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就活失敗で大学院進学するのは逃げなのか【そんな声は無視でOK】

2023年4月14日

就活失敗で大学院に進学してもいいのかな。世間的には"逃げだ"という人もいるし、自分も後悔しないか心配。どんな場合なら大学院に進学していいんだろう。
悩んでいる人
うぃる
今回はこうした悩みに答えます。

本記事の内容

本記事の執筆者


本記事の執筆者(大学院生)

うぃる(@willblog13

この記事を書いているぼくは、2022年3月に大学院を修了し、現在は東京のとある大企業で働いています。

そんなぼくも、大学院進学の決め手は”就活からの逃げ”でした。

学部3年生の後期頃から就活について考え始める人が多い中、何の専門性や強みがなかったぼくは、不安になり大学院に進学を決意。
でも今は、大学院進学してよかったと心から思っています。

実は、ぼくみたいな心境の方は多いはず。
今回はそんな方々に向けて、就活失敗で大学院に逃げる際のリスクとメリットについて解説していきます。

就活の不安を少しでも解消できる記事になっています。
それでは、早速いきましょう。

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就活失敗で大学院進学するのは"逃げ"なのか

就活失敗で大学院進学するのは"逃げ"なのか

よく「就活失敗で大学院に進学するのは"逃げ"だよね」ってことをいう人がいます。

実際、ぼくが大学生の頃もそんなことを言う人が周りにいました。。。

結論:やりたいことがあるなら問題なし

結論、やりたいことがあるなら問題はないです。

なぜなら、やりたい研究が明確なら大学院の時間は無駄にならないから。

さらに具体的にいうと、研究だけじゃなくても

  • 時間をつくって海外に出てみたい
  • 資格の勉強時間を確保したい
  • 自分で起業してみたい

みたいなやりたいことがある場合もOKだと思います。

やっぱり社会人になってからは自分の時間が極端に減ります。やりたいことに没頭するのは学生のうちがチャンスです。

なので、もしあなたにやりたいことがあるなら、就活を失敗しても大学院に逃げちゃえばOKです。

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世間の声は無視していい

それに「就活失敗で大学院に進学する="逃げ"」みたいな声は無視しましょう。

大事なのは、あなたの気持ちです。

周りの声は意外と影響力が大きいので、あなたの気持ちを抑え込むくらいのパワーがあります。

しかし、それに自分の決断をゆだねると、確実に後悔しますよ。

周りの声より自分の声を聞きましょう。

大学院の選択が視野にあるだけでも優秀

最後に触れておきたいのが、大学院の選択肢が視野にあるだけでも十分ということです。

なぜなら、普通の人は、大学院進学なんて全く考えずに就職するからです。

しかし、大学院進学が視野にあるということは、進学に値するだけの成績や頭の良さがあるという証拠です。

なので、「ぼくなんか・・・」「私なんか・・・」などと思わず、自信を持って大学院に進学しちゃいましょう。

ただし、就活失敗で大学院進学する場合のリスクはきちんと理解しておきましょう。次の項で解説します。

就活失敗で大学院進学に逃げるリスク

就活失敗で大学院進学に逃げるリスク

就活失敗で大学院進学に逃げるのは、条件付きでありだと答えました。

しかし、やっぱりリスクはつきものです。そのリスクが以下のとおり。

  • 文系は大学院進学しても就職先は大きく変わらない
  • 理系は専門性や強みがないと就職先は限られる
  • 研究で成果を出せずに就職もうまくいかなくなる

それぞれ解説していきます。

文系は大学院進学しても就職先は大して変わらない

1つ目が、文系の場合。
それが「大学院進学しても就職先は大して変わらない」ということ。

理系であれば、専門職などの道が開かれますが、文系だと大学院の経歴を活かすのが難しいです。

というのも、そもそも文系の職業には専門職って少ないんですよね。
一部を除いては院卒でなくても就職はできちゃいます。

もし文系であれば、「修士号や博士号を取らないと就職できない」「資格を取得できない」といったパターンに該当しないかぎりは、よく考え直した方がいいと思います。

文系の場合は大学院進学が必ずしも就活で有利になるわけではないです。気をつけましょう。

理系は専門性や強みがないと就職先は限られる

2つ目は、理系の場合。
文系の一方で、理系は大学院進学すると就活が有利になるパターンが多くなります。

しかし、理系の大学院生でも専門職に就くのは難易度が高いです。

