本記事の内容
本記事の執筆者
うぃる(@willblog13)
年間300冊のペースで本を読むブロガーである私が、YouTube大学で有名な中田敦彦さんの読書術について書いていきます。
この記事を読めば、読書家中田敦彦さんの読書術を知ることができ、あなた自身も読書を習慣化したくなりますよ。
オリエンタルラジオ中田敦彦さんとは
中田 敦彦(なかた あつひこ、1982年9月27日 - )さんは、日本のYouTuber、実業家、お笑いタレントです。
中田敦彦さんの実績や活動はこちら
- お笑いコンビ・オリエンタルラジオのボケ、ネタ作り担当
- 相方は藤森慎吾さん
- ダンス&ボーカルグループ・RADIO FISHのメンバーとしても活動
- 現在はテレビ活動をお休みし、YouTubeの方に注力
メインチャンネル「中田敦彦のYouTube大学」では、「学ぶって楽しい」をコンセプトに、教育系YouTuberとして、歴史や偉人・文学などを紹介し解説する動画を投稿しています。
2020年10月11日に登録者数300万人を突破して、大人気チャンネルとなっています。
この中で日々更新されている動画はほとんどが書籍を元に作られています。
また、この他にもオンラインサロンや他のサブチャンネル(トーク、英語)にも力を入れていますね。
活動量がすごい・・・!
それでは、今回は多大な情報量をインプットかつアウトプットする中田さんの読書術をご紹介します。
なので、本記事の信頼性=中田敦彦さんの「読書術」+10冊以上の「読書術」の本です。
中田敦彦さんが読書するようになったきっかけ
上記のメンタリストDaigoさんとの対談動画で述べていたのですが、元々中田さんは本を読む方ではなかったそうです。
では、なぜ本を読むようになったかと言うと、「しゃべるためのネタを探すため」だそう。
さすが、芸人さんといったところですよね。
やはり、しゃべるのが好きだそうで、その話題の種として読書をするようになったそうです。
そして、今ではその行為がYouTubeに活かされているというわけですね。
中田敦彦さん流読書術①:マインド編
- 1回読んだだけでは頭に入らないと受け入れる
- まずは1回通して読んでみる
- 興味ない、理解できないところは飛ばしてよい
- 1回目では全体を把握、2回目で面白いなというところだけ熟読
- 本の全部をもらおうと思わない
以上のように中田さんの読書術をまとめてみました。
1回読んだだけでは頭に入らないと受け入れる
これは読書をする上でのマインドです。
中田さんが動画で「ぼくでも本の内容は1発では頭に入らない」と述べていました。
このマインドに関してはぼくが読んだ読書術の本でも共通して述べられていました。
やはり、「読書=1回読んだら終わり」という考えを持っている人が多く、そのマインドで読書し始めると挫折しやすいと思います。
「読書=何回も読んでようやく理解できる」といったマインドを持つようする。
本の内容を忘れない読書術は「複数回読み」【時短×記憶定着】
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まずは1回通して読んでみる
興味ない、理解できないところは飛ばしてよい
多くの人は1発でこの本を理解しようと意気込んでしまうので、途中で理解できないところでつまづいて、そのまま挫折してしまいます。
まずは「1回読んだだけでは頭に入らない」と受け入れる。そして、興味ないところや理解できないところはどんどん飛ばし、まずは1回通して読むことで全体の外観を理解するということを最優先にするべきなのです。
こちらも多くの読書術の本で述べられていました。
まずは1回通して読むことで全体の外観を理解しよう。
1回目では全体を把握、2回目で面白いなというところだけ熟読
以上をまとめて、1回目では通して読むことで全体を把握し、2回目では1回目の情報を踏まえて面白いなと思うところだけを熟読をすると中田さんは述べていました。
このように複数回にわけて読む+まずは全体把握+気になったところだけ読む(スキニング)に関しては、下記の記事でも詳しく解説しています。
【読書術】「全部読まない」が本を早く読む最適の方法です【速読】
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本の全部をもらおうと思わない
面白いなというところだけ読むという方法は多くの読書術の本で取り上げられています。
この読む場所を取捨選択するのを「スキニング」と言います。
よく初心者が陥りがちなのが、「本の全部を覚えよう」としてしまうこと。
投資家は「頭としっぽは残せ」という言葉があるように、いいところだけを取るのが重要だそうです。
投資においても読書においても欲張りにはなってはいけない
中田敦彦さん流読書術②:アウトプット編
- 締め切り効果を使う
- 軽アウトプットをする
- 本に書き込みをする
中田さんは動画内で「読書においてアウトプットが最重要である」という旨を話していました。
中田さん流の読書術を上記3つにまとめました。
