本記事の内容
- ブログに見出しをつけるメリット
- 効果的なブログ見出しをつくる方法5選
- ブログの見出し構成を考える4ステップ
本記事の執筆者
うぃる(@willblog13)
この記事を書いているぼくは、ブログ歴3年目。
最近では、見出しの構成も瞬時に思いつくレベルになりました。
今回は、ブログの見出しについて話していきますが、実は見出しはかなり重要なんです。
見出しによって「SEO評価につながる」「文章が読みやすくなる」「記事を書きやすくなる」といったメリットがあるからです。
ということで、今回はブログ見出しのメリットから効果的なブログ見出しのつくりかたまで徹底解説していきます。
ぜひあなたもこの記事を読んで、見出しのつけかたをマスターしちゃいましょう。
それでは、いきます。
ブログに見出しをつけるメリット
はじめに、ブログに見出しをつけるメリットを紹介していきます。
それが以下のとおり。
- 検索エンジンに情報が伝わる
- 記事の全体像をわかりやすくなる
- 文章が理解しやすくなる
- 記事を書きやすくなる
それぞれ解説していきます。
検索エンジンに情報が伝わる
まずは、ブログに見出しをつけることで検索エンジンに情報が伝わるというメリットがあります。
というのも、Googleは見出しからコンテンツの内容を読み取っているからです。つまり、見出しを使いこなすことでGoogleの検索エンジンに記事の正しい情報を伝えることができます。
逆に見出しがめちゃくちゃだと、検索エンジン側も
「この記事は何が言いたいだ?よくわからんから検索上位に表示しないでいいや」
となってしまうわけです。これはもったいない・・・。
要するに、Googleから適切な評価を受けるには、見出しは必須ということです。
記事の全体像をわかりやすくなる
また、見出しは記事の全体像をわかりやすくしてくれます。
主に読んでいく読者向きのメリットですね。
というにも、ブログの導入には必ずといっていいほど、「目次」があるからです。そして、その「目次」は見出しタグから構成されています。
目次に画像
やっぱりブログ記事に目次があるかないかでいったら、あったほうがわかりやすいですよね。
しかも、その目次がわかりやすかったら、読者も求めている情報を探しやすくなり、離脱率が下がります。
ぼくもブロガーやっている以上、たくさんのブログ記事に目を通すのですが、目次のない記事は読む気が失せますね笑
なので、読みやすいブログ記事において、見出しで構成されている「目次」は必要不可欠ということを覚えておきましょう。
文章が理解しやすくなる
もう一つ読者にとってもメリットが、ブログの文章を理解しやすくなるということ。
なぜなら、適切な見出しを設置すれば、コンテンツの要点がひと目でわかるからです。
「あ、この章はこんなことが書かれているのね」とわかるため、記事が読みやすくなりますよね。
一方で、適切な見出しがつけられていないと「この文章が伝えたいことは何?」と理解できずに読み進めることになります。結果、読者はそっとページを閉じることでしょう。。
だからこそ、「見出し=文章の要約」ということを念頭に適切につける必要があります。
記事を書きやすくなる
最後が、実際にブログ記事を書くあなたやぼくにとってもメリットです。
というのも、ブログの目次を適切につくると以下のようなメリットがあります。
- 主張が明確になる
- 書きたい内容がブレにくくなる
- 書く内容を厳選しやすくなる
見出し=文章の要約=その文章の主張ということになるので、見出しを適切に設定すると、主張が明確になるんですよね。
そして、主張が明確になると、その主張にたどり着くまでにどんな論理を組めばいいのかわかりやすくなって書く内容がブレなくなります。
なので、あなた自身が文章を書きやすくするためにも、見出し構成にしっかりと時間を使いましょう。
効果的なブログ見出しをつくる方法5選
それでは、効果的なブログ見出しを作る方法を解説していきましょう。
「これだけ守っていれば大丈夫!」という項目を5つ厳選しました。それがこちら。
- H1~H6の大小関係を守る
- H2から本文に使う
- H2にSEOキーワードを入れる
- シンプルにする
- ユーザーファーストで考える
それぞれ解説していきます。
①H1~H6の大小関係を守る
いちばん最初に意識すべきことは、「H1~H6の大小関係を守る」ということです。
ブログの見出しには以下のような種類があります。そして、上から順に大きな見出しとなります。(=数が小さいほど、見出しとして大きい)
見出しの種類
H1
H2
H3
H4
H5
H6
このような大小関係を守ると、Googleもユーザーも理解しやすくなります。
Googleの検索エンジンもH1から順に重要度が高いと判断しています。とくにH1やH2が最もSEOに影響するとされています。
なので、しっかりと見出しの大小関係を守るようにしましょう。
②H2から本文に使う
ブログの記事内では、H2~H6までの見出しを使いましょう。
ちなみに、H1見出し=記事タイトルなので、本文では登場しません。
見出しの特徴
- H1 →タイトルに使う
- H2 →本文中でいちばん大きな見出し
- H3 →本文中で次に大きな見出し
H4まで使っているブログやサイトもしばしば見かけますが、個人的にはH2~H3までにまとめるのがオススメです。
実際、多くの有名ブログでH4を使っているのは見かけないですね。
というのも、H4までつくると必然的に文章量が増大するからですね。
記事の内容をシンプルにまとめるためにも、H2~H3までで情報をまとめましょう。
③H2にSEOキーワードを入れる
次はテクニック論ですが、H2にはその記事で狙うSEOキーワードを入れるようにしましょう。
なぜなら、Googleは見出しを大きい順に判断しているからです。
とくにタイトルであるH1と本文中でいちばん大きな見出しであるH2が重要視されています。
H1はSEOに有効なブログ記事タイトルの付け方5選【具体例あり】で説明しているとおりですが、H2にもSEOキーワードを入れるようにしましょう。
SEOに有効なブログ記事タイトルの付け方5選【具体例あり】
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具体例①:適切なキーワードの入れ方
上記は「大学院生 ノートパソコン」で狙った記事(検索1位)です。
» 【2022年】大学院生におすすめのノートパソコンとその選び方【コスパ】
これくらい自然な形でSEOキーワードを入れるようにしましょう。
具体例②:あんまり良くないキーワードの入れ方
上記は、「文化祭実行委員 学んだこと」で狙った記事(検索1位)です。
不自然だけどH3にキーワードを入れまくり、上位表示された例ですね。
» 【就活生も必見!】文化祭実行委員で学んだこと5選【経験者が語る】
こちらは少しブラックハット的なSEO対策、あんまり良くないです。だってユーザーファーストではないですよね。
この記事はたまたま競合が弱かったので上位表示できていますが、他のキーワードでやったら多分うまくいかないでしょうね。。
ということで、まずは不自然にならないようにH2にキーワードを入れることを意識しましょう。
④シンプルにする
そして、見出しはシンプルにしましょう。
ここまで紹介した
- 文章の内容を端的にまとまっている
- H2にキーワードが入っている
あたりを守っていればOKです。
ブログ初心者がよく陥りがちなのが、関連キーワードや共起語をバンバン入れてしまうこと。
これが良くない理由は、Googleが「何について書かれた記事」なのか理解できないからですね。
Googleのためにも読者のためにもシンプルな見出しを心がけましょう。
ちなみに、短い文章を書くならコピーライティングを学ぶべきです。個人的におすすめな書籍が「言葉ダイエット」。文章を削る極意を学べます。
「言葉ダイエット」のやり方を徹底解説【要約・書評・感想】
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⑤ユーザーファーストで考える
まとめ的な内容にはなりますが、とにかく見出しはユーザーファーストで考えましょう。
ここさえ押さえていれば自然と読まれる見出しがつくれます。
- ユーザーファーストの見出し
- ユーザーが検索するキーワードを入れる
- 不自然な文章になっていない
- 見出しの大小を適切に使い分けている
「自分が初見でこの記事を読んだらどう思うだろうか?」と自問自答しながら見出しをつくっていきましょう。
それでは、下記からはブログの見出し構成を考える方法を4ステップで解説していきます。
ブログの見出し構成を考える4ステップ
さて、実際にブログの見出し構成を考えていきましょう。
必要なことを4ステップで解説していきます。
- キーワードを設定する
- 読者のニーズを考える
- MECEを意識する
- 見出しをつくる
それぞれ順に説明していきます。
①キーワードを設定する
まずは、記事で狙うSEOキーワードを設定していきましょう。
なぜなら、キーワードを設定すると以下のようなメリットがあるからです。
- 読者のニーズがわかりやすくなる
- SEOで勝てる記事が書ける
- 記事を書きやすくなる
具体的には、ラッコキーワードというツールを使って、SEOキーワードを探していきます。
ラッコキーワードでは、設定したキーワードに対して複合語を一覧で出してくれるツールです。
たとえば、「ブログ」に関して記事を書きたいときはこんな感じで出力されます。
具体的なキーワード選定の方法は別途記事でまとめます。
②読者のニーズを考える
設定したSEOキーワードについて、読者ニーズを考えていきましょう。
ブログ記事は「読者の悩みを解決すること」が目的なので、ここは必須です。
そして、考えるべきなのは「顕在ニーズ」と「潜在ニーズ」です。
- 顕在ニーズ:読者が認識しているニーズ
- 潜在ニーズ:読者が認識していないニーズ
たとえば、「ブログ 始め方」というキーワードなら、下記のようなニーズになります。
- 顕在ニーズ:ブログの始め方を知りたい、ブログに必要なものを知りたい
- 潜在ニーズ:副業で稼ぎたい、自由な暮らしを手に入れたい
なんとなくイメージ掴めましたかね?
顕在ニーズに対して、「なぜ?どうして?」と問いかけていくと、段々と潜在ニーズが見えてきます。
ここまでニーズが見えると、内容の濃いブログを書けるようになりますね。
そして、読者にメッセージが刺さりやすくなります。
③MECEを意識する
さらに、MECEを意識してください。
MECEとは、”Mutually Exclusive and Collectively Exhaustive”の略で、漏れがなくダブりがないということを指します。
SEOを意識するうえでは情報の網羅性はとても重要です。
具体的には、先ほど考えた顕在ニーズと潜在ニーズにそれぞれ答えていけばいいだけです。
ここが網羅してあると読者は記事を読み進めてくれます。
しかし、漏れがあると、「あれ?求めている情報がなさそうだな」と判断され、離脱率アップにつながってしまいます。
なので、MECEを意識して見出しの構成を練りましょう。
④見出しをつけていく
①~③までできれば見出しをつけていくだけです。
ここからは先ほど解説した「効果的なブログ見出しをつくる方法5選」のとおりつけていけばOKです。
おさらい
- H1~H6の大小関係を守る
- H2から本文に使う
- H2にSEOキーワードを入れる
- シンプルにする
- ユーザーファーストで考える
これで立派な見出しの完成です。あとは見出しにそって記事を書き進めていきましょう。
構成がどうしても思いつかない・・・
そんなときは競合サイトを見てみましょう。
検索上位に表示されている=適切な見出しをつけられている、ということです。
見出しをまるごとパクるのはNGですが、構成を参考にするのは全然あり。
実際、今皆さんが読んでいるこの記事も、一部他の競合サイトを参考にしました笑
どうしても構成が思いつかない場合は、一旦狙うキーワードでググってみましょう。
まとめ:ブログ見出しは読者にもSEOにも大切
- 見出しは読みてと書き手のガイドになる
- ブログの見出しはSEOでかなり重要
- だけど、見出しはユーザーファーストで
いかがでしたか。
ブログの見出しは記事のタイトルの次に重要な要素です。
実際、読者は目次しか読んでないこともしばしばありますからね・・・。
SEOに有効なブログ記事タイトルの付け方5選【具体例あり】
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ぼくの結論としては、「とにかくユーザーファーストで考えよう」ということです。
- 見出しにキーワードを適切に配置するようになって
- その結果、読者の離脱率が下がって
- 最終的に、SEO評価が上がる
って感じですね。
あなたの見出しを考える助けになれれば幸いです。
それでは、また。