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「大学院生は忙しい?」→答えはYes【結論:ただ、サボってOK】

2022年6月25日

大学院生は忙しいっていうイメージがあるけど、実際どうなんだろう?具体的にどう忙しいのか知りたい。
悩んでいる人
うぃる
今回はこうした悩みに答えます。

本記事の内容

本記事の執筆者


本記事の執筆者(大学院生)

うぃる(@willblog13

この記事を書いているぼくは、2022年3月に大学院修士課程を修了し、現在はとある東京の大企業で働いています。

結論として、大学院生は基本的に忙しいです。

とはいっても、実際にどう忙しいのかってイメージが湧かないですよね。

でも、この記事を読み進めれば、大学院生がどうハードなのかがわかると思いますよ。

また、ぼくの実体験から忙しさを解消する方法についても解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。

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大学院生って忙しいの?

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世間一般からすると「大学院生=研究で忙しい」というイメージを抱いているかと思います。

実際、ぼくも大学院生に入る前同じようなイメージを抱いていました。

では、大学院生は忙しいのか、ぼくの体験談も踏まえつつ解説していきますね。

大学院生は基本的に忙しい

結論として、大学院生は基本的に忙しいと思ったほうがいいです。

忙しさで言ったら、そこそこホワイトな会社員よりは忙しいはずです。

ぼくも大学院に進学してから、社会人になった同期と話したときに思ったのは
「会社員の方が楽そうだな」
ということでした。

大学院生は時間を自由に使えるのはメリットですが、単純に研究時間が会社員の労働時間よりも多くなると思います。

研究=労働と考えると、ちょっとブラックよりの労働時間になるかもしれませんね。

大学院生が忙しい理由

では、なぜ大学院生はこれだけ忙しいのか。
考えられる理由は以下の通りだと思います。

  • 研究にゴールがないから
  • 研究は一人で進める時間の方が多いから
  • 研究以外にも授業、TA、研究室の手伝いがあるから

上記を簡単に解説していきますね。

研究にゴールがないから

1つ目は、「研究にゴールがないから」です。

研究は仮説と目的は設定するものの、常に答えがない状態で模索する状態が続きます。

なので、成果物の完成形が見える仕事よりも間延びしやすく、永遠とやれちゃうんですよね。

ここが研究の面白いところでもあり、デメリットでもありますね。

研究は一人で進める時間の方が多いから

研究は一人でどれだけ進めることができるかがポイントとなっていきます。

もちろん、調査や実験をする際には周りの手を借りることもあります。

しかし、ほとんどは自分の力で研究を進めていかないといけません。
というか、手伝ってもらいすぎるとその方を共著者にしないといけなくなりますし・・・。

なので、研究を一人で進めないといけないという点でも忙しくなる点なのかなと思います。

研究以外にも授業、TA、研究室の手伝いがあるから

単純に研究自体が忙しいのに加え、授業・TA・研究室の手伝いがのしかかっているので、当然スケジュールはきつくなっていきます。

ぼくの場合は、TAや手伝いがかなり多いタイプの研究室だったので、研究以外の時間で忙しかった記憶があります。

以上のように、大学院は研究以外にもやることがたくさんあるために、忙しくなってしまいがちです。

これに加え、就活もしなきゃですからね・・・。

就活を効率よく進めるためには、就活サイトに登録すべきです。おすすめの就活サイトは、『【無料】大学院生向け就活サイトのおすすめ12選【注意点あり】』にてまとめています。

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大学院生は普段何をしているのか

ある程度上記でも書いてきましたが、実際に大学院生は忙しくなるほど何をしているのかを解説していきます。

が、細かく書いていると長くなってしまうので、下記の別記事を用意しました。

大学院生は普段何をしているのかを詳しく書いています。
大学院生の基本情報をおさえるためにもぜひご覧ください。

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大学院生の忙しい時期【年間スケジュール】

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続いて、忙しいと言われる大学院生の具体的なスケジュールと忙しい時期について解説していきます。

  • いつから就活を進めるべきか
  • いつから研究に力を入れるべきか
  • いつ旅行とかに行けるのか

忙しい時期を把握しておくだけでも、以上のようなことがわかるので、ぜひ覚えておいてください。

大学院生の年間スケジュール

大学院生の年間スケジュールを表にまとめました。

ぼくの大学院生時代を参考にまとめましたが、人によって変わる場所はあると思います。

学年・月主なイベント時間の配分(研究:授業:就活)
修士1年 4月大学院入学1:8:1
     5月自己分析1:7:2
     6月企業研究、インターンシップ先決定1:6:3
     7月 1:9:0
     8月夏季インターンシップ2:0:8
     9月夏季インターンシップ2:0:8
    10月 2:7:1
    11月 2:6:2
    12月冬季インターンシップ、自己分析1:3:6
     1月冬季インターンシップ、企業研究1:3:6
     2月中間発表等、ES作成準備1:1:8
     3月ES作成提出、面接、内々定0:0:10
修士2年 4月面接、内々定0:0:10
     5月面接0:0:10
     6月(面接)4:1:5
     7月(面接)4:1:5
     8月 10:0:0
     9月 10:0:0
    10月 10:0:0
    11月 10:0:0
    12月 10:0:0
     1月修士論文執筆10:0:0
     2月修士論文提出10:0:0
     3月追加調査、学会論文への準備10:0:0

大学院修士1年の忙しい時期

大学院修士1年が忙しい時期が以下の通り。

  • 入学直後:授業+インターン準備開始
  • 8月~9月:夏季インターンシップ
  • 1月~2月:1年間の研究のまとめ(中間発表など)

