本記事の内容
本記事の執筆者
うぃる(@willblog13)
年間300冊のペースで本を読むブロガーである私が、おすすめの選書方法について書いていきます。
結論、選書には「目的を持って本を探す」ことに意味があります。
その点も詳しく解説していきます。
この記事を読めば、正しい選書方法を知ることでき、読書を習慣づけることができますよ。
おすすめの選書のコツは目的の明確化
おすすめの選書方法に入る前に、あなたに意識してほしいのは「本を読む目的をはっきりさせること」。
なぜなら、本を読むときに目的をはっきりさせておかないと、本の内容が頭に入らないからです。
しかし、その当時のぼくはブログもやっていなかったし、文章に悩んでいなかったので、買ったあと最初の目次と第1章を読んで、そのまま積ん読してしまいました。
このように、「自分の悩みを解決したい」「〇〇について知りたい」といった目的(願望)があることが読書において非常に重要なのです。
実際に、あなたもこのような経験あるのではないでしょうか。
本を買ったのはいいものの、それが身にならないのであれば、お金と時間を大幅に無駄にしてしまいます。
本を選ぶときには、自分の目的や願望をはっきりさせましょう。
それでは、そのことを踏まえた上でおすすめの選書方法をご紹介します。
おすすめの選書方法を教えます
- 自分の読みたい本を選ぶ
- 「なりたい」人の本、「なりたい」人が推薦する本を選ぶ
- 「入門書」「古典」を選ぶ
おすすめの選書方法は上記の3つ。
それぞれ解説していきます。
おすすめ選書方法①:自分の読みたい本を選ぶ
非常にシンプルですが、非常に効率がいいおすすめの選書方法です。
なぜなら、先程選書には自分の目的と願望が必要であるといいましたが、この方法はそれを一番率直に実現する方法だからです。
今回は主にビジネス書や実用書における選書の話をしていますが、例えば小説のときはどうでしょう。
そして、読みたいと思ってその本を読むから読破できますよね。
それと同じことをビジネス書や実用書でもやればいいだけです。
自分の読みたい本であれば、内容も頭にすらすら入っていきます。
なので、まず自分の目的・願望を明らかにし、難しいことは考えず、その目的に合致した本を探しましょう。
おすすめ選書方法②:「なりたい」人の本、「なりたい」人が推薦する本を選ぶ
自分の読みたい本が分からない、何に興味があるかわからないという方は、目標としている人が推薦する本を読むというのがおすすめの選書方法です。
なぜこの方法が有効であるかと言うと、「目標としている人に近づきたい」「目標としている人の考えを吸収したい」といった目的・願望が発生するからです。
目標としている人は誰でも大丈夫です。
会社員の方であれば尊敬している上司、先輩でもいいですし、尊敬しているのであれば先生や友達でも構いません。
また、幅広く考えると、尊敬するインフルエンサーの方が推薦する本、またはインフルエンサーの方々にはその方自身が本を出版している場合もあるため、その尊敬している人の本を読むというのも非常に有効です。
また、この方法から派生して、尊敬する人の本に書いてある出典・謝辞を見るというのも一つで手です。
そこには尊敬する人が参考にした本=尊敬する人が推薦する本が書いてあるからです。
ちなみに、ぼくはブログを始めるきっかけになったトップブロガー「マナブ」さんの紹介した本を結構信用しています。こんな風に選書の基準となる人を見つけられるといいですね。 続きを見る
【全204冊】マナブさんがmanablogでおすすめした本の全まとめ
おすすめ選書方法③:「入門書」「古典」を選ぶ
とある分野のことを知りたい場合のおすすめの選書方法は、まず入門書を読むこと。そして、ある程度知識が溜まってきたら古典を読むのをおすすめします。
入門書について
まず、入門書には以下のような本が挙げられます。
- 〇〇入門と書かれている本
- 図解版の本
- 漫画版の本
そして、入門書を読むメリットとしては以下が挙げられます。
- 簡単で読みやすい
- 内容がわかりやすい
- 基礎知識を得ることでもう一段階難しい本を読めるようになる
例えば、三国志の本を読みたいとなったとき、ひたすら文が書いてある本と漫画でストーリーになっている本だとどっちの方が頭に残るでしょうか。
やはり、漫画版だと思います。
なので、経験や予備知識がない分野の本を読みたいときは入門書を読みましょう。
古典について
しかし、ここで問題となるのが、入門書はその分野の全体を把握するのには向いているが、深堀りするには少し不十分であること。
そこで、読んでほしいのが、「古典」です。
なぜなら、古典というのは多くの人から支持され、時代の流れに負けずに超えてきただけの魅力ある情報が詰まっているからです。
メリットとしては、
- 今の考え方のベースとなっている
- 不変の真実が書いてあることが多い
- インプットに最適
やはり、時代を超えてきただけの情報が詰まっているので、自分の土台を作るのにはこんな最適な本はないです。