それぞれ見ていきましょう。
締め切り効果を使う
まず読書において重要なのが、だらだら読まないこと。
これを一般の方に置き換えると、SNSやブログで発信をすることで「いつまでに人前に出す」といった締切効果を生み出すことができます。
これ以外でも身近なところでは、通勤の電車30分でここからここまで読むぞ!と決めることも非常に有効になっていきます。
締め切り効果を有効活用しよう
» 【多忙なあなたへ】読書時間の作り方おすすめ5選【具体例あり】
軽アウトプットをする
これはかなり中田さん独自の方法になりますが、本を軽く読んだあとの理解が不十分な段階で知人とかに話してみるという方法です。
軽アウトプットのメリットとしては、以下の通り。
- 自分の理解が足りていないところを把握できる
- 自分は面白いと思ったところと他の人の面白いところが共通点や相違点を把握できる
たしかにこれを理解した上でもう一度読み直すのは非常に合理的で効率的です。
ある程度読んだら知人に話してみたり、SNSに感想を投稿してみよう。
» 【保存版】読書のアウトプット方法おすすめ5選【効率的】
本に書き込みをする
中田さんはゴリゴリに本に書き込みをするそうです。
特におすすめされていたのが、本を開いた最初の見開き1ページの空白に直メモをするということです。
中にはないものもありますが、大抵の本では見開き1ページに何もない空白のページがあります。
メリットは以下の通り。
- 本の全体像を1ページで理解できる
- 1ページにまとめるので、自然と情報を厳選できる
- その本を取り出せればすぐに内容を復習できるので、復習に便利
この方法に関してはどの読書術の本でも述べられていなかったのですが、非常に効率的な方法だと思います。
メンタリストのDaigoさんも非常に感心していましたね。
本を神聖なものだと思わないで、バンバン書き込みをすることが重要!
※なお、2021年3月からシンガポールに移住した中田敦彦さんは紙の本ではなく、電子書籍を購入するようになったそうです。
紙の本と電子書籍それぞれのメリット・デメリットは以下から確認できます。
» 結局、紙の本と電子書籍どっちがいいの?【結論、電子書籍です。】
中田敦彦さん流読書術③:選書編
- 書店で探す
- あまり背伸びしない
- 自分に合う本を選ぶ
書店で探す
中田さんは書店で探すことが多いそうです。
そして、1,2週間に1回、3時間ほどかけて本を厳選し、まとめ買いするそうです。
中田さんは書店のメリットとして「試し読み放題であること」と述べていました。
たしかにあんなに中身を公開しているお店って書店くらいしかないですよね。
基本は本屋を有効活用すること!
※書店行くのめんどい人向け
とはいえ、「書店いくのめんどくさい。家でだらだら試し読みしたい」という人もいると思います。
そんな人は、確実に「Kindle Unlimited」がおすすめです。
Amazonがリリースしている読み放題サービスで、有名な書籍が読み放題になります。
もし「書店にいくのが面倒」「近くに書店がない」という方は、Kindle Unlimitedでも十分かと。(30日間無料体験あり) 続きを見る
【Kindle Unlimited レビュー】コスパ最強の読み放題サブスク
あまり背伸びしない
やはり、書店に行くとみんな「今日から賢者になるぞ」とテンションが上ってしまい、背伸びした本を買ってしまいます。
そして、読むのを挫折して積ん読をしてしまい、自分は本読めないんだという負け癖が就いてしまうことが問題であると述べていました。
そこで、中田さんは、できるだけやわらかい本、特にイラストが多かったり、漫画版の本を優先して選ぶそうです。
そうすることで、読み切る癖をつけていくことが重要ということですね。
ときには、難しい本にもチャレンジするそうなのですが、難しく分厚い本はできるだけコンディションがいいときに読むのもおすすめされていました。
基本は優しい本から!難しい本はコンディションがいい日に!
自分に合う本を選ぶ
中田さんは自分の好き嫌いで本を選ぶそうです。
中田さんが例として挙げていたのが「物件探し」。
本を物件として、「外観」「内装」「管理人」などそれらの条件が良い物を選ぶといった感じですね。
たしかにそう考えるとわかりやすい。
中田さん曰く「本選びはわがままでいい。好きな人から話を聞く感じで選ぶ。」
中田敦彦さんの読書術が超合理的だったので紹介しますのまとめ
いかがでしたか。
これまで述べてきたことを実践すれば、読書習慣はかなり身につくと思います。
特に持つべきマインドは以下の3つ。
- 1回読んだだけでは頭に入らない
- 本の全部をもらおうと思わない
- 知っているか知らないかは大きな差
特に最後の「知っているか知らないかは大きな差」は重要だとぼくも思います。
なので、中田さんのように読書をもって軽いものととして捉えましょう。
それでは、また。 続きを見る 続きを見る
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