本記事の内容
本記事の執筆者
うぃる(@willblog13)
年間300冊のペースで本を読むブロガーであるぼくが、読書術のおすすめ本と今すぐできる読書術5選について書いていきます。
結論、自分にあった読書術を探すのが重要です。
実際に読書術の本を見ても筆者によっておすすめされている読書術が違うことが多いです。
しかし、今回はぼくが読んできた10冊以上の読書術に関する本で共通して書かれていたことのみをピックアップして紹介するので、信頼性のある情報です。
この記事を読めば、正しい読書術を知ることができ、本を正しく読めるようになりますよ。
読書術のおすすめ本10選
読書術のおすすめ本10選
書籍によっては書評(要約)記事を書いている場合もあるので、記事も合わせて紹介しますね。
①知識を操る超読書術
メンタリストDaigoさんの読書術に関する本です。
Daigoさん自身が超読書家ですし、それに加え科学的根拠をもとにしながら読書術を解説してくれるので、非常に参考になります。
書評記事
【書評】「知識を操る超読書術」で読書術について勉強しましょう【感想・レビュー】
②読んだら忘れない読書術
「読んだら忘れない読書術」も非常にわかりやすい読書術の本。
読書術、アウトプット法、選書方法をそれぞれ解説されているため、段階的に読書術を学ぶことができます。
③大人のための読書の全技術
中田敦彦のYouTube大学でも紹介されていましたね。
YouTube大学の動画とセットで読んでみると読書術がすぐ理解できると思います。
また、齋藤孝さんも有名な筆者なので、損することはないです。
書評記事
「大人のための読書の全技術」の感想・要約まとめ【読書の本質を理解】
④レバレッジ・リーディング
「レバレッジ・リーディング」は2006年の本なので、ちょっと古い。
ただし、現在でも当てはまるエッセンスばかりで良書。
また、あまり難しい言葉を使っていない印象なので、かなり読みやすい。
書評記事
「レバレッジ・リーディング」の内容をまとめてみました【要約・感想・書評】
⑤「読む力」と「地頭力」がいっきに身につく 東大読書
「東大読書」はメディアにも取り上げられるほど有名な本です。
個人的には次に紹介する京大読書術と一緒に読んでみてほしいですね。
書評記事
【東大読書の要約】東大式の読書術を解説します【内容・感想・書評】
⑥偏差値95、京大首席合格者が教える「京大読書術」
「京大読書術」は作者の粂原さんの実体験や具体例も豊富に書かれているため、非常に読みやすいです。
先程も書きましたが、東大読書とセットで読んでみてほしいです。
書評記事
「京大読書術」とはどんな読書術なのか?徹底解説【書評・要約・感想】
⑦東大首席弁護士が教える超速「7回読み」勉強法
少し読書術というよりは勉強法に近い内容ですね。
受験・資格勉強などで書籍を読む際に使える読書術が書いてあります。
書評記事
【東大主席弁護士】7回読み勉強法のやり方を紹介【内容・感想・書評】
⑧死ぬほど読めて忘れない高速読書
ちょっと煽り気味なタイトルですが、そこそこためにはなります。
特に読書メモのとり方や早く読む技術はかなり有益です。
⑨速読日本一が教える すごい読書術
速読日本一の方が書かれている本ですが、そこまで速読の話が出てくるわけではありません。
ただ、合理的な読書術をしっかり説明してくれている本って感じです。
書評記事
【速読日本一】「すごい読書術」の内容を要約してみました【要約・感想・書評】
⑩本を読む本
読書術の古典。
なので、上記の本が読み終わった後、余裕があったら読んでください。
読書術に関する本から厳選したおすすめ読書術5選
- スキニング
- 複数回読み
- 予測読み
- 視覚読み
- 要約読み
上記5つがオススメの読書術です。
それぞれ解説していきます。
おすすめ読書術①:スキニング
「スキニング」とは「拾い読み」のことです。
つまり、必要な箇所だけ集中して読む「全部読まない」ことを指します。
重要だと思う理由は、すべての読書術の本で述べられているからです。
共通して述べられているということはそれほど大事だということ。
詳しくは下記の記事で解説しているのでセットでご覧ください。 続きを見る
【読書術】「全部読まない」が本を早く読む最適の方法です【速読】
おすすめ読書術②:複数回読み
次に「複数回読み」です。
