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大学院に進学したいけど、大学院生ってかなり頭いいイメージがある。自分でもやっていけるのかな・・・。大学生とどう違うのか知りたいな。
悩んでいる人
うぃる
今回はこうした悩みに答えます。

本記事の内容

本記事の執筆者


本記事の執筆者(大学院生)

うぃる(@willblog13

この記事を書いているぼくは、元地方国公立大学院生です。
修了後は、東京のとある大企業に務めていまして、、、。

そこでは、普通レベルの大学院から旧帝大の大学院生出身の人まで様々な人がいますが、思うのは大学院生もピンキリなんだなということです。

つまり、大学院には頭いい人も普通な人もどちらもいます。

そこで、今回は「頭いい人じゃないと大学院に入れないのでは?」と不安を抱えている人のために、解説記事を書きました。

少しでも不安な気持ちを取り除いてください。

※なお、今回は大学院といっても修士課程の方を想定して書いています。
博士課程はちょっと次元が違う(総じて頭いい)ので、ここでは省略します。

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「大学院生は頭いいよね」←ちょっと勘違いです

「大学院生は頭いいよね」←ちょっと勘違いです

世間一般的には「大学院生=頭いい」みたいな印象があるっぽいのですが、「頭いい人もそうでない人もどちらもいますよ」というのが結論です。

というのも、そもそも「頭いい」の定義が微妙すぎますよね。

なので、定義の話も含めて、なぜ「大学院生=頭いい」が勘違いなのかを解説していきます。

そもそも「頭いい」の定義が曖昧

そもそも「頭いい」って漠然としすぎていますよね。

そこで、一般的にどういうときに「頭いい」という言葉が使われるのか洗い出してみました。

「頭いい」の定義

  • あらゆる知識を幅広く持っている
  • 一定の分野の知識を深く持っている
  • テストの点が高い
  • 頭の回転が速い
  • 論理的な思考力を持っている

このあたりかと思います。

つまり、頭のいい大学院生といっても「専門知識を持っている大学院生」「話すのが上手な大学院生」「頭の回転が速い大学院生」などといろんな意味が生まれるわけです。

そこで、続きでは、「頭いい」の定義別に大学院生の特徴を見ていきます。
一応比較対象として大学生と比べてみますね。

「頭いい」の定義別に見る大学院生の特徴

それでは、「頭いい」の定義別に大学院生の特徴を見ていきましょう。

なお、具体的な数値で推し量ることはできないので、どうしても主観が入ってしまいますがご容赦願います。

あらゆる知識を幅広く持っている

いわゆる知識を浅く広く持っているという点に関しては、必ずしも大学院生が優れているとはいえないかなと思います。

大学院生は特定の分野の知識を掘り下げていく時期なので、むしろ大学生の方が広い視野を持っているかもしれません。

なので、知識の広さで言ったら「頭がいい」とは言えないと思います。

一定の分野の知識を深く持っている

知識を深く持っているという点に関しては、大学院生が優れていると思います。

先に書いたとおり、大学院生は専門分野の勉強・研究を進めるわけなので、自然と深い知識が身につきます。

世間一般の方がこの深い知識を見れば、「頭いい」と思うのも納得だと思います。

テストの点が高い

大学院生って特にテストとかないので、この点はなんとも言えないですよね。

例えば、TOEICの点数を大学生と比べても、英語が苦手な大学院生も山ほどいますし、、、。

テストの点に関しては「なんともいえない」がアンサーになりますね。

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頭の回転が速い

頭の回転の速さに関しても、大学生と大して変わらないと思います。

大学生でも頭の回転が早い人は全然いるので。

頭の回転についてはそもそもの各個人の特徴によるので、大学院生が優れているとは一概には言えないと思いますね。

論理的な思考力を持っている

論理的思考力に関しては、明らかに大学院生の方が優れていると感じます。

なぜなら、論文作成や研究発表で論理的思考力をめちゃくちゃ鍛えてもらえるからですね。

実際、ぼくが大学院生になって一番成長したのは論理的思考力だと思っています。

なので、論理的思考力の面を見れば「大学院生=頭いい」と思われるはずです。

というか、ぼく個人の主観としては「論理的思考力がある」というのが世間一般の方が持つ「頭いい」なのかなと思っています。
それなら「大学院生=頭いい」と思うのは必然ですよね。

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結論、大学院生には頭いい人・悪い人両方いる

ここまであらゆる定義の「頭いい」で大学院生を見てきました。
結論としては、「大学院生には頭いい人もそうではない人も両方いるよ」ってことです。

実際ぼくも頭いい方ではないと思ってます。
さらに、大企業に就職してからいろんな学歴の人を見てきましたが、学歴と頭の良さは必ずしも比例するわけではないんだなと分かりました。