ざっとこんな感じですね。

入学直後

入学直後に関しては、シンプルに授業に慣れるのが大変です。

やっぱり大学院生になると英語の授業とかも増えてきますし、授業の難易度も学部生のときよりアップします。

それに加え、就活の開始です。
特にこの時期は夏季インターンシップのために、自己分析をしたり、企業研究をしたりと意外と忙しめ。

【厳選】自己分析ツールのおすすめ7選【登録なし/無料あり】』も参考にしてください。

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8~9月


8月後半から9月にかけて夏季インターンシップが集中しています。

夏季インターンシップは今後就活を進める上で、かなり重要なポイント。

忙しくはなると思いますが、ぜひ参加してください。

インターンシップ先は、就活サイトで探せます。僕がおすすめする就活サイトは『【無料】大学院生向け就活サイトのおすすめ12選【注意点あり】』をどうぞ。

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1月~2月

この時期になると、1年間のまとめとして、研究の成果発表などがあります。

3月からの就活の準備もしないといけないので、意外と一番忙しい時期かも。

精神的にもハードになると思うので、余裕を持って研究も就活も進めておくようにしましょう。

就活に特化したスケジュールは『大学院生の効率的な就活スケジュール方法【就活の開始時期は?】』を参考にしてください。

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大学院修士2年の忙しい時期

大学院修士2年の忙しい時期は以下の通り。

  • 4月~就活終わりまで:就活
  • 1~3月:修士論文作成

ぶっちゃけた話、修士2年の方が余裕があるかと思います。
就活さえ終われば、あとは研究を仕上げるだけなので。

4月~就活終わりまで

まあ、いわずもがなって感じで就活が終わるまでは忙しいですね。

就活を長引かせないためにも自己分析にちゃんと取り組んだり、インターンシップに参加したりして、修士1年のときから入念な準備をしておきましょう。

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1~3月

さあ、大学院生活(修士)もいよいよ終わりです。
最後のラスボス「修士論文」を倒せばOK。

とはいってもやっぱり強敵なので、1~3月までは忙しくなるかなと。

更に言うと、修士論文が終わっても大抵教授から

「学会論文も作って投稿してみよう」

と言われるはず。

なので、学会論文を作るとなるとさらに忙しくなりますね。

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大学院生の忙しい時期を知る方法

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前段で、大学院生のスケジュールと主な忙しい時期について、解説していきました。

しかし、実際は研究室によってかなり変わってきます。

なので、自分の配属研究室がどう忙しいのかを調べる方法をまとめました。
それが以下の通り。

  • 教授に聞く
  • 研究室の先輩に聞く

シンプルな方法なんですけど、実際その研究室で過ごしている方たちに聞くのがいちばん手っ取り早いんですよね。

教授に研究のスケジュールを聞く

はじめに、教授に研究のスケジュールを聞いてください。

理由としては以下の通り。

  • 教授自身が多忙でスケジュールのすり合わせが必要となるから
  • 調査や実験のスケジュールの見通しがつくから
  • 学会など特定のイベントの時期について知れるから

結局、研究室内のスケジュールを握っているのは担当の教授です。

なので、スケジュール関連に関しては、まず教授から細かく聞いてみるのがオススメ。

研究室の先輩に話を聞く

続いては、研究室の先輩に話を聞いてください。

理由としては、学生にしかわからない多忙な時期について知れるからです。

ぶっちゃけ教授は学生がどの時期にどう忙しいかを完璧に把握しているわけではないです。

ぼくが研究室にいた頃も、「めっちゃ忙しいけど、教授はあんまり知らないだろうな」ということが数回ありました。

そういった学生側にしかわからないことに関しては、研究室の先輩に聞くのが一番ですね。

※教授やメンバーにすぐ相談できる環境づくりも大事ですね。

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大学院生が忙しい日々を解消するコツ

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最後に、そんな大学院生が忙しい日々を解消するコツについて解説していきます。
ぼくがオススメするコツ3選は以下の通り。

  • 朝活をする
  • あらゆる時間に制限を設ける
  • 勇気を出してサボってみる

それぞれ解説していきますね。

①朝活をする

最初のコツは「朝活をする」です。

理由はシンプルで、大学院生は生活が不規則になりやすいからです。

大学院生はある程度時間を自由に使えるが故に、生活が乱れやすいんですよね。
特に、研究室とかいくと夜中まで大学院生が残っているとかザラにあります。

そんなときにオススメなのが朝の有効活用。
朝の方が集中力がアップするし、その分研究や勉強を早く終わらせることができます。

ぼくに関しても、誰よりも早く研究室に来て、午前中にやること終わらせて、午後はだらだらするみたいな日も作れました。

そのためには、早起きの習慣を身につける必要があります。

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あらゆる時間に制限を設ける

続いては「あらゆる時間に制限を設ける」ということ。
先述したとおり、大学院生は割と時間を自由に使えてしまうからです。

自由に使えてしまうが故に永遠と研究室に居座り続けてしまいます。

なので、しっかりと研究・勉強・遊びにそれぞれ制限時間を設けて、メリハリのある生活を送るのをオススメします。

勇気を出してサボってみる

最後が「勇気を出してサボってみる」ということ。

正直ぼくも研究室の集まりや仕事をサボったこと何回もあります。
でもそれで何か言われるということはありません。

ぶっちゃけ大学院生になるとすべて自己責任になります。
年齢的にも大人だから、教授側もそんなに干渉してこないんですよね。

だからこそ、辛いときにはシンプルにサボるのが一番。
コアタイムとかも無視してOKですよ。

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もっと気楽に大学院生活を考えてもOKですよ。
それでは、また。

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