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本記事の内容
本記事の執筆者
うぃる(@willblog13)
この記事を書いているぼくは、2022年3月に大学院を修了して、現在はとある東京の大企業で働いています。
まず結論から、大学院は普通にきついです。
ぼくも実際に体験したので、世間一般の印象通りって感じだと思います。
では、なぜ大学院はきついのか、その理由と解決策を解説していきます。
この記事を読めば、大学院がきついということを知れて、進学前と後のギャップをなくすことができますよ。
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大学院ってきついの?
冒頭でも述べましたが、大学院はきついです。
もちろんきついときばっかりではないですが、きついと思うときの方が多いって感じですかね。
以下では、大学院がきつい理由からそのきつさを耐えてまで進学するメリットを解説していきます。
大学院はきつい理由
ぼくが考える大学院がきつい理由は主に以下だと思います。
- やることが多い
- 時間的制約がない
- 研究の終わりが見えない
やることが多い
1つ目はやることが多いということ。
大学院生は研究はもちろんのこと、以下のようにやることがたくさんあります。
- 他の研究室のメンバーの手伝い
- 教授の手伝い・雑用
- TA(ティーチャーアシスタント)
- 就活
- アルバイト
しかもそこそこの量があるので、割と休む暇がありませんね。
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時間的制約がない
2つ目は会社のように時間に制約がないことです。
やることが多い+時間に制約がないということで、永遠とやれてしまうんですよね。
これが大学院=きついという印象を生み出しているのだと思います。
研究の終わりが見えない
3つ目は大学院生のメイン活動である研究に終わりがないことです。
研究というのは答えがないものを追求することなので、なかなか終わりが見えてきません。
しっかりと目的や研究のゴールを決めておかないとかなりきつい思いをすると思います。
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大学院生と社会人どっちがきついか
では、大学院生と社会人どっちがきついのでしょうか。
個人的には、体力のきつさだと大学院生、メンタルのきつさだと社会人なのかなと思います。
理由は以下の違いがあるからだと思います。
- 大学院生→時間的制約がないため、永遠と作業できてしまう。一方で、その作業に責任が重くのしかからないので、メンタル面にはやさしい。
- 社会人→残業はあるものの、労働時間には制約がある。一方で、仕事ひとつひとつの責任が重い。
ぼくも社会人になって思うのは、体力的には大学院生時代の方がきつかったなということです。
でもメンタル面はちょっときつい。
意外と上記の違いを理解しておくのは、今後のために重要だと思います。
大学院のきつい分、耐えるメリットがある
ここまで大学院のネガティブキャンペーンをやってきましたが、ぼくはそれでも大学院に進学する価値はあると思っています。
なぜなら、大学院はきつい分以下のメリットを得られるからです。
- 社会人になる前に基礎的なスキルを習得できる
- 深い思考力を身につけられる
- 社会人が楽に感じる
全部ぼくが社会人になって実感したことです。
大学院に進学したことで基礎的なスキル、思考力を身につけることで、社会人になってから「え、こんなことで評価されるの?」みたいなことが多々ありました。
なので、社会人になる前に大学院という2年間を投資することはそれなりに意味があると思います。
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大学院できついと思った瞬間3選【ぼくの体験談】
以下では、実際にぼく自身が大学院できついと思った瞬間を3つ厳選してお伝えします。
ぼくがきついと思った瞬間は以下の通り。
- 学会論文がリジェクトとされたとき
- 修士論文提出前
- 研究と就活を両立しないといけないとき
それぞれ体験談を語っていきます。
①学会論文がリジェクトされたとき
最初にきついと思ったのは学会論文がリジェクトされたときですね。
ちなみに、リジェクトとは審査のある学会への論文投稿で、審査に落ちるということです。
リジェクトに関しては、メンタル面がきついです。
簡単に言うと、「お前のこれまでの努力、クソです」と言われているようなものなので、やっぱり精神的に傷つきます。
しかも、リジェクトされたときにリジェクトした理由みたいなのがPDFで送られてくるのですが、内容が辛辣なんですよね。しかも、理不尽なリジェクトのときもあるし。
これまでの努力を否定されるという意味で、かなりきつい体験だったなと思います。
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②修士論文提出前
続いて、修士論文提出前です。
これはなんとなく想像できますよね。
修士論文はめちゃくちゃでもなんとかなりますよ【例外あり】でも書いたとおり、正直修士論文はそんなにきつくないはずですが、いざ提出前になると
「例外として落とされるのでは?」
「なんか致命的なミスを犯しているのでは?」
と段々と疑心暗鬼になるんですよね。
多分あなたもそんな思いをするはず。
繰り返しにはなりますが、修士論文はそんなに審査がきつくないので、もっと気楽に構えましょう。
③研究と就活を両立しないといけないとき
最後が、研究と就活の両立です。
研究と就活の両立がどうきついかは『大学院生の効率的な就活スケジュール方法【就活の開始時期は?】』でスケジュールを見て感じてください。
一方で、大学院への進学は就活を楽に進めるのは確かだと思います。
その背景や具体的にどう就活を進めていくかは『大学院卒は就職において有利?【学部卒との違いも解説】』をご覧ください。
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大学院がきついときの対処法
では、大学院がきついと思ったときはそのまま放置でいいのかというとそうではありません。
きついと思ったまま放置していると、心や体に影響が出始めます。
なので、大学院きついなと思ったら以下のいずれかを実践してみることをおすすめします。
- 無理せずサボる
- 別の逃げ道を作る
- 信頼できる人に相談する
無理せずサボる
一番手っ取り早い方法はサボるということ。
理由は、所詮大学院生といえど学生なので、責任とか感じなくていいからですね。
実際ぼくも大学院生時代は「めんどくせぇ」と思ったときはサボって、家でAmazon Prime見てました。
個人的には、メンタル面にきてるときこそ、サボるは有効かなと思います。
サボっても死ぬわけではないので、もっと気楽に大学院生活を楽しみましょう。
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別の逃げ道を作る
続いては、別の逃げ道を作るということ。
オススメは以下の通り。
- 趣味
- 副業
- 親友や彼女
やっぱり心の拠り所があるだけでだいぶ変わると思います。
ぼく自身は大学院生がブログを始めるメリットを紹介【始め方・注意点も解説】でも書いたとおり、副業(ブログ)に逃げ道を見出しました。
「俺にはブログでスキル磨いているから最悪研究うまくいかなくてもいいや」
みたいな意味分からない理論で、心を落ち着かせていました。
上に挙げたもの以外でも自分の心が落ち着くものを持っていると今後の人生が楽になると思いますよ。
なお、大学院生がお金を稼ぐ方法は『大学院生におすすめのお金の稼ぎ方12選【バイトするな】』で紹介しています。
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信頼できる人に相談する
最後は「信頼できる人に相談する」です。
「サボる」「逃げ道を見つける」ができなかった人向けですね。
悩んでいるときは誰かに話すことが一番。
もちろん、研究室でよい人間関係を持っているならその人に相談するでもいいし、家族や友人でもいいし、とにかく誰かに話すようにしましょう。
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大学院がきついと思ったら、無理せず「サボる」「逃げ道をつくる」「相談する」を徹底して、乗り切っていきましょう。
それでは、また。