読書論

ビジネス書は無駄か?読むメリット・デメリットを解説【基本は無駄】

2021年6月3日

今の時代Googleあるし、ビジネス書読むのとか無駄じゃないの?ビジネス書=無駄っていう意見を見かけることあるけど、実際どうなのかを知りたい。
悩んでいる人
うぃる
今回はこうした悩みに答えます。
  1. ビジネス書を読むことは無駄なのかの答えとその理由
  2. ビジネス書を読むメリット・デメリット
  3. 正しくビジネス書を読むための読書術

本記事の執筆者


記事の信頼性

ウィル(@willblog13


年間300冊のペースで本を読むブロガーである私が、ビジネス書は時間や労力の無駄なのかについて書いていきます。

結論、ビジネス書を読むのは”場合によっては”時間と労力の無駄です。

今回はビジネス書は場合によっては時間と労力の無駄であると結論づけた理由を解説していきます。

この記事を読めば、ビジネス書についての認識を変えることができ、ビジネス書と正しく向き合えるようになりますよ。



ビジネス書は時間や労力の無駄なのか?

ビジネス書は時間や労力の無駄なのか?

冒頭のとおり、ビジネス書は”場合によっては”時間と労力の無駄になります。

”場合によっては”と書いた理由は、しっかりとビジネス書を活かせる読書術とマインドを知っているなら無駄にはならないと思うからです。

今回はビジネス書が無駄になる場合について2点お話します。

それでは、解説していきます。

結論①:必要のないときにビジネス書を読むのは無駄

最初の結論が、「必要のないときにビジネス書を読むのは無駄」ということ。

なぜなら、自分に今必要でない情報は自分に定着しにくいからです。

さらに、必要のないときに読むということは「ビジネス書を読む」というのが目的になってしまっています。

例えば、「良いプレゼンテーションをする極意」みたいな本を読むとしましょう。

Aさん:普段デスクワークのみでプレゼンテーションをする機会など無い
Bさん:来週末に大事なプレゼンテーションを控えており、絶賛プレゼン資料を作成中

どっちのほうが本の内容が定着しやすいかというと、明らかに後者のBさんですよね。

このように、ビジネス書は何か問題を解決したり、新しい知識がほしいときに効果を発揮します。

なので、ただビジネス書を読むことが目的になっているのであれば、それは時間や労力の無駄と言わざるを得ないです。

まとめると、ビジネス書は「目的」ではなくあくまでも「手段」ということです。

結論②:ビジネス書を”読むだけ”では無駄

2つ目の結論は「ビジネス書を読むだけでは無駄です」ということ。

これはどういうことかというと、「読む」というアクションだけで終わらせると、何も意味がないということです。

例えば、先程の例を借りて説明します。

Bさんが「良いプレゼンテーションをする極意」を読んだとしましょう。
しかし、Bさんはそこで学んだことで満足してしまって、作ってあったプレゼン資料の修正をしなかった。さらに実際のプレゼンでも普段どおり話した。

さて、この場合だとBさんには本で学んだことは何も身についてはいないですよね。

これでは、ただ「プレゼンの極意」が頭に入っただけ。
むしろ、その「情報」は時間が経てばいずれ忘れてしまいます。

このように、読書で学んだことは実践したり、誰かに話すといった「アウトプット」をしなくては、自分の血肉にはなりません。

ただ「情報」で終わらしてしまうビジネス書の読書は時間と労力の無駄ということです。

無駄にしないために理解すべきビジネス書を読むメリット・デメリット

ビジネス書を読むメリット・デメリット

では、ビジネス書は場合によっては無駄ということがわかったところで、そもそもビジネス書にはどんなメリット・デメリットがあるのかを確認しときましょう。

ビジネス書を読むデメリット

  1. 少々値段が高い
  2. 受け身になってしまうことが多い
  3. 周りと少し話が合わなくなることがある

①少々値段が高い


正直個人差あり。

ビジネス書を多く読みいろんなことを得られた僕からしてみれば、1冊1000円程度は安いもの。

しかし、ビジネス書をあまり読まない・全く読んだことない人にとっては

「漫画2冊も変えるやんけ!ボケェ!」

となってしまうかも。というか、ぼくも最初はそうでした笑。

ビジネス書に1000円以上の価値があり、無駄にならないかどうかはこの後に解説する「メリット」を見て判断してください。

②受け身になってしまうことが多い


ビジネス書を読んでいるとつい受け身になってしまいがちです。
なぜなら、基本的にビジネス書は忙しいビジネスマンのために簡単に書かれているからです。
やはり簡単に書かれているものをいくら読んでも思考は深まりません。

この問題に対する解決策としてはいくつかありますが、1つは「自分よりちょっとレベルが高い本を読む」がオススメ。

自分にある程度知識がある状態で少し上のレベルの本を読むと、筆者とほぼ対等に「対話」ができるため、能動的に文章を読め、無駄な読書ではなくなります。

周りと少し話が合わなくなることがある


「ビジネス書」を読んでいると、周りから
「意識高いの?」

みたいなこと言われたことありませんか?

