本記事の内容
本記事の執筆者
うぃる(@willblog13)
年間100冊のペースで本を読むブロガーであるぼくが、読書をすることで成長できるスキル・能力5選について書いていきます。
この記事を読めば、読書から得られるスキルや能力を把握することができ、読書を習慣づけたくなりますよ。
また、本記事では、ぼく自身が10冊以上の「読書術」の本を読んで、共通していた部分を軸に内容をまとめています。
なので、情報の信頼性=私の経験+10冊以上の「読書術」の本となります。
読書をすれば「圧倒的な自己成長」ができます【人生イージー】
読書によって得られる最大の効果は「圧倒的な自己成長」です。
なぜなら、本には先人の知恵が詰まっているから。
何も知識がなく独自でこれを探求するためには、毎日寝る前の行動や起きたあとの感覚、寝ている最中をビデオで録画して睡眠中の挙動(いびき)などを計測するなど、非常に面倒なことをしなければなりません。
しかし、睡眠の本を読めば、「寝る前に入浴したほうが良い」「寝る前にブルーライドを浴びてはいけない」「深酒をしてはいけない」など先人が導き出した答えを知ることができるのです。
このように読書をすることによって、「知識」を得て、「時間」が短縮され、「文章力」「地頭力」が成長し、結果として「お金」を得ることができます。
また、「レバレッジ・リーディング」の本田直之さんはこのように述べています。
ビジネスパーソンの読書は、スポーツ選手にとっての練習だ
引用:レバレッジ・リーディング、東洋経済新報社、2006
たしかに、中学高校では部活動に入って日々「練習」する割には、社会人になった途端「練習」をする人が非常に減りますよね。
では、その社会人にとっての「練習」とは一体何かというと、それが「読書」になるわけです。
「読書で得た知識・ノウハウをビジネスで実践していく」というのが社会人にとっての「練習」。
読書で成長できること5選
実際にどういったことが読書から得られるのか。以下の5点をまとめていきます。
- 知識
- 時間
- 文章力
- 地頭力
- お金
読書から得られる効果①:知識
「情報」とは、「事実」であり「結果」であり「事象」です。
「知識」とは、事実、結果、事象の積み重ねから吸い上げられた「エッセンス」です。
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「単なる知識」ではなく「結晶化された知識」。単なる羅列された文字情報ではなく、実践可能、応用可能で行動に繋がり、10年たっても風化することのない「結晶化された知識」を得られるのが「本」なのです。
引用:読んだら忘れない読書術、サンマーク出版、2015
現代はネットがかなり普及して「情報化社会」が目まぐるしい発達を遂げました。
皆さんも様々な「情報」をネットから得ていると思います。
と思っている方もいるはず。
しかし、ネットで得られるものは「情報」であり、それを実践や応用に利用することは難しいのです。
また、「情報」は時が経つと「風化」します。
あんなものは数年、下手したら数日で風化してしまいます。
一方で、本ではすぐに実践可能、応用可能な「知識」を提供しています。
例えば、先程例にあげたような「睡眠法」。
こうした「知識」は日々実践することができ、何年経っても風化することのないエッセンスです。
一概には言えませんが、ざっくりまとめるとネットは「一過性の情報」を得るものであり、本は「永久的な知識」を得るものである、と言えるでしょう。
読書が知識を得るのに最も適している理由【オススメの読書術も紹介】
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読書から得られる効果②:時間
新しいことを始める場合、ゼロから試行錯誤する必要はないのです。何百時間も思考作度してくれている先人がいて、本にまとえてくれているのですから、その先人から試行錯誤の結果を学べばよ良いのです。
引用:読んだら忘れない読書術、サンマーク出版、2015
先述したように、読書では他人の経験、ハウツーを知ることができます。
そして、それを得ることで、作業効率が上がり、時短に繋がります。
ただし、「レバレッジ・リーディング」の本田直之さんはこのように述べています。
本当は本を読めば読むほど、時間が生まれます。本を読まないから、時間がないのです。
なぜなら本を読まない人は、他人の経験や知恵から学ばないからです。何もかも独力でゼロから始めるので、時間がかかって仕方がないのです。本を読めば、そこに近道を行く方法が書いてあるというのに、本を開く時間を惜しんで、わざわざ遠回りをしている状態です。
