本記事の内容
- 近頃の大学生の読書量
- 大学生が読書することで得られる5つのメリット
- 大学生がにおすすめの本
本記事の執筆者
うぃる(@willblog13)
年間100冊のペースで本を読むブロガーである私が、近頃の大学生の読書事情について書いていきます。
本記事では、近頃の大学生の読書量について紹介します。
この記事を読めば、大学生が読書すべき理由を知ることができ、読書を習慣づけたくになりますよ。
大学生は1日120分の読書量で上位8.6%に入れます
もし読書習慣があまりないなら周りのライバルたちに差をつけられているかもです。
今回は大学生の平均読書量を把握し、読書をすべき理由を探っていきましょう。
大学生で1日の間に読書する人の割合は?
さて、大学生は1日にどれだけ読書をするのでしょうか。
今回は全国大学生活協同組合連合会(以下、大学生協)の調査を見てみましょう。
大学生協が毎年実施している調査の第56回学生生活実態調査の結果です。
調査結果でこのように書かれています。
1日の読書時間の平均は32.1分(前年+1.7分)、有額平均(読んだ人の平均)は63.0分で同じく2.0分伸びた。
引用:第56回学生生活実態調査の概要報告|全国大学生活協同組合連合会(全国大学生協連)
これを見ると、前年度より読書時間は増えていることがわかりますね。
それにしても1日の読書時間の平均は約32分だそうです。
これが多いのか少ないのかわからないですよね。
ということで、次に読書時間の分布を見てみましょう。
日頃読書する大学生の平均読書時間とは?
こちらの結果をまとめるとこうなります。
1日の読書時間が「30分~60分未満」12.4%(前年+0.6ポイント)、「60分~120分未満」19.4%(同+0.4ポイント)、「120分以上」8.6%(同+0.8ポイント)。「60分以上」は28.0%になり、18年から増加を続けている。
引用:第56回学生生活実態調査の概要報告|全国大学生活協同組合連合会(全国大学生協連)
前年度より減ったとは書いてありますが、大学生のおよそ半数が読書時間が「0」という実態です。
そう考えると、読書時間の平均が約30分というのは多いのかもしれませんね。
この結果の一方で、「60分以上」というのは18年から順調に増加しているとのこと。
つまり、大学生の中でも読書をする人と読書をしない人の差が大きいことが見て取れます。
大学生はどんなジャンルを読書しているのか?
ここまで読書量・読書時間に着目してきましたが、ここでは読書をしているジャンルに注目してみましょう。
大学生協の調査で以下のような結果が出ています。
今回、半年間(20年4~9月)に電子書籍で読んだものを調査したところ、「コミックス」38.9%、「趣味や関心のための書籍」26.3%(男性29.2%・女性23.4%)、「教科書や参考書」19.2%で利用されている。一方「電子書籍は読んでいない」33.8%は、性別・専攻別・学年別の差は見られなかった。(図表25)
引用:第56回学生生活実態調査の概要報告|全国大学生活協同組合連合会(全国大学生協連)
そうです。この調査は漫画も読書として入っているわけです。
つまり、自分の自己研鑚のために読書をする大学生は、本を読む大学生の中でもさらに限られた存在であるため、大学生全体で見ればかなり希少な存在なのです。
なので、結論としては、大学生で自己研鑚のための本(ビジネス書や実用書など)を読めば、かなり希少な存在になれるということ。
自己研鑚のため読書をする=偉いというわけではありませんが、大学生の中でもかなり優秀な人材であると考えられるでしょう。
読書をすれば「圧倒的な自己成長」ができる理由【人生イージー】
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大学生が読書をすることで得られるメリット5選
- 読書をして、実践するだけで周りと差をつけられる
- 社会を知ることができる
- 就職活動で困らなくなる
- 読書(勉強)習慣がつく
- 読解力が身につく
メリットは以上の通り。
まだ読書習慣がない大学生には、このメリットを十分に理解して読書に取り組んでみてほしいです。
読書をして、実践するだけで周りと差をつけられる
1つ目は、「読書をすれば周りと差をつけることができる」ということ。
これは先程の調査結果からみるとおり、大学生で読書をする人は半数程度しかいない上に、1日120分読書をする大学生は全体の8.6%。
そして、読書ジャンルに関しては自己研鑚のための読書をする人は一握り。
読書を習慣化して社会に出る前に周りと差をつけましょう。
注意点は読書するだけでは意味ないということ。
しっかりと吸収したことを実践するなど、アウトプットすることが重要です。
アウトプットの極意を知りたい方は下記の記事から。
