本記事の内容
- そもそも読者は文章をちゃんと読んでない話
- 読みやすいブログ文章の書き方10選
- 読みやすいブログのデザインのコツ5選
本記事の執筆者
うぃる(@willblog13)
この記事を書いているぼくは、ブロガー歴4年目でこれまで400記事近く書いてきました。
また、ページ滞在時間は3分以上なので、割と文章を読まれている方だと思います。
今回は、そんなぼくが、読みやすいブログの書き方を紹介していきます。
また、読みやすいブログをつくるにはデザイン面も大事なので、そちらもセットで解説していきます。
記事を読めば、あなたも読者がきちんと読んでくれるブログを作れますよ。
それでは、早速その方法を学んでいきましょう!
読者はブログの文章をちゃんと読んでくれないですよ
早速すみません。読みやすいブログを書く前に知っておくべき事実をお伝えします。
それは、「あなたが書いた文章を読者はちゃんと読まない」ってことです。
もっと噛み砕いて説明すると、
- 読者は基本タイトルと見出ししか読まない
- 隅から隅まで読む人はかなり稀
- 場合によっては導入文でページを閉じられる
ぶっちゃけブログの世界はこんなもんです。
実際、あなた自身が人のブログを見るときを考えてください。
流し読みはするし、最初の目次を見て興味あるところだけ読んだりしますよね。
それは他の読者も同じなんです・・・。
という前提を理解しながらブロガーは文章を書かないといけません。
せっかくWordPressブログを開設しても、読まれないのなら稼げませんよね。
では、どうすれば読者をあなたのブログに滞在させることができるのか。
それが「読みやすさ」の追求です。
以下では、その「読みやすいブログの書き方」を解説していきます。
読みやすいブログ文章の書き方10選
結論、読みやすいブログ文章の書き方は以下の10つを意識すればOKです。
- 結論から書く
- 見出しで中身を伝える
- 目次を使う
- 簡潔に短く書く
- 改行を上手に使う
- 箇条書きを使う
- ひらがな・カタカナ・漢字のバランスを意識
- 専門用語を使わない
- 同じ語尾を連続させない
- 装飾ルールを決める
①結論から書く
超超超大事なことから。それが「結論から書くこと」。
なぜなら、冒頭でも話したとおり、読者はタイトルや見出しなど最初の部分しか見ないから。
それに読者はブログに「悩みの答え」を求めています。
だからこそ、最初に答えを提示してしまった方がブログに滞在してもらう可能性がアップするわけです。
なので、結論から書くことを原則としましょう。
場合によっては、見出しに結論を書いちゃってもOKです。
②見出しで中身を伝える
①で説明したとおりで、見出しに結論を書いちゃいましょう。
本文は読まなくても、見出しを読む人は多数います。
なので、見出しを見た人が「あぁ、ここにはこういうことが書いてあるんだ」とわかるように付けましょう。
要するに、見出しは本文の要約です。ここには力を入れましょう。
見出し、つまりブログ記事の構成の作り方は下記を参考にしてください。
ブログの記事構成の作り方7STEP【テンプレートあり】
続きを見る
③目次を使う
そして、見出しの補助として目次を使いましょう。
なぜなら、目次があると、そのブログ記事の全体像がわかるからです。
また、ネット検索する人は、自分の答えを早く見つけたいと思っています。
目次を使えば、読者は以下のことがわかりますよね。
- 探している情報があるか
- ある場合、記事のどのあたりにあるか
このように、読者の読みやすさをアップさせると、逆に読者はページに留まってくれます。
④簡潔に短く書く
そして、本文は短く書きましょう。
一文が長いだけで、読者は読みづらいと感じてしまうからです。
たとえば、以下の文だと後者の方が読みやすいですよね。
【NG】
文章が長いことによるデメリットをもうひとつ考えてみたが、文章が長いとスマホ表示で改行が多くなってしまうため、スマホでブログを読む人は読みにくくなってしまう。
【OK】
文章が長いとスマホ表示で改行が多くなり、ブログが読みにくくなるのもデメリットだ。
「文章が長いことによるデメリットをもうひとつ考えてみましたが、」みたいなまわりくどい言い方は避けましょう。
⑤改行を上手に使う
続いては、「改行を上手に使う」ということ。
実際、ここまで読み進めている人は感じていると思いますが、ぼくは1,2文ごとに改行をしています。
理由は、改行をしないとスマホ表示にしたときに、画面いっぱいに文章が詰まってしまうからです。
実際、スマホの画面いっぱいに文字があると、「うぅ…」と思う人が多いはず。
「改行多いの嫌」という層もいますが、やっぱり文章に空白がある人が読みやすいという層の方が多数です。
なので、改行を多めに使うのはオススメです。
⑥箇条書きを使う
そして、箇条書きも多用しましょう。
せっかくなので、箇条書きのメリットを箇条書きで書きます笑
箇条書きを使うメリット
- 見やすい
- 情報が整理される
- 文章の休憩ポイントとなる
個人的には上記のように四角く囲むのがオススメ。
文章だけだと疲れちゃいますが、こういう図形的な要素があると休憩ポイントとなりますよね。
箇条書きは積極的に取り入れてみてください。
⑦ひらがな・カタカナ・漢字のバランスを意識
意外と重要なのが、ひらがな・カタカナ・漢字のバランス。
漢字の多い文章は読みにくいし、逆にひらがなばかりだと幼稚な文章に見えちゃいますよね。
よく以下の比率がベストだと言われていますね。
ひらがな:カタカナ:漢字=7:2:1
具体例
【NG】ブログを書く際は、読者の悩みを熟考する事が大事だ。
【OK】ブログを書くときは、ユーザーの悩みをよく考えることが大事だ。
ぱっと見、後者の方が読みやすく感じませんか。