引用:レバレッジ・リーディング、東洋経済新報社、2006
これが答えです。
時間ができたら読書するのではなく、読書をして時間を生み出しましょう。
「レバレッジ時間術」の書評・要約まとめ【一番わかりやすい時間術本】
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読書から得られる効果③:文章力
「キャリー」「シャイニング」「グリーン・マイル」などのヒット作で知られるアメリカの小説家スティーヴン・キング。彼は自らの小説法についてまとめた「書くことについて」の中で、次のように述べています。
「作家になりたいのなら、絶対にしなければならないことがふたつある。たくさん読み、たくさん書くことだ。私の知る限り、そのかわりになるものはないし、近道もない」
引用:読んだら忘れない読書術、サンマーク出版、2015
文章力を鍛えるには、大量の文章に触れて大量の文章を書くしかないということですね。
たしかに本をまったく読んだことないのに、作家になりました、なんて人は見たことないですよね。
作家の方は総じてみな「読書家」です。
もちろんみんながみんな本を書きたいわけではないと思うので、作家ほどの読書家になる必要はないかもしれませんが、人々は常に「言語」を使っています。
特にビジネスマンは文書を作ったり、プレゼンを作ったりと文章を書くという機会は日常的にあるはずです。
なので、文章力を発揮するためにも本を読み、たくさんの文章に触れましょう。
読書から得られる効果④:地頭力
読書は私たちを「物知り」にしてくれるだけではありません。読書によって「地頭が良くなる」「知能が高くなる」「脳が活性化し、脳のパフォーマンスが高まる」ということは、多くの脳科学研究が示しています。
人間の能力は、脳を鍛えることによって、一生伸ばし続けることができるのです。
引用:読んだら忘れない読書術、サンマーク出版、2015
ここに関しては必ずしも身につくかと言われたら怪しいかもしれません。
ただ本をぼーっと読んでいるだけだと身につかない部分ではありますが、しっかりと本と議論するんだと言う気持ちで読めば、かなり鍛えられるはずです。
脳は成長し続けます。
しかし、筋トレと同じように日々鍛えていかないと衰えていくばかり。
なので、読書で脳を鍛えましょう。
読書から得られる効果⑤:お金
私たちの「時間」には限りがあります。他人の「経験」が満載された「本」を上手に活用することで、「5年」「10年」という回り道をショートカットできるとしたら、1000円の本を100冊買ったとしても、安い買い物だと思います。
ビジネスで、そして社会的に成功したければ、そして高い収入を得たければ、「読書」するしかないと思います。
引用:読んだら忘れない読書術、サンマーク出版、2015
このお金という部分は上記の「知識」「時間」「文章力」「地頭力」から派生して得られるものだと思います。
特に「時間」です。
先程も書いたように、読書をすることで様々なスキルを身につけると、時間短縮に繋がります。
そして、収入につながっていきます。
断然、前者ですよね。
さらに前者の人は、後者の人に比べて5時間も余裕があるわけです。
その5時間で更に仕事をこなせば、さらに収入があがる可能性が高まります。
ちなみに、実際に本を読む人ほど収入が高いというデータも存在していますしね。
(詳しくはこちらに説明あり。)
非常に単純ではありますが、これは世の真理だとぼくは思います。
なので、本から様々な知識を得て、スキルに変え、それをフル活用してお金を手に入れるという流れとなります。
読書と年収に関係を解説した記事
「読書量に比例して年収はあがる?」←3つの根拠を提示します
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「読書をすれば「圧倒的な自己成長」ができます」のまとめ
- ビジネスマンの「読書」はスポーツ選手の「練習」
- 読書で得られるもの=「知識」「時間」「文章力」「地頭力」「お金」
- 本を読まない人はすべて「我流」でやっているようなもの
いかがでしたか。
このように読書には多様な効果があります。
もちろん暇つぶしにYouTubeやNetflixを見るのも悪いことではありません。
しかし、たまには活字を読んでみるのも新たな発見となると思うので、読書習慣がない人はぜひ興味のある本を1冊読んでみてください。
それでは、また。
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