最近「仕事の効率が悪いな~」と感じたので仕事術の本を探していました。そこで出会ったのが「AI分析でわかったトップ5%社員の習慣」。Twitterでも多くの人が図解をするなど割と高評価でした。
が、個人的には他の仕事術の本を同じだなというのが率直な意見。ただ、得られるものはあったので、その点を今回はまとめていきます。
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「AI分析でわかったトップ5%社員の習慣」の基本情報
「AI分析でわかったトップ5%社員の習慣」の基本情報について見ていきます。
書名:AI分析でわかったトップ5%社員の習慣
著者:越川慎司
出版日:2020年9月25日
出版社:株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワン
続いて著者の「越川慎司」さんのプロフィールが以下の通り。
越川慎司
「より少なく、しかしより良く行動する」がモットーの働き方改革コンサルタント / 複業 / 全員が週休3日のクロスリバー社長 / 700名以上がリモートワークのキャスター執行役員 / 元マイクロソフト業務執行役員 パワポなどofficeの事業責任者 / 年間400件以上の講演・講座
「AI分析でわかったトップ5%社員の習慣」の要約まとめ
次に「AI分析でわかったトップ5%社員の習慣」の要約・まとめとして読書メモ+意見を記します。
- トップ「5%社員」の思考と行動
- トップ「5%社員」の習慣
- トップ「5%社員」のルーティン
上記についてまとめていきますね。
トップ「5%社員」の思考と行動
◯狙って小さな失敗をする「5%社員」もいる
・再現性を重視しているので、失敗してしまうパターンを知っておき、大事な時には失敗を避ける方法やリスクを最小限にする方法を知っておくためです。
・意図的に失敗を犯してみることで、失敗すると実際にどうなるか体験します。◯手順化する、習慣化する
・「5%社員」は、成功した時に、その手順をまとめていきます。 まとめた後は、それを習慣化できるように何度も繰り返すよう意識しています。手順化して習慣化することは、成功への近道だけでなく、時短にもつながります。
・「5%社員」は、常にもっと良い方法はないか模索して、日々進化させています。◯3つのロスをなくす
・早めに準備をして、「焦りのロス」 をなくそうとしています。
・昼頃を過ぎて、「さあ、今から本腰で仕事に取り組もう」と思ったタイミングで、別の仕事の依頼がメールで届いたり、取引先からの電話で時間を取られてしまったり……といった、「集中力のロス」 が、彼らには極端に少ないのです。
・ランチ後、特に 15 時前後は、血糖値の関係で人間の集中力が最も下がりパフォーマンスが落ちる時間ですが、「5%社員」はこの時間に、脳を使わない精算などの事務処理作業を行っていることもわかりました。「パフォーマンスのロス」 を最小限に抑えるために、脳を使わない作業を 15 時前後に行っているのです。
特に大事だと思ったのが、手順化・習慣化。
なぜかというと、成功している人は手順化・習慣化が徹底できているから。
しかも、何度も試行錯誤と勉強を重ねた上での超優秀なテンプレート。
このテンプレートがあるからより少ない労力で成果をあげて、次の挑戦ができるというわけです。
これも一種の手順化・習慣化。
まとめると、自分の試行錯誤を通じて成功パターンを見つけてそれを手順化・習慣化する。これが最短で成果をあげる方法。
トップ「5%社員」の習慣
◯巻き込むために奔走する
・異なる知見を持っている人たちのアイデアをかけ合わせることにより、新たな解決案が生まれ、今までにない方法で課題を一気に解決していく必要があります。
・仲間が増えるということは、仕事のお願いをできる人が増えるということです。自分ではやらなくていい仕事、誰かに任せられるいい仕事は、仲間たちに積極的に振っていく。 「動くこと」が仕事の質を高め、仕事の工程を減らすことにつながるのです。◯まずGiveで信頼を高める
・「5%社員」が働く時間を増やさずに成果を上げて、評価や報酬を上げるのは、時給を上げることと一緒です。そして、時給を上げるためには「信頼を築くこと」が極めて重要であることを5%社員は知っています。
・良好な信頼関係を築くには、先に相手に何かをやってあげること(Give) が重要です。そして、困ったときにその相手から支援を得る(Get) のです。◯レスポンスの速さ
・相手を待たせれば待たせるほど、その仕事の進捗は遅くなります。また、相手を待たせると、その分、相手の返信も遅くなります。◯待たせない