実際に、研究職や開発職の一部は採用条件に「修士課程修了以上の学歴がある人」と設定している企業もあります。

そういった企業だと、他の優秀な大学院生で採用枠を取り合うことになるので、必ずしも就活がうまくいくわけではないんです。

  • 研究を本気でがんばって専門性を身につける
  • 論文を学会に投稿して実績をつくる

上記のように、しっかりと大学院の間に就活でアピールできるくらいの専門性を鍛えておきましょう。

また、研究職・開発職の他にも品質管理・生産技術など、他の理系職も考えておくことも大事です。

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年齢がネックになる場合も

基本的にはあまりないですが、一部では年齢がネックなる場合もあります。

やっぱり企業としては長く働ける人の方が利益を生み出してくれるので、若いほど採用されやすいんですよね。

理系の場合は、年齢より専門性を重視されるので特に気にする必要はないですが、文系の場合はよく考えましょう。

就活失敗で大学院進学に逃げるメリット

就活失敗で大学院進学に逃げるメリット

一方で、就活失敗で大学院進学に逃げるメリットもあります。それが以下のとおり。

  • 大学院で専門性が身につく
  • 就職活動にじっくり取り組める
  • やりたいことが見つかる

それぞれ見ていきましょう。

大学院で専門性が身につく

1つ目のメリットは、大学院で専門性が身につくことです。

というのも、今の時代専門性が非常に重要になってきているからです。

特にChatGPTのようなAIが発達してきた今、浅く広く知識を持っていることは意味がなくなってきています。
ChatGPTに聞けばすぐにわかりますからね笑
» ChatGPTとは?始め方・使い方・将来性を徹底解説【スマホOK】

ですが、大学院に進学すれば、専門領域を深掘りしていくので、深い知識を身につけることができます。

もちろん、それには研究を真剣にがんばることがマストですが、専門性を身につけるためにその努力を惜しむ必要はないですね。

就職活動にじっくり取り組める

2つ目のメリットは、就職活動にじっくり取り組めることです。

これがメリットである理由は、就職活動は準備がいちばん重要だからです。

  • 自己分析
  • 業界分析
  • OB訪問

試験や面接よりも上記の方が圧倒的に重要です。

学部生で就活するとなると、ここらへんバタバタしすぎて少しいい加減になってしまうんですよね。

しかし、大学院に進学することで、落ち着いて時間をかけることができるので、就職活動はよりうまくいくようになるでしょう。

実際、ぼくも大学院時代に自己分析しまくったおかげで、かなり就活を楽に進めることができました。

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もし就職活動が不安で大学院進学するなら、大学院進学直後からコツコツ就活の準備を始めることをおすすめします。

やりたいことが見つかる

最後のメリットが、やりたいことが見つかるという点です。

ぼくの話にはなりますが、ぼくがブログ活動に出会ったのも大学院生の頃です。
今では、自分の人生の軸になっているし、徐々にこのブログからお金を稼げるようにもなってきました。

このように、大学院進学することで意外な出会いがあるかもしれません。

せっかく社会人になるまで2年の猶予が得られたので、2年間(修士の場合)を無駄にしないよう、いろんなことにチャレンジしてみましょう。

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まとめ:就活失敗で大学院進学に逃げるのはあり?

まとめ:就活失敗で大学院進学に逃げるのはあり?
  • やりたいことがあるならあり
  • ただ、リスクはあるので理解しておくこと
  • 専門性を身につけて就活を制そう

いかがでしたか。

就活失敗すると、「人生終わった・・・」みたいなテンションになってしまいますよね。

しかし、今は転職も当たり前になってきたし、いろんな道がひらかれているので、悲観することはないです。

実際、大学院進学も一つの道です。まったく"逃げ"とかではありません。

ただ、こういった決断をするためには自分のことを本当の意味で理解することが大事です。
その第一歩目としては、「就活サービスの自己分析ツール」を使ってください。

無料で使えるので、サクッと自己分析できるのがメリット。

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自分のことを知って、正しい選択をできるようがんばってください。

それでは、また。

-大学院生