この一方で、少しデメリットもあります。それは
- 難しい内容の場合が多い
やはり昔の本であるがゆえに、現代と言葉や言い回しも少し違い、読みにくかったり、内容が難しく書かれている場合があります。
今は、そういった古典を改めてわかりやすく解説しているような本もあるので、古典にチャレンジして難しいと感じた場合はそういった本を読むのも一つの手でしょう。
なので、まとめると、入門書である程度知識を蓄えてから古典を読み、知識の土台を固めるといった流れが良いかと思います。
特に、健康分野などに関しては昔の常識を鵜呑みにしてしまうと非常に危険です。
おすすめの選書サービス
選書に使えるおすすめのサービスを2つ紹介しますね。それがこちら。
- Kindle Unlimited
- flier
それぞれ簡単に紹介していきます。
Kindle Unlimited
最初に紹介するのは、「Kindle Unlimited」。
なぜ、Kindle Unlimitedがおすすめなのか。それは「読み放題」だからです。
月額980円(30日間の無料体験あり)なのですが、あらゆる有名本からマイナー本まで読み放題になるんですね。
読み放題が選書に良い理由
- いくらでも試し読みができる
- ハズレ本を引いてもタダで返却できる
- 気軽に積読できる
以上のように、電子書籍×読み放題は選書に超使えるんですよね。
軽い気持ちで気になる本をチェックできるし、当たり本であればそのまますぐ読める。
ぼくのKindle Unlimitedレビュー記事はこちら
» 【Kindle Unlimited レビュー】コスパ最強の読み放題サブスク
flier
続いては、本要約サービスの「flier」。
こちらも月額2,200円の定額サービスで、最新のビジネス書の要約が読み放題になるサービス。
要約サービスということで、Kindle Unlimitedのように書籍をそのまま読めるわけではないですが、気になる本の全体像をパッと把握するには最適のサービス。
ぜひ導入検討してみてください。
なお、flierのレビュー記事はこちら。
» 【総まとめ】flier(フライヤー)の口コミ・評判【選書に便利】
おすすめの選書方法に関する疑問①:「ベストセラーは選んじゃだめなの?」
ここまでおすすめの選書方法を紹介してきましたが、よく「ベストセラーはどうやねん」っていう議論があります。
この議論に関して、結論、ベストセラーは読んでもいいです。
なぜなら、ベストセラーには売れたからの何かしらの理由があるからです。
しかし、それが良い理由とは限りません。
けれど、内容が良かろうが悪かろうが、ベストセラーは何かしら議論を呼んでいる本であるということは事実です。
議論を呼ぶ本を読むことは理解の幅を広げるには非常に重要であるので、ベストセラーを読むことが悪いことではありません。
しかし、やはり重要になってくるのが、その本を読む目的を明確にすることでしょう。
ベストセラーを読むにしてもその本から何を得たいのかをはっきりとさせましょう。
おすすめの選書方法に関する疑問②:「ダメな本も読むべき?」
続いても意外と推したいおすすめの選書方法なのですが、ダメな本も読むことをおすすめします。
え?ダメな本を読むべき?何を言っているの?と思ったかもしれません。
しかし、これが意外に重要。
なぜなら、ダメな本を読むことによって理解が深まるからです。
詳しく言うと、正しい知識を得たあと、ダメな本を読むことによって、「これは違うだろ」「この言い方自分ならこうするのにな」など第三者視点からダメ本と向き合うことで、知識の理解およびアウトプットが向上するからです。
しかし、重要なのが、「正しい知識を得たあと」であること。
正しい知識を得る前にダメ本を読んでしまうと、間違った知識、偏った知識が定着してしまう恐れがあるからです。
なので、ダメ本はこれまで読んできたことのアウトプット専用の本として読みましょう。
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おすすめの選書方法のまとめ
- 自分の読みたい本を選ぶ
- 「なりたい」人の本、「なりたい」人が推薦する本を選ぶ
- 「入門書」「古典」を選ぶ
おすすめの選書方法は理解できましたか。
しつこいようですが、重要なのは本を読む目的を明確にすること。
この選書方法を使えば、良い本に巡り合う確率は格段に上がると思います。
ぜひ皆さんもこの選書方法を会得して良い読書ライフを!
そして、選書をマスターしたらある分野を追求するのもいいですね。
分野の深堀り方法は下記の記事を参考にしてください。
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それでは、また。 続きを見る 続きを見る
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