ここ最近、文章の書き方で悩んでいたのでブロガー界でのレジェンド・イケダハヤトさんの「武器としての書く技術」を読破しました。
イケハヤさんのブロガーとしての心構えを学ぶとともに、自分は今後どう文章を書いていこうと考えることができました。
ブロガーにかぎらず、文章で悩む人すべてに刺さる内容が書かれています。
ぜひ読み進めていってください。
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「武器としての書く技術」の基本情報
「武器としての書く技術」の基本情報について見ていきます。
書名:武器としての書く技術
著者:イケダハヤト
出版日:2013/06/27
出版社:中経出版
続いて著者の「イケダハヤト」さんのプロフィールが以下の通り。
日本のプロブロガー。現在は高知県に移住して、SNSやVoicyといった媒体で発信中。また、仮想通貨への投資家としても有名です。
ブロガー界のレジェンド。また、炎上ブロガーの第一人者としての有名ですよね。
なので、「武器としての書く技術」でも炎上に関する話が幾度か出てきます。
なお、当の本人は最近はブログ更新しておらず、SNSでの発信がメインになっています。
最近の活動はTwitterを見てもらったほうが早いと思ったので、下記にリンク載せておきました。
» イケハヤさんのTwitter
「武器としての書く技術」の要約まとめ
次に「武器としての書く技術」の要約・まとめとして読書メモ+意見を記します。
- 文章を書いていく心構え
- ブログを書いていく心構え
- 「武器としての書く技術」式文章術
上記についてまとめていきますね。
文章を書いていく心構え
・あなたの言いたいことは思ったほど伝わらない。表現はちょっと強めくらいでちょうどいいのです。心からそう思うのなら、言い切っちゃいましょう。言い切れないようなことは、言う価値もありません.
・本音を語って炎上することなんて、大海に石を投げ込むようなものです。こんな小さな波紋、何を気にする必要があるのでしょうか。ガンガン発信していきましょう.
・内容がつまらないならば、面白くすればいいのです。書くことが習慣になると、自然と日々の生活のなかで「ネタ探し」を意識するようになります.
・経験上、下書きになった文章は、非常に高い確率で、そのまま眠り続けます.
・よほどでない限りは、誰も見ないところで書き続けていては、文章はうまくなりません。他人の目にさらされることが重要なのです。ペンネームでもいいので、自分の言葉で書いて、発表しましょう.
・作家の宇野千代は「文章を書けるようになる」ということについて、このように述べています。 書けるときに書き、書けないときには休むという言うのではない。書けない、と思うときにも、机の前に座るのだ。すると、ついさっきまで、今日は一字も書けない、と思ったはずなのに、ほんの少し、行く手が見えるような気がするから不思議である.
言い切る話とか炎上の話に関してはさすがイケハヤさんだなという感じのエッセンスですね。
ただ、もっと重要だと思うのは、以下。
- 下書きの文章は眠り続ける
- 誰かが見ているところで書くのが文章上達のコツ
たしかにぼくもブログ始めたてのときは
と思って、そのまま世に出さなかった文章がいくつもあります。
けど、これじゃダメだと思って、60%くらいの完成度でもどんどんアップするようにしたんですよね。
結果、300記事以上のブログをアップし、毎月3万人近い方が訪れるブログに成長させることができました。
イケハヤさんもおそらくこういう人が多いと知っているからこそ、書いた内容だと思います。
もし「この文章出すの恥ずかしいな、怖いな」とか思っている人はとりあえず出してみましょう。
Twitterもブログも削除機能があるので、下手こいたと思ったら消せばいいだけです。
ブログを書いていく心構え
・ちょうどマラソンや長距離走のトレーニングのように、ブログを書くときは、時間を測って自分のスピードを意識するのをおすすめします。「今日は20分かかって1000字だった」「今日は1時間で2000字だった」など、自分のタイムを把握しましょう。日々のトレーニングを通して、自分のスピードが上がっていくことを実感できるはずです.
・解像度は日々の鍛錬によっても磨くことができます。ぼくは「今日一日の体験のなかで、ブログ記事にできそうなことは何だろう?」と、毎日自分に問いかけるようにしています.
・ほかにも、本を読んだときに、「この本の内容を切り出してブログ記事にできないか?」と考えるようにするのも、解像度を高めるよいトレーニングになるでしょう。一冊の本の中には、それ単体で切り出せるコンテンツが数多く眠っています.
・「部分的引用+自分の感想」というフォーマットは実に便利で、一冊の本から4〜5本のブログ記事を生産することも簡単です.
・ブログの習慣がせっかくできても途切れてしまうと途端にやる気をなくしてしまう人がいます。それではもったいない。途切れたら再開すればいいのです。続けるための方法は「再開すること」。これをぜひ覚えておいてください.
・ブログ記事を書いたら、必ず分析をするようにしましょう。毎日のようにデータに触れていると、どういう記事を、どのように書き、どう広めればよく読まれるのかを、体感的に学ぶことができます。わたしの周りのブロガーを見ていても、やはり多くのアクセスを集められる人は、日常的にデータを分析しています.
・「いい記事」というのは、日々データを分析し、外部・内部環境を把握し、ああでもないこうでもないとトライアル・アンド・エラーを繰り返した結果、はじめて生み出せるようになるものです.
・多くの人に読んでもらうためには、とにかく書き続けることです。シンプルですが真実です。 極論すれば、毎日書き続けることさえできれば、ブログは自然と人気を集めていきます。多くの人が人気ブログを作ることに失敗するのは、それは結局、継続を諦めてしまったからです。文才がどれだけあっても、継続しなければ、人気ブログにはなりえません.
・まずは「備忘録」でもいいから書いてみよう
・ブログには「外づけハードディスク」のような機能があります。本のなかで気になったセンテンス、受講したセミナー、刺激を受けた話などなどを、ブログという空間のなかに蓄積し、いつでも引き出せるようにしておくのです。これは間違いなくあなたの役に立ちます。 備忘録を書くときに、意識しておきたいのは「自分の意見」も同時に記録しておくことです.
はい、ブログの本質が書かれていますね。それが「継続」です。
ぼく自身、いろいろなブロガーさんの記事を読んできましたが、トップブロガーの方々が100%述べることが「ブログのコツは継続すること」です。
実際ブログは以下の特徴があるので、必然的に「継続」が大事になるんですよね。
- 書いた記事が検索順位に反映されるのは3~6ヶ月かかる
- ブログは分析が大事だが、記事が大量にないと分析できない
- 常に「ブログはオワコン」と言われ続けている
なので、最初はどんなにクソな内容でも世に出してみるのが大事だと思います。
特にイケハヤさんの言っているとおり、「備忘録」としてブログを利用するのがいいですよね。
これぼくも推奨していて、以前以下のような記事を書きました。ついでにご覧ください。
備忘録としてブログを始めるのがおすすめな理由【ポイントは悩み解決】
続きを見る
「武器としての書く技術」式文章術
・数字を強調する
・役に立つ情報であることを示す
まずわかりやすいのは、「お金」を絡ませること. 同じく、「節約」「お得」も人の目を引くための効果的な手法です.・タイトルはなるべく簡潔に表現する.
というのも、Googleの検索エンジンでは、タイトルは32文字しか表示されないからです. また、特に140文字の字数制限があるツイッターでは、タイトルが長すぎると、ブログ記事が拡散されにくくなってしまいます.・コンプレックス系ワード「教養のない人の〜」「頭が悪い人の〜」「なぜかモテない人の〜」「残念な人の〜」「イタい人がよくやる〜」「正しい〇〇の方法」「〇〇という愚行」「英語が下手な人に共通する〜」「賢い人なら読んでおくべき〜」「読んでおかないと恥をかく〜」「仕事ができない人の〜」「一流の人に共通する」「○○業界人なら知っておきたい」
・オススメ系ワード「ぼくが愛用している〜」「知らない人は損している〜」「○年〇〇をやったぼくがオススメする」「1年○冊読むぼくが選ぶ人生の中でベスト3の本」
・権威系ワード「ハーバードで教えている〜」「東大生が使っている〜」「ジョブズが愛用した〜」「グーグル社員なら全員知っている〜」「マッキンゼー式」
・自分の文章に箔をつける簡単な方法があります。偉人の名言やことわざを引用することです.
「武器としての書く技術」で述べられている文章術をまとめると以下の通り。
- 数字を強調
- 有益情報であることをアピール
- お金を絡ませる
- タイトルは簡潔に
- 定番ワードを使う
ブログ文章によった文章術ですが、どれも大事。
他にももっと細かい文章術が書かれていましたが、とりあえずは上記5つを意識していれば問題はないです。
他の細かい文章術を知りたい人はぜひ「武器としての書く技術」をぜひ読んでみてください。
「武器としての書く技術」の恒例3文書評
いつも通り3文で書評をまとめていきます。以下の通り。
- ネット文章を書く上でのエッセンスが役に立つ
- ブロガーとしての心構えが学べる
- 一部ちょっと古い内容あり
読んでみてわかりましたが、「武器としての書く技術」はネット文章に特化した本ですね。
とはいえ、昨今は誰しもがネット上のSNSやブログ、ヤフコメ等で何かしらの文章を書いているはず。
なので、結局は万人に役に立つ内容になっているのかなと思います。
が、文章の本質的なエッセンス部分は時代を経ても変わらないもの。そのエッセンスは超有益なので、ぜひ一読してほしいです。
「武器としての書く技術」を読むべき人
最後に、「武器としての書く技術」についてまとめていきます。
「武器としての書く技術」を読むべき人
- ブログやSNSで発信する人
- 人を突き動かす文章を書きたい人
繰り返しにはなりますが、「武器としての書く技術」はネット文章向けの本となっています。
ネット文章に特化しているので、逆に上記で挙げた人たちには深く刺さる内容になっています。
1,600円の書籍代はすぐに元が取れる+お釣りがくるので、気になる人はぜひチェックしてみてください。
それでは、また。
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