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大学院卒は就職において有利?【修士卒が就活を制する方法も解説】

大学院卒は、学部卒と比べて就職に有利なのかな。学部卒よりも一歩リードできると知って、少しでも安心したい。
悩んでいる人

うぃる
今回はこうした悩みに答えます。

本記事の内容

  1. 大学院卒と学部卒それぞれの就職で有利な点
  2. 大学院卒が就職活動する際の注意点
  3. 大学院卒が就職活動を有利に制する方法

本記事の信頼性


この記事を書いている僕は、昨年大学院を卒業して、とある大企業の東京本社に就職しています。
大学院卒で就職活動しましたが、ぶっちゃけ有利に進められたなと感じています。

今回はそんな僕が大学院卒が就職において有利である理由を解説していきます。

僕も感じたことですが、大学院卒は就職において有利です。
もし現在大学院生で就職活動に不安を感じているなら、少し安心できる内容になるかなと思います。

とはいえ、厳しい現実というのもあります。
大学院卒の注意点も含めて解説していくので、ぜひご覧ください。

※基本現在大学院生の方を対象に書いていきますが、これから就職すべきか大学院に進むべきか迷っている学部生の方もかなり参考になる内容なのでぜひ。

大学院卒の就職における有利な点・メリット

大学院卒の就職における有利な点・メリット

はじめに、大学院卒が就職において有利な点を解説していきます。
具体的に有利だと思う点は主に以下の5つ。

大学院卒の就職における有利な点

  1. 賃金がいい・生涯年収が増える
  2. 比較的大企業に就職しやすい
  3. 推薦・教授のコネを受けやすい
  4. 学部卒より2年多く就職について考えられる
  5. ESや面接に使えるネタが増える

それぞれ解説していきます。

①賃金がいい・生涯年収が増える

1つ目のポイントは「賃金がいい・生涯年収が増える」です。
このポイントはよく聞く話だと思います。

大学院卒の方が賃金がいいというのはもちろん、生涯年収が増えるというのも実際にデータがあります。
大学院卒の方が賃金がいいデータ
引用:令和2年賃金構造基本統計調査の概況, 厚生労働省

「でも学部生は2年早く働いているじゃん」と思うかもですが、中長期視点で見るとあっという間にその分も追い越しちゃうんですよね。

以上のように、人生通しての金銭面では大学院卒の方が優秀ですね。

②比較的大企業に就職しやすい

2つ目のポイントは「比較的大企業に就職しやすい」です。

実際に学歴が高いほど大企業に就職しやすいというのもデータがあります。
下記では大学卒と大学院卒が一緒になってしまっているのですが、学歴と企業規模が若干比例していることがわかりますよね。
比較的大企業に就職しやすい
引用:中小企業・小規模事業者を取り巻く人材の動向, 中小企業庁

とはいえ、重要なのは「比較的」という文言をつけた点です。

あくまでも統計上の話なので、大学院卒全員が大企業入れるわけではないので要注意。

③推薦・教授のコネを受けやすい

3つ目のポイントは「推薦・教授のコネを受けやすい」です。

理由としては、大学・大学院側も優秀な人を大企業に送り出したいからです。

優秀な人が名のしれた企業に就職することができれば、大学側も就職実績を確保することができるわけです。

実際に僕も最終面接にてちょっとだけ教授の推薦を使いました。
特に僕の教授はその分野では有名な方だったので、面接する側も「あ、〇〇先生の子ね」みたいな感じで扱ってくれました笑

このポイントに関しても絶対とは言い切れないですが、大学院卒の方が推薦や教授のコネを受けやすいのはたしかだと思います。

④学部卒より2年多く就職について考えられる

4つ目のポイントは「学部卒より2年多く就職について考えられる」です。
2年就職までの時間が伸びるメリットが大きいんですよね。

就職まで2年猶予があるメリット

  • 自己分析をする時間が増える
  • 自己分析に必要な経験を増やすことができる

自己分析をする時間が増える


就職活動において自己分析ってめちゃくちゃ大事な要素なんですよね。
就職活動中のES作成、面接だけじゃなく、入社後にも響きますし。

あと、ぶっちゃけ学部3,4年のときとか将来何がやりたいとか定まらなくないですか。
僕も学部3,4年のときなんて友達とだらだら過ごしているだけで、将来のこととか全然考えれていませんでした。