実際のところ意識は高くなります。

そもそも日本人は本を読まない人が大半なので、本から有益な知識を得てそれを実践していると、どうしても「意識の高い人」になっちゃうんですよね。

意識高いことは全く悪いことではないのですが、日本ではまだまだこの辺りの意識は変わらなさそうですし。

ちなみに、日本人の読書実態について解説した記事が下記になります。ぜひセットでご覧ください。
» 大学生は1日に120分読書するだけで上位8.6%に入れます【読書事情】

ビジネス書を読むメリット

  • 悩みが解決できる
  • 新しい知識やスキルを学ぶことができる
  • 先人の知恵を知ることができる
  • 世の中の流れがわかる
  • 文字に抵抗がなくなる

悩みが解決できる


ビジネス書は何か自分の悩みを解決する「ツール」です。

自分が悩んでいることは大抵昔の人も悩んだことのあることです。

そして、ありがたいことにその解決策を本という形で残してくれているのです。

新しい知識やスキルを学ぶことができる


ここが一番イメージつきやすいと思います。
やっぱり、インターネットや学校で勉強したことは知識のごくごく一部。

しかし、世の中には様々な分野があり、様々な知識やスキルが存在します。

それがビジネス書としてジャンルごとに学べることができるのです。

先人の知恵を知ることができる


ビジネス書(本)には先人の知恵が詰まっています。

すでに世の中で答えが出ているものを今から自分のトライ&エラーのみで学ぼうとすることは無駄です。

自分がやろうとしていることは大抵誰かがやったことのあること。

ならば、わざわざ自分が時間を掛ける必要はなく、ビジネス書を読んで先人の知恵を自分のものにするのがベストです。

世の中の流れがわかる


本屋さんのビジネス書の棚を見ると、その世の中の流れがわかります。

最近だと、コロナの影響からか、健康に関する書籍が多く積んであったり、コロナによるお金の心配からか、投資に関する書籍が積んであったりしますよね。

このようにビジネス書は人々の「悩み」を解決するものなので、ビジネス書を読んでいるとその時代の人々の悩みの傾向がわかるのです。

文字に抵抗がなくなる


「ビジネス書=難しい」みたいなイメージの人いませんか?

これむしろ逆で、「ビジネス書=やさしい」です。

ビジネス書は忙しいビジネスパーソン向けに出版されているので、短時間でわかりやすく理解できるように書かれています。

よって、もっと分厚い実用書や科学書などと比べればビジネス書は文章として優しい部類に入ります。

なので、文字や文章に抵抗がある人にとってはビジネス書はむしろおすすめなのです。

ビジネス書を無駄にしない読書術とは?

ビジネス書を無駄にしない読書術とは?

ビジネス書が無駄になる場合として「必要ないときに読む」「ただ読むだけ」を挙げました。

ここではその2点を解消するための読書術を紹介します。

ビジネス書を読む前にその本から何を学びたいのかを明確にする

まずは「ビジネス書を必要のない時に読む」という無駄の解消方法。

これに関してはシンプルに「その本から何を学びたいのかを明確にする」がベストです。

意外と漠然と本を読んでしまう人は多いのではないでしょうか。

そうならないために、具体的には

  • 自分が今どんな問題や悩みを抱えているのかを紙に書き出す
  • 読もうとしている本の目次を見て、ここから自分が何を学べそうかを書き出す

などが有効です。

ぼくもいつもEvernoteというアプリに読書メモを取っているのですが、読む前に必ず読む目的を最低3つは書き出すようにしています。おすすめです。

ビジネス書を読んだら、内容をアウトプットする

次は、「ビジネス書をただ読むだけ」という無駄を解消する方法です。

ただ読むだけでは、読書から得られるのは「情報」です。

これを「知識」にするためには、その「情報」を自分の言葉に置き換えたり、学んだことを実践したりするアウトプットが重要です。

おすすめのアウトプット方法はこちら。

  • 人に話す
  • ブログやSNSに感想や学んだことをアップ
  • 実践する

自分にあったアウトプット方法を見つけ、トライしてみましょう。

同じジャンルの本2冊同時に読む

最後も、「ビジネス書をただ読むだけ」という無駄を解消する方法ですが、ちょっと上級者向け。

いわゆる「受け身」の読書じゃなくす方法です。

2冊読むことのメリットは以下の通り。

  • 同時に読むことで意見の共通点や相違点、交錯する点を探すことができる
  • 意見の偏りを防ぐ

まとめると、同じジャンルの本を2冊同時に読むことで、自ら考えを巡らせながら読むようになり、受け身となるのを防げるということです。

「ビジネス書は時間や労力の無駄なのか?」のまとめ

「ビジネス書は時間や労力の無駄なのか?」のまとめ

  • 必要のないときにビジネス書を読むのは無駄
  • ビジネス書を読むだけでは無駄です
  • 無駄にしないためには、能動的に本を読み、しっかりとアウトプットすること

TODOリスト

  • 1冊ビジネス書を買ってみる
  • Kindle Unlimitedでビジネス書を無料で読んで見る
  • ビジネス書で学んだことを1つ実践してみる

いかがでしたか。

基本的にぼくはビジネス書に対して肯定的です。

もちろん読んで無駄になったビジネス書もありますが、その一方で自分の生活にめちゃくちゃ影響を与えた本もあります。

一度今回の記事の内容で気になった方はぜひ読んでみてほしいですね。

ちなみに、ビジネス書を毛嫌いしている人も一定数いますが、大抵自己啓発本を批判しているイメージですよね。
ただ、ビジネス書と自己啓発本ってちょっとニュアンスが違うんですよね。
なので、その違いが解説してある下記の記事もぜひ読んでおくといいと思います。

素敵な読書ライフを!
それでは、また。

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