複数回読みといっても厳密に言うと、「1回の読書時間を超短縮した複数回読み」です。
複数回読むと、時間がかかる・労力がかかるといった問題が発生します。
しかし、それを改善したのがこの方法です。
メリットとしては
- 記憶への定着が良い
- スキマ時間を有効活用できる
- 読書への心理的ハードルが下がる
が挙げられます。
こちらも詳細は長くなるので、気になる方は下記の記事をぜひチェックしてください。
本の内容を忘れない読書術は「複数回読み」【時短×記憶定着】
続きを見る
おすすめ読書術③:予測読み
こちらは西岡壱誠さん著の「東大読書」やメンタリストDaigoさん著の「知識を操る超読書術」などかなりメジャーな読書術の本で述べられている方法です。
「予測読み」とは、表紙・帯・目次から「ここではこんな事が書いてあるんだろうな」と事前に予測するという読書術です。
つまり、事前に予測することで実際に読むという行為は「答え合わせ」になるのです。
メリットとしては以下の3つ。
- 事前に予測することで、実際に読んだときに記憶の定着が良くなる
- 事前に表紙・帯・目次をしっかりと読むことでその本の概要を整理することができる
- 話の流れを掴むことができる
このようにその本の全体を理解する上では必須の読書術。
また、予測した内容は紙に書き出したほうがより効果的です。
まずは、この予測読みから始めてみましょう。
おすすめ読書術④:視覚読み
続いては「視覚読み」です。
これは読んでいるときに内容を画像、図、映像でイメージしながら読んでいくという手法です。
なぜ「視覚読み」が有効化というと、人は文字よりも映像で覚えたほうが記憶の定着が良くなるからです。
実際、ぼくもあなたもある本を読むときにすでにやっているんですよね。
それが「小説」を読むときです。
小説を読むときって文章からその人物や風景、動作をイメージしながら読みますよね?
けど、ビジネス書や実用書になるとイメージしながら読めなくなってしまいます。
理由としては以下の通り。
一方で、ビジネス書などでは映像としてイメージすることができません。
では、どのようにイメージするのが良いのか。
それは書いてあることを「構造」としてイメージすることです。
その構造で使えるのが「マインドマップ」の考え方。
下記の画像のようにマインドマップを頭でイメージして「構造」という図で脳内に保存します。
最初は難しいとは思いますが、段々と慣れていくので、この「マインドマップ」で文章を整理するという意識で読書を繰り返してみてください。
おすすめ読書術⑤:要約読み
最後は「要約読み」。
本の内容を自分なりに要約することで、自分の言葉として記憶に定着させるという方法です。
メリットとしては下記の3つが挙げられます。
- 自分の言葉として脳内に情報が入るので、記憶の定着が良い
- 筆者の主張を見つけやすくなる
- 自分が得るべき情報が厳選される
本の内容を要約すると必然と自分の言葉に言い換えたり、置き換えたりします。
次に、要約前提で文章を読むと自然とどれが重要でどれが重要でないんだろうと筆者の主張を見つけ始めます。
そして、筆者の主張(つまり、その本で重要であると思われる場所)とそうでない場所を選別することができるので、自分が得るべき情報も自然と厳選されます。
このように、要約を前提で読むことが重要なのです。
普通の要約だと、本を1冊読み終わったあとに本全体の要約をすることが多いと思いますが、それよりは章や節などもっと細分化して要約していったほうが、より詳しく情報がインプットされます。
ここに関しては皆さんで自分の読み方にフィットするように試行錯誤を繰り返してみてください。
「おすすめの読書術5選を、読書術の本を10冊以上読んだ筆者が紹介します」のまとめ
- おすすめの読書術は「スキニング」「複数回読み」「予測読み」「視覚読み」「要約読み」
- 読書術の肝となるのは「記憶への定着」
- 最終的には自分で試行錯誤をして自分にあった読書術を身につけることが重要
いかがでしたか。
基本的に記憶への定着が読書術の基本となります。
なので、読書術に関しては各自で試行錯誤を繰り返しながら最適解を見つけていくしかないかなと思います。
自分に最適の読書術を身につけて良い読書ライフを!
それでは、また。 続きを見る 続きを見る
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