なので、大学院に行くことで「自分を知る」ということにゆっくり時間を割けるだけでも大きな価値があると思います。

ちなみに、僕も大学院1年のときに「メモの魔力」で自己分析をやってみた件【マジで就活に使えた】で紹介している方法で超時間をかけて自己分析を行いました。結果、現状就職先には満足しています。

自己分析に必要な経験を増やすことができる


自己分析も大事ですが、自己分析するための材料である「経験」も大事です。

たとえば、「インターンシップに参加」「日本・世界を旅する」「猛烈に研究する」など。

こうした「経験」を得られるのも時間が増えるメリットですね。

⑤ESや面接に使えるネタが増える

5つ目のポイントは「ESや面接に使えるネタが増える」です。

ES作成や面接をする際に「ネタ=経験」ってめちゃくちゃ大事なんですよね。

例えば、学部卒だと研究が本格的に始まる前に就活しなきゃなので、語れるとしたら「アルバイト」「サークル」「インターン」くらいになっちゃいますよね。

一方で、大学院生なら、1,2年ガッツリ研究した状態で就職活動できるのでESや面接で困らないんです。

なので、就職活動のためのアピールポイントが増える点でも大学院卒は有利だと思います。

学部卒の就職における有利な点・メリット【大学院卒と比較】

学部卒の就職における有利な点・メリット【大学院卒と比較】

次に、大学院卒と比較して学部卒が就職において有利な点を解説していきます。
具体的に有利だと思う点は主に以下の3つ。

学部卒の就職における有利な点

  1. 大学院卒よりも2年早く社会に出ることができる
  2. フレッシュさが売りとなる
  3. 求められるハードルが若干下がる

それぞれ解説していきます。

①大学院卒よりも2年早く社会に出ることができる

1つ目のポイントは「大学院卒よりも2年早く社会に出ることができる」です。
2年早く社会人になれることで、社会人としての経験が2年増えるというのはシンプルに大きな利点だと思います。

僕も大学院にいましたが、所詮は学生なんですよね。
たまに学部卒で就職した友人と飲みに行っていましたが、やっぱり責任感とか大人としてのマナーが違うなと感じていました。

