本記事の内容
本記事の執筆者
うぃる(@willblog13)
年間100冊のペースで本を読むブロガーであるぼくが、読書メモの取り方について書いていきます。
まず、結論から書くと読書メモには「①その本を読む目的、目標」→「②書名とメモ」→「③本のエッセンス」→「④具体的な行動プラン」を書いてください。
もちろんこれだけでは何のこっちゃわからないですよね。
このあと図解を用いて、解説していきます!
この記事を読めば、正しい読書メモを取ることができ、読書効率が上がりますよ。
また、今回は「死ぬほど読めて忘れない読書術」と「メモの魔力」という書籍を元に作成したので、内容もぜひ信用してOKですよ。
続きを見る「メモの魔力」の内容を要約してみました【要約・感想・書評】
読書メモの取り方①:ノート見開き4分割法
上記の画像のように読書メモを取りましょう。
ポイントはそれぞれ以下の通り。
読書メモの取り方4STEP
step
1その本を読む目的・目標
読書メモにはその本を読む目的・目標を文字にして残しましょう。
なぜなら、その本を読む目的を明確にすると、内容を吸収しやすくなるからです。
そんなに難しく考えすぎずに直感的に感じたことを書けばいいですよ。
step
2書名とメモ
日付や読書時間などを自由に記してください。
理由は「管理しやすくなる」「記録することで読書の継続につながる」という点からです。
step
3本のエッセンス
ポイントを20文字以内で箇条書きをします。
たくさんありすぎると見返した時にどれが重要だったのかを判断しにくくなるからです。
しかもたくさん書いても全部覚えるのは難しいですからね。
step
4具体的な行動プラン
③のエッセンスから具体的にどんな行動アクションに繋げられるかを書きます。
読書は行動に起こすことがゴールなので、必ず書きましょう。
「①その本を読む目的、目標」→「②書名とメモ」→「③本のエッセンス」→「④具体的な行動プラン」
読書メモの取り方~ノートの使い方~
ノート見開き1ページを4分割して使いましょう。
これは左を埋めたら右も埋めたくなるという人間の性質を利用しているからです。
ノートはケチらずに大きく使いましょう
参考書籍
読書メモの取り方②:ベストセラー「メモの魔力」応用版
「メモの魔力」では上記のようにメモをとるように推奨されています。
前段で紹介した読書メモとかなり似ているんですよね。
- ノートを4分割している
- メモ向けの欄と行動向けの欄がある
それでは、メモの魔力のポイントも簡単に紹介します。
step
1標語
ファクト(本のエッセンス)に対して、標語を作ります。
グループごとの名前だったり、キャッチーなネーミングなどを書くのがいいですね。
できるだけコンパクトにまとめましょう。
step
2ファクト
自分が気になった事実や現象を書きます。
ファクトは可能な限り、事案を関連付けてグルーピングをしましょう。
step
3抽象化
ファクトを元に5W1Hといった疑問を投げかけ、抽象化します。
疑問を投げかけることで、本の内容に対して思考しますよね。
step
4転用
抽象化した気づきを元に実際につなげるアクションを書き出していきます。
先程も書いたとおり、読書はどれだけ行動に繋げられるかがポイントです。必ず転用を書いて実践してみましょう。
ちなみに、読書のアウトプットがどれだけ大切かは下記の記事で解説しています。
» 【保存版】読書のアウトプット方法おすすめ5選【効率的】
よりアクションに繋げやすいメモの取り方が「メモの魔力式」
参考書籍
追記:2021年7月9日
新たにメモの魔力の書評記事を書きました。
今回紹介したメモ術以外のポイントも書いてあるのでぜひご覧ください。
「メモの魔力」の内容を要約してみました【要約・感想・書評】
続きを見る
読書メモの取り方③:メモアプリを活用
ここまで解説したのは、ノートや紙にメモをすることを想定していました。
ただ、「今どき紙で読書メモを管理するのめんどくさいよね」と思う方もいるはず。
ぼくは大半の本を電子書籍に移行してから、メモアプリを活用して読書ノートをまとめるようにしました。
なので、メモアプリを活用した方法も解説していきます。
読書メモにおけるメモアプリの使い方
読書メモにおけるアプリの使い方は簡単です。以下のとおり。
- タイトルと作者をメモ
- 読了日をメモ
- Kindle等でマーカーした箇所をコピペ
- 一言(行動プラン等)を添える
ぼくはこんな感じでメモしています。(Evernoteを使用)
大事な点は、「行動プラン」を書くこと。
これは手書きのときと変わりません。やっぱり読書にはアウトプットが大事なので。
» 【保存版】読書のアウトプット方法おすすめ5選【効率的】
メモアプリを使うメリット
メモアプリには特有のメリットがたくさんあります。
- 検索機能が使える
- メモの修正が簡単
- 本の文章をそのまま引用しやすい
強調したいのが「検索機能」ですね。
要するに、紙媒体より圧倒的に「見返しやすい」んですよね。
なので、小説などよりは「学び」をメモしておきたいビジネス書向けのメモの取り方かなと思っています。
読書メモにおすすめのアプリ
読書メモにおすすめのアプリを以下にまとめました。
おすすめメモアプリ
- Evernote →万人向け。ぼくも使用中
- OneNote →アンドロイド・Windowsユーザー向け
- Apple純正メモアプリ →iPhone・Macユーザー向け
ぶっちゃけどれでもいいと思います笑
「Notion」はあまりおすすめしない
IT界隈ではかなり有名なノートアプリですが、エディター形式ではなくブロック形式でメモするので、使いづらいんですよね。
それに、Notionは使い方に凝ってしまうと、読書メモを取ることが「タスク化」してしまう危険性があります。
読書メモは気軽に取れるのが一番なので、読書メモをささっと取りたいならぼくが紹介したアプリ群がおすすめです。
読書メモの取り方だけでなく、読書メモのメリットも理解しよう
- 知的生産性が増す
- 情報獲得が向上する
- 構造化能力が増す
- 言語化能力が増す
- 簡単に見返すことができる
メモには様々な力があります。
上記に挙げたように、様々な能力が向上するのはもちろん、私がおすすめしたいのは最後の「簡単に見返すことができる」というメリットです。
なぜなら、本の内容を定着させるには何回も反復する必要があります。
そこで、本の内容の中で自分が気になったところ、ためになったところをメモしておきます。
そうすることで、必要なときに簡単にすぐに見返すことができるんです。
読書メモには読書効率をアップさせる効果ばかり
本の内容を忘れない読書術は「複数回読み」【時短×記憶定着】
続きを見る
読書メモの取り方のまとめ
- 読書メモは4分割
- ①本を読む目的・目標②書名とメモ③エッセンス④行動プラン
- 読書メモを取ることで本の内容を簡単に見返すことができる
いかがでしたか。
読書にはアウトプットが非常に重要です。
その中でも読書メモを取ることは一番手っ取り早い方法です。
ぜひ今回のメモ術を自分なりに応用して実践してみてください。
それでは、また。
おすすめ記事
読書術マスターまでの完全マップ【入門~上級まで:全15記事で解説】
続きを見る
ビジネス書が読み放題のサービス7選を比較【おすすめの選び方も解説】
続きを見る
参考書籍