心理テクニックを紹介している本です。
かの有名なメンタリストDaigoさんが書いている本であり、様々な科学的根拠をもとに書いてあるので信憑性も高め。
面接の他にも自己分析や業界選びなども載っているのでわりと就活全体をカバーしている本って感じです。
【書評】「面接官の心を操れ!無敵の就職心理戦略」を紹介【内容・感想】
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なぜ就活生は本を読むべきなの?
大前提としてそもそも本を読むべきか問題について軽く話します。
まず、結論としては「読むべき」です。その理由としては、以下の2つ。
- 自分を客観視できるようになるため
- 就活に関する情報が溢れかえっているため
自分を客観視できるようになるため
就活をしていると段々と主観的になってしまいます。
つまり、就活には客観視が重要なんですよね。
そのためにも、本を読むことによって視野を広がることはかなり大事なことだと思います。
就活に関する情報が溢れかえっているため
ぶっちゃけ就活に関する情報はネットを探しまくれば見つかります。
ただ、現在は就活に関する情報が溢れかえっていて、どれが正しい情報化が判断しにくくなっています。
そういった情報を避けるのも大事ですね。
また、時間がない就活の中でいちいち検索しているのは非効率だし、単純にめんどいですよね。
なので、まとまった情報・知識を得るためにも就活におすすめの本を読む方がいいのです。
最も重要なのは「自己分析」【3月中に内々定をもらった筆者が語る】
ここからは筆者であるぼくの話をほんの少しだけ。ぼくは2021年3月に就活生でした。
最初のプロフィール欄に書きましたが、3月中に第一希望の企業から内々定をもらって無事悠々自適な研究ライフを送っております(あ、今大学院生です)。
もちろん先程紹介した「メモの魔力」「世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方」を使って。
そして、その結果以下の効果を得られました。
- 自己分析が完璧だったため、業界選び・企業選びがスムーズだった
- 自己分析が完璧だったため、エントリーシートで何を書くか迷わなかった
- 自己分析が完璧だったため、面接で落ち着いて本当の自分をアピールできた
このように自己分析を完璧にしていると、それ以降の就活がめちゃくちゃ楽になります。
逆を言うと、自己分析を疎かにしてると以下のようになってしまいます。
- 自己分析が疎かだったため、業界や企業を選びきれずたくさんエントリーすることになる
- 自己分析が疎かだったため、エントリーシートで書く内容に一貫性が無くなる
- 自己分析が疎かだったため、面接でうまく答えられず、バレバレな嘘をついてしまう
以上のようなことを防ぐためにも、今回紹介した本を手にとって自己分析しまくってみてください。一生の財産になります。
「2023年就活生におすすめの本」のまとめ
まとめ
- 就活生は自分を客観視するためにも本を読むべし
- 就活に関連する本を読めば、体系的に情報を得ることができる
- 就活は自己分析がすべてだと言っても過言じゃない
今すぐできるTODOリスト
- まずは「メモの魔力」と「世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方」を買う
- どちらとも読んでみる
- 「メモの魔力」→「世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方」の順番で自己分析を行う。
いかがでしたか。
就活は一生に一度のことだし、これからの人生を左右する大事な分岐点です。
ここをしっかりと進めるためにも今回紹介したおすすめ就活本を読んで、有意義な就活をしましょう。
「就活の教科書」もチェック
なお、今回紹介したおすすめの就活本について別視点解説している記事もあります。
「就活の教科書」さんの記事ですが、ぼくのおすすめ本と似ている部分もありつつ、就活に役立つ本を総合的にまとめています。こちらも必見ですね。
» 【内定者が選んだ】就活で本当に役立った本おすすめ7選 | 就職活動の対策に | 就活の教科書 | 新卒大学生向け就職活動サイト
それでは、また。