それがいいのか悪いのかは置いておいて、一人前の大人にいち早くなれるというのは学部卒の利点だと思います。

②フレッシュさが売りとなる

2つ目のポイントは「フレッシュさが売りとなる」です。
ちょっと漠然としていますね。

とはいえ重要なことで、学部卒の方が大学院卒に比べてフレッシュに行動できると思うんですよね。

大学院卒だと逆にいろいろ知りすぎてしまって、奥手になってしまう感じです。

でも学部卒なら比較的若いし、多少の失敗も許されるから挑戦しやすくなりますよね。

③求められるハードルが若干下がる

3つ目のポイントは「求められるハードルが若干下がる」です。

学部卒ということは必然的に大学院卒に比べて若いはず。
やっぱり若ければ若いほど求められるハードルが下がるので挑戦しやすくなりますよね。

「いや企業は学部卒も大学院卒も平等に扱わないといけないでしょ」

という声もありますが、実際平等ではないというのが現状。

22歳と24歳を比べて同じものを求めるのか、2年専門知識を学んだ人と学んでいない人で同じ知識を求めるのかと言われるとそうではないですよね。

まあ、あくまでも大学院卒と比較しての話なので、あまり過信はし過ぎないように・・・。

必ずしも大学院卒が就職で有利とは限らない【注意点を解説】

必ずしも大学院卒が就職で有利とは限らない【注意点を解説】
大学院卒と学部卒それぞれの就職で有利な点を解説してきました。

ここまで見ると「やっぱり大学院卒の方が有利じゃん」という感想を持つと思うんですよね。

とはいえ、大学院卒でも就職において知っておくべき注意点があります。

以下ではその注意点を1つずつ解説していきます。

学部卒にも優秀な人はいる

当然の話ですが、学部卒にも優秀な人は山ほどいます。

実際に僕も、とある大企業に入社してから、「こいつ本当に学部卒か」みたいな人をいっぱい見てきました。

とはいえ、大学院卒の方は専門性高いじゃんという意見もあります。
が、社会にでると専門性では戦っていけないんですよね。

なので、自分が大学院卒だからといって油断しないように注意です。

大学院卒には高い専門性が求められる

大学院卒だと求められるハードルは高くなります。
当然ですが、2年多く専門的に学んでいるからです。

具体的には専門知識はもちろん、論理的思考力、分析力、そしてタスク処理能力等。

なので、だらだら大学院に通うだけでなく、しっかりと力をつける意識が大事になりますね。

企業側は学部卒、大学院卒をフラットに見る

先程、学部卒と大学院卒で求められるハードルが違うという話をしました。

が、建前上、企業側は学部卒と大学院卒をフラット見るように心がけているんですよね。

実際のところは、見られ方が違うような気もしますが、一応この事実は念頭に置いておいたほうがいいと思います。

周りの情報が入ってこない

意外かもしれませんが、大学院だと周りの情報が入ってこないんですよね。

理由はシンプルで、同期の多さです。
やっぱり大学院に進学すると同期は絞られるのでその分周りの情報量は少なくなります。

実際にこれは僕も体験しました。
特に僕の場合コロナ禍での就職活動だったので、周りの情報が全く入ってこなかったので孤独に戦い続けていました。

就職活動は情報戦の一面もあるので、しっかり対策しておきましょう。

特にオススメは「就職サイトに片っ端から登録する」ということ。
僕も山程登録しました。そんな僕も登録したオススメサイトが以下の通り。

オススメの就活情報サイト


ぜひ参考にしてください。

研究で多忙だと落ち着いて就職活動できない可能性も

これは人によりますが、研究が多忙だと就職活動に集中できない場合もあります。

僕は幸いなことに秋頃に忙しくなるタイプの研究だったので大丈夫でした。

しかし、研究によっては春頃にアンケートを取らないといけないというものもあります。

とはいえ、研究をおざなりにしてしまうと、就職活動の評価にも響いてきちゃいますよね。

なので、研究と就職活動の両立には気を遣わないといけないです。

大学院卒が学部卒より就職を有利に制する方法

大学院卒が学部卒より就職を有利に制する方法

最後に、僕の経験から大学院卒が学部卒より就職を有利に制する方法を3つ紹介したいと思います。
それが以下の通り。

大学院卒が就職を有利に制する方法

  • 学会への論文投稿・発表を経験する
  • あらゆるインターンシップに参加しておく
  • 教授と仲良くなってコネを使う

それぞれポイントを紹介します。

学会への論文投稿・発表を経験する

1番有効な方法が「学会への論文投稿・発表を経験する」です。

理由としては、大学院生のメイン活動だからですね。

実際、ES(エントリーシート)を見ると「学会発表の経験」みたいな欄があります。

僕もいくつも学会へ投稿しました。リジェクトされたものもありますが笑

特に理系だと企業に入ってからも研究発表とかはあるので、今のうちに経験しておくのがオススメです。

あらゆるインターンシップに参加しておく

インターンシップに参加するというのも1つの手です。
なぜなら、参加するとインターンシップ先の就職活動を有利に進められるからです。

実際僕も大学院1年のときにインターンシップで参加した企業に就職できました。
しかも、インターンシップに参加していたことで早期選考をしてもらい、3月中には就職活動終わってました。

「いや、学部生でもインターンシップ参加できますけど」
と思われるかもです。もちろん、その通り。

ただ、大学院に進学すれば、学部生のとき行ったインターンシップ先とは違うジャンルの企業に参加したりと視野を広げる体験ができます。
なので、インターンシップ先は絞りすぎずにいろいろ経験しておきましょう。

教授と仲良くなってコネを使う

「教授と仲良くなってコネを使う」というのも1つの手です。

僕の研究室の先輩も志望していた就職先がダメになってしまい、路頭に迷っていたところ、教授からの紹介で優良企業に就職できてました。

「コネは卑怯だ」みたいなことを言う人もたまにいますが、そんな声は気にしなくてOK。
使えるものは使っておきましょう。

「大学院卒は就職において有利?」のまとめ

「大学院卒は就職において有利?」のまとめ

  • 大学院卒は学部卒よりも有利な点が多い
  • 就職活動は「経験」が物を言う
  • 使えるものは使っておけ

いかがでしたか。

就職活動は「経験」が物を言います。
なぜなら、自己分析・ES(エントリーシート)・面接すべての材料になるからです。

僕も大学院に通ったことで以下のようにいろんな経験が増えました

  • インターンシップ
  • 研究
  • 学会発表
  • ブログ活動

この記事を見ているあなたもまだ間に合います。
大学院を通していろんな経験を重ねて、就職活動を有利に進めてくださいね。

なお、僕が就職する上で読んだ本をまとめた記事が以下になります。ぜひ参考に。

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それでは、また。

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