なので、「大学院生は頭いい」という固定観念は持たないよう気をつけてください。

なぜ固定観念を持っちゃいけないのかは下記で解説していきます。

頭いい人じゃなくても大学院生になれます

頭いい人じゃなくても大学院生になれます

ここまで解説したとおり、必ずしも「大学院生=頭いい」というわけではありません。

もしあなたがこれから大学院に進学しようか迷っていたら割と朗報ですよね。

ということで、頭いい人じゃなくても大学院生になれる理由をさらに解説していきます。

理由①:大学院には内部進学があるから

結論、大学院には二つの進学方法があるんですよね。以下の通り。

  • 内部進学
  • 外部進学

先に外部進学から解説。

外部進学

外部進学とは現在通っている大学から別の大学にある大学院に通うこと。

例えば、M治大学からT京大学に進学するなどですね。

ちなみに、上記のように出身大学よりもレベルの高い大学の院への進学することを「学歴ロンダリング」と言うこともあります。

外部進学の特徴はきちんと試験を受けないと入学できないということ。
つまり、外部進学する人は試験を受けて合格した人なので、基本的に「頭いい」と思います。

内部進学

内部進学とは現在通っている大学の大学院にそのままエスカレーター式で通うことです。

内部進学の特徴は試験合格が簡単だということ。一応形式上試験はあります。ただ、

  • 学部時代の成績が良ければ筆記試験が免除になる
  • 研究室の先輩が過去問を持っていて、その勉強をするだけで簡単に合格できる

など緩いんですよね。

実際、ぼくも内部進学です。
学部生時代の成績が中の上くらいだったので、筆記試験免除にしてもらいました笑

つまり、内部進学の場合、どれだけ成績が悪くても、どれだけバカでも割と大学院進学できちゃうわけです。

なので、頭がよくないと大学院に進学できないわけではないのでご安心を。

大学院は何するところなのか?進学するメリット・デメリットも解説
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理由②:大学院進学後に「頭いい人」になれるから

ここからは本質的な話になりますが、大学院進学時には頭がよくなくても大学院で過ごしている中で「頭いい人」になれます。

なぜなら、めちゃくちゃ論文読まされたり、思考する機会も多くなったりするから。

ぼくも大学院進学前はクソでしたからね、、、。
論理的に話すこともできなければ、人よりアイデアを出す速さも遅いって感じでした。
ただ、大学院に2年間通ったおかげでそのコンプレックスは完全に解消できたと思っています。

なので、今自分に自信のない人こそ、大学院に進学する意味はあると思います。

ぼくが大学院生になってから変化したこと

ここからは具体的にぼくが大学院生になって変化したことを簡単に紹介します。

変化したこと(大きく変わった順)

  • 論理的思考力
  • 読書時間
  • 読解力
  • 文章力
  • スピーチ力

論理的思考力

論理的思考力については先程書いたとおり、一番成長しました。

これが成長したのも次に紹介する読書時間のアップも要因かなと思います。

読書時間

次に変化したのは「読書時間」。

大学院生になると大量の論文+書籍を読まされます。
最初は苦痛だったのですが、次第に読書がやみつきになりました。

その結果、下記のようにブログで論文の読み方や読書術について発信するまでになりました。
» 論文の読み方でおすすめなのは「落合陽一式」【元大学院生が紹介】
» 読書術マスターまでの完全マップ【入門~上級まで:全15記事で解説】

読解力

読書時間や論文を読む機会が増えれば増えるほど読解力の成長を実感しました。

読解力に関しても他の記事で解説しているのでぜひどうぞ。

本の内容が理解できない原因とは?その対処法も徹底解説
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文章力

大学院生になると大量に文章を読まされるだけでなく、大量に文章を書かされます。

しかも、多岐にわたっており、レポート・論文・就活のエントリーシートなど様々。

ちなみに、ぼくはこれにプラスでブログ記事書いてました、、、。

なので、文章力も飛躍的に向上します。

とはいえ、面白い文章を書ける能力というよりは論理的な文章を書く能力が伸びる感じです。

ぼくが文章力を鍛えるために読んだ本
» 【2023年】論文の執筆に役立つおすすめ本5選【大学院生向け】

スピーチ力

大学院生になると文章を書くだけでなく、発表・スピーチする機会も多くなります。

スピーチ力という点も場数が増えるので向上しますね。

上記のように、大学院生になるだけでもかなりのスキルがアップしますよ。

「頭いい人じゃないと大学院行けないのでは」と悩むのは不要です

本章の内容を端的にまとめると頭いい人じゃないと大学院行けないんじゃ・・・と悩むのは不要ですよってことです。

理由はここまで解説したとおりで、大学院には様々な人がいるとともに、頭の良さは入学後に成長するからですね。

今大学院への進学を迷ってる方がいたら、ぼくのアドバイスとしては以下の通り。

「成長したいなら大学院行っておけ」

とはいえ、むやみに大学院に進学するのは危険なので、下記を参考に適切に大学院・研究室を選ぶようにしてください。

» 失敗しない大学院の選び方と重視すべきこと5選【ヒントは逆算思考】
» 研究室選びと就職は関係ある?失敗しないための選び方を紹介

まとめ:「大学院生=頭いい」という思い込みは捨てよう

まとめ:「大学院生=頭いい」という思い込みは捨てよう
  • 大学院生は頭いい人とそうでない人両方いる
  • 大学院進学後に頭がよくなるが正しい認識
  • 頭のよさで大学院進学を迷う必要はない

いかがでしたか。

繰り返しにはなりますが、「大学院生=頭いい」という思い込みは捨ててください。

実はぼくも大学院に入学する前は「頭いい人に囲まれてやっていけるかな」とか思っていました。

そんなぼくでも余裕で修士課程を終了できましたし、あなたも自信持ってOKです。

また、大学院に入学すると就活も有利になってくるので普通に進学をおすすめします。

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それでは、また。

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  • この記事を書いた人

うぃる

海外テックメディアの編集者。新卒で建設会社に就職→1年半で退職→英語力0で海外転職→未経験から海外企業のSEOライター/エディターに。仮想通貨メディア6サイトを運営中。激ムズKW「仮想通貨 おすすめ」で検索1ページ目獲得、などの実績あり。「海外転職」「外貨獲得」の実体験を書いていきます。

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