【保存版】読書のアウトプット方法おすすめ5選【効率的】
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社会を知ることができる
2つ目は「社会を知ることができる」という点。
読書をすることで普段の学生生活では触れない情報や知識を得ることができます。
そこから、興味を持ったことを突き詰めるでもいいし、アルバイトやインターンで実際の現場に踏み込むでもいいし、読書は社会を知るきっかけになるのです。
就職活動で困らなくなる
3つ目は「就職活動で困らなくなる」という点です。
これは「社会を知ることができる」の派生ですが、読書を通じて視野が広がっている大学生と何もせずだらだら学生生活を過ごしてきた大学生とでは、就職活動で差が開きます。
ぼくが考える読書が就職活動に及ぼす影響は以下の通り。
- 視野広く就職先を考えることができる
- 自己分析をしやすくなる
- 趣味:読書をエントリーシートや面接でアピールできる
企業選びから面接まですべてにおいてメリットしか無いと思います。
就職活動で勝ち抜きたいなら読書をすべきです。
ちなみに、当ブログでは就活に使える本も紹介しています。
» 【決定版】2023年就活生におすすめの本はこの7冊だけ【実績あり】
読書(勉強)習慣がつく
4つ目は「読書(勉強)習慣がみにつく」ということです。
これはかなり重要。
そして、忙しい中で勉強をするモチベーションを保つのは難しいですよね。
それを克服するためには、学生のうちから読書習慣・勉強習慣を見に付けておくことが重要です。
大学生もそれなりに忙しいとは思いますが、その中でも読書習慣をつけておくことは社会に出てからも大いに役立つスキルとなると思います。 続きを見る
読書を習慣化する方法5選を紹介【年間100冊読めた】
読解力が身につく
最後のメリットは「読解力が身につく」という点です。
読解力は大学生の間も社会に出てからも必須となるスキルです。
大学生の間は・・・
- レポート
- 論文
- 研究
社会に出てからは・・・
- 報告書
- プレゼン
- メール
などなど。
読解力が必要となる場面は多々あります。
そのためにも大学生のうちから読書を通じて文章に慣れ親しんでおくことが大事。
そして、そこから読書をし始め、今では年間100冊以上読書するようになりました。
今からでも遅くないので、今すぐ読書を始めてみましょう。
読書初心者の大学生が読むべきオススメの本
ここからは読書初心者の大学生に向けて、オススメ本を紹介します。
特に今回は大学生に身近な内容として「就職活動」に向けた本を2冊ピックアップしました。
ぜひ手にとって読んでみてください!
科学的な適職
- 自分は仕事選びに何を重視しているのか
- 自分が進むべき業界は何なのか
- 自分が進むべき会社はどれなのか
これらを科学的に(データ、分析に基づいて)理解していくという本です。
メンタリストDaigoさんもおすすめしていた本で、かなり内容も充実しています。
説明もかなり丁寧で、科学的に適職を探す手順も明確に示してくれるので、読みやすい一冊。
【就活・転職に】「科学的な適職」のまとめ【書評・レビュー・要約】
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世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方
自己分析に関する本です。
自分が本当は何をやりたいのか、何を重要だと思っているのかを、様々な質問を通して分析していくという本です。
質問に答えながら読み進める感じですし、図解もそこそこあるので、初心者にはもってこいの1冊。
【書評】世界一やさしいやりたいことの見つけ方をやってみた【感想・要約】
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この他にもオススメの本はたくさんありまして、このブログでも多数紹介しています。気になる方はぜひ↓↓↓
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「大学生は1日に120分読書するだけで上位8.6%に入れます」のまとめ
- 大学生の半数近くが読書時間が「0分」である
- 自己研鑚のために読書をする大学生は、一握りの希少な存在
- 読書し、行動に移せば周りと差をつけることができる
いかがでしたか。
今回は大学生の読書事情と大学生が読書すべき理由について紹介してきました。
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素敵な読書ライフを!
それでは、また。 続きを見る 続きを見る
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