・それは、「今いいですか?」 と「それはできません」 です。とてもシンプルな言葉ですが、この言葉が言えるか言えないかが、「仕事ができる/できない」の大きな分かれ目だったのです。
・「5%社員」は、相手の時間も気にするので、誰かに相談するときには、「今いいですか?」と尋ねて、相手が応じてくれたら、その限られた時間で目的を達成しようとするので、話は要点だけになり、お互いに気持ちがいいのです。◯金曜日に見つけた改善タスクを来週やる
・「5%社員」はそのような見えない不安と戦わないために、金曜日のうちにタスクを明確にして、行動を修正する準備をしているのです。新たな挑戦が大好きな「5%社員」は、金曜日に改善タスクを出した時点でワクワクしています。そして、それを抽出しても、まだ行動には移しません。改善タスクを出すまでで止めて、月曜から実際の改善行動をするのです。これはまさに「ツァイガルニク効果」です。次の行動に期待感を持っている状態で週末に突入しています。そして月曜からその続きができると認識させて、月曜からワクワクしながら出社するのです。◯帰り際にタスク整理
・「5%社員」は、一日の終わりに5分くらいで、翌日以降のスケジュールとタスクを整理しています。
・おおよそでも「明日はどれくらい作業しないといけないか」を把握しておいたほうが、翌日のスタートダッシュがいい気がするのです。
上から4つには共通点があります。
それが「仕事相手を思いやる気持ち」です。
仕事は基本一人ではできません。
必ず誰かと関わるため、人間関係が一番重要になってきます。
だからこそ、「相手にGIVEする」「相手を待たせない」「相手を巻き込みつつ仕事をする」ことが仕事で成果を出すために大事なことになってくるわけですね。
どんな仕事も「誰か」を仕事をしているので、人間関係ファーストで仕事をしていくのは大事。
トップ「5%社員」のルーティン
◯効率的なインプット術
・そのために、インプットする際に締め切り時間を設定しています。未経験の業界や、知見のないプロジェクトのイシューに対して、入門的な書籍や関連資料のインプットから始め、業界紙や専門書にまで目を通すことで、短期間で雪だるま式に加速度的なインプットをしています。
・インプットする時間や作業を日々のルーティンとするために、自分の生活のサイクルにしっかりと組み込んでいます。必要以上にインプットに過度な労力をかけず、インプットした内容をベースに思考して、成果や業績(アウトプット) につなげています。◯思考停止を避ける仕組み
・「5%社員」はあくまでも社内と社外の価値を上げることを目標にしていますから、決して社内の大きなルールに完全に束縛されることなく、世の中の動きを敏感に感じ取ってそれに合わせて自分の考えや行動を変えることが正しいと思っています。
・このように社内の限られたエリアに目を向けるのではなく、社外の刺激を取り入れて思考停止を防ごうとしています。
特に大事なのが思考停止を避けること。
思考停止すると世の中の波に乗れなくなって自分の考えや行動を変えれなくなってしまうんですよね。
思考停止を避けるためには、引用にも書いてあるとおり自分の環境外の刺激をもらうことが一番の近道。
たまにはルーティン外のことに触れるのも良きですね。
「AI分析でわかったトップ5%社員の習慣」の恒例3文感想
いつも通り3文で感想をまとめていきます。以下の通り。
- 基本的に他の仕事術の本と内容は一緒。
- ただ、AI分析の結果・データを用いて説明してくれるので、頭に入ってきやすいのは事実。
- PCのショートカットなど細かい仕事術も書いてあったのはよかった。
ぶっちゃけこれまで何冊も仕事術の本を読んできた人はそこまで読む必要はないかなと。
なぜなら、他の仕事術の本と内容が一緒だからです。
でも逆を言えば、これまで仕事術の本を読んだことがない人はこの1冊さえ読めばOK。
かなり網羅的に書かれていますし、細かいテクニックなども載っているので必ずためになることはあります。
「AI分析でわかったトップ5%社員の習慣」を読むべき人
最後に、「AI分析でわかったトップ5%社員の習慣」についてまとめていきます。
「AI分析でわかったトップ5%社員の習慣」を読むべき人
- これまで仕事術の本を読んでこなかった人
- ビジネス書初心者の方
- 「仕事が遅い」「成果がでない」などで悩んでいる方
先程も行ったように、
はじめて仕事術の本を読む人→読む価値あり
という感じです。
気になる方はぜひ下記からポチってみてください。
それでは、また。
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