でもいちいち比率ばかり気にしてられないので、以下にポイントを書いておきます。
- 漢字を4文字以上連続させない
- 名詞・動詞以外は極力ひらがなにする
- 熟語はできるだけ形容詞+動詞にする
ここらへん意識するだけでもかなり読みやすい文章になりますよ。
⑧専門用語を使わない
そして、専門用語は使わないようにしましょう。
たとえば以下のような言葉です。
- 専門用語 例)医学用語等
- 業界用語 例)アジェンダ、バッファ
- 略称 例)SE(システムエンジニア)
基本的にはその業界を知らない親や子供に向けて解説するように意識しましょう。
⑨同じ語尾を連続させない
同じ語尾を連続させないよう気をつけましょう。
具体例
【NG】
東京駅に行きました。
その後、新幹線に乗りました。
3時間後、新大阪駅に着いて、友人に会いました。
【OK】
東京駅に行きました。
その後、新幹線に乗車。
3時間後、新大阪に着いて、友人に会ったんです。
対策案
- 「~です」「~ます」「~でしょう」など使い分けを決める
- ときより「~ね」を使う
- 体言止めを使う
これだけでも一気に読みやすい文章になりますよ。
⑩装飾ルールを決める
最後に文字の装飾ルールをきちんと決めましょう。
なぜなら、装飾ルールがバラバラだと、統一感がうすれて読みにくい文章になるからです。
具体例として当ブログの装飾ルールを書いておきます。]
- 強調したい文字は太文字
- 目立たせたい文字は赤文字
- 自分の考えや具体例を書く文章は灰色背景
上記のように、3~5くらいで抑えておくと文章に統一感がでますね。
ということで、読みやすいブログ文章にはデザインも不可欠なんです。
なので、下記からは読みやすいブログデザインのコツも共有していきます。
読みやすいブログのデザインのコツ5選
ということで、ここからは読みやすいブログデザインのコツを紹介していきます。
- 配色を統一する
- 読みやすいレイアウトにする
- 読みやすいフォントにする
- 画像・図形・吹き出しを使う
- WordPressテーマを導入する
それぞれ解説していきます。
①配色を統一する
まずは、配色を統一しましょう。
理由はシンプルで、テーマカラーを統一しないとブログがごちゃごちゃするからです。
ちなみに、配色は以下のように3つに絞るのがいいと言われています。
- ベースカラー:70%くらい
- メインカラー:25%くらい
- アクセントカラー:5%くらい
配色の決め方は下記のサイトを参考にするのがオススメ。
自分のインスピレーションにあった配色を選んでみてください。
②読みやすいレイアウトにする
配色が決まったらレイアウト(デザインの配置)を整えていきましょう。
ちなみに、ブログでよくあるタイプが以下のレイアウトですね。
多分見たことある人も多いハズ。
実際、ぼくも以上のようなレイアウトにしています。
こだわりがなければ、まずは一般的なレイアウトにしてみるのが無難です。
スマホのレイアウトにもこだわろう
理由は以下のとおり。
- スマホでブログを見る人が多い
- 検索エンジンもモバイル表示を重視・評価している
実際、ぼくのブログも半分以上がスマホから見られています。
他のブログを観察しつつ、あなたのブログレイアウトを整えてきましょう。
③読みやすいフォントにする
また、ぜひフォントにもこだわってください。
ブログは文章の媒体です。肝心の文字が見にくいとユーザーは離脱します。
意識すべきは以下の点。
- フォントの種類
- 文字の大きさ
- 文字の強調方法
特に強調したいがために、文章の途中で文字の大きさを変更するのはおすすめしません。
強調したい箇所がある場合は、文字の色を変えるかマーカーを引くなどで対処しましょう。
参考
当ブログのフォントを下記に示しておきます。
④画像・図形・吹き出しを使う
ぜひ画像・図形・吹き出しも多用してください。
なぜなら、相当な文章センスがないかぎり、文章オンリーのブログ記事は読まれないからです。
やっぱりパッと見でわかる画像・図形・吹き出しなどがあると、読者も読みやすくなります。
画像などの役割
- 文章の休憩ポイントになる
- 流し読みでも目にとまる
- ビジュアル的に内容が理解できる
中には会話文にして楽しいブログにしている人もいますね。
⑤WordPressテーマを導入する
以上のように、読みやすいブログデザインを紹介してきました。
しかし、一からこのデザインを構築しようとすると、かなり大変です。
「意外とめんどくさいな」と思った人もぶっちゃけ多いハズ。
その作業をショートカットできるのが、「WordPressテーマ」です。
WordPressテーマを導入することで、さまざまなデザインテンプレートを使うことができます。
実際、ぼくのブログも「AFFINGER6」というテーマを使っています。
とはいえ、WordPressには数百種類のテーマが存在するので、ちょっと迷いますよね。。。
そこで、ぼくがおすすめするWordPressを下記に記しました。
おすすめのWordPressテーマ
- Cocoon【無料】
- AFFINGER6(アフィンガー6)【有料】
- THE THOR【有料】
- JIN【有料】
- SWELL【有料】
詳しくは下記の記事で紹介しています。ぜひ参考にしてください。
WordPressのおすすめテーマ比較一覧7選【2024年版】
続きを見る
まとめ:読みやすい書き方はブログの財産になる
- 読者はブログの文章をちゃんと読んでくれない
- だからタイトル・見出しに力入れよう
- デザインにも力を入れよう
いかがでしたか。
冒頭でも言いましたが、読者はブログの文章をしっかり読んではくれないんですよね。
でも、今回紹介した読みやすい文章のコツやデザインのコツを実践すれば、ビジュアル的に読みやすくなりますよ。
ぜひ実践してみてください